文化庁「国立劇場の再整備に関するプロジェクトチーム」からの報告「国立劇場の再整備にかかる整備計画」が7/31にアップされました。
国立劇場には文楽や歌舞伎、落語の鑑賞で年に何度も足を運んでいました。特に好きな文楽については、強い思い入れや提案があります。
「芸能を守るべきか」という授業をしていた中では、生徒の意見は色々でした。「海外公演やインバウンドを」という意見がある反面、まずは「日本人が好きならないと」いう意見もありました。
先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベースの中に、学校図書館を活用した文楽鑑賞の授業実践例として取り上げられています。ぜひご覧ください。
「菅原伝授手習鑑〈車曳〉」という題材について、文楽と歌舞伎での内容を比較する授業を行うに当たって、国立劇場に教材提供を申し入れた時に断られたことがありました。出版されている文楽のDVDは白黒…なので、貸していただきたいとお願いしただけなのです。
著作権の問題があることは、重々承知しています。しかし、教員は悪いことに使うわけがありません。昨今の状況ではなおさら、日本の子どもたちの心を耕すことが大事です。
新しい考えや文化をうまく取り入れてきたのが芸能。期待します。
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