引用がとっても多い記事ではありますが、現場で実感を伴っていました。
子ども・保護者・教員の三者面談では、
子どもが自分らしく生きている場合、話す割合が 子8:親0:教2 でした。
子どもが「自分はこうしたい、こう考えている、●●高校に進学したい」と子供が“一人で”話し、教員は「現状はこうです、今後こうしましょう」と応える。保護者は黙ったまま。気を遣って「保護者の方は何かありますか?」と教員が聞くと、「子どもが言ったとおりです」と言う。
これは放任ではありませんし、意思疎通が取れていないわけではありません。家でじっくり話し合ってきたという軌跡がしっかり見て取れる。それは子どもが保護者の目や反応を気にせずに、自信を持って話していることでわかります。
一方で、
子:保護者:教員の話す割合が0:9:1という家庭も…
この場合も気を遣って「○○さんはどう考えているの?」と子どもに振ります。たいてい子どもも初めて聞いたような保護者の話に面食らっていたり、何を言ってもしようがないとあきらめていたりして、家庭でのコミュニケーション不足が手に取るようです。
たくさんの家や親子の形・関係を見ていると、学ぶことが多かったです。
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