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【学校教育と著作権】学校現場での著作権に関する疑問は著作権情報センター(CRIC)のサイトで解決できる!

【学校教育と著作権】学校現場での著作権に関する疑問は著作権情報センター(CRIC)のサイトで解決できる!一歩先ゆく音楽教育(スキルアップ編)
一歩先ゆく音楽教育(スキルアップ編)
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皆さん、こんにちは。一歩先ゆく音楽教育、原口直です。

現在は学校での教育研究の経験と、未来につながる新しい学びについて情報発信しています。
このYouTubeチャンネルでは学び続ける先生と学生さんのために、学校で役立つ情報と提案を発信しています。

 

今日は著作権情報センターCRICの紹介をします。

私には日々著作権に関する質問が寄せられます。多くは学校の先生からのものです。その質問にお答えする時に、私は法学部出身でもなければ、法律のエキスパートでもありませんので、こういったサイトをよく用いています。

 

 

CRIC(著作権情報センター)とは?

著作権情報センター(CRIC)は、

著作権制度の普及活動および著作権制度に関する調査研究等を通じて、著作権および著作隣接権(以下「著作権等」)の適切な保護を図り、もって文化の発展に寄与することを目的として様々な活動を行っている公益社団法人

です。

 

CRICのサイトには様々な著作権に関する情報が載っています。著作物は音楽だけではありません。また、その「著作権の教育」や「学校での著作権」についてもわかりやすく載っているというのが特徴です。

 

では右上、右から2つ目の「著作権教育」を調べてみましょう。

 

 

「著作権教育のご案内」や「教員免許状更新講習」「5分でできる著作権教育」や「実践事例」などがこちらに載っています。

「5分でできる著作権教育」では様々な授業の中で短くできる著作権教育の実例が載っています。また「著作権教育の実践事例」小中高と校種に渡って様々な事例があります。また「みんなのための著作権教室」ということで、クイズやアニメで学べるウェブサイト。また「アンケート調査」などもあります。

 

 

著作権パンフレット「学校教育と著作権 ケーススタディ著作権 第1集」の紹介

今回紹介するのは2021年3月に更新された『著作権パンフレット「学校教育と著作権 ケーススタディ著作権 第1集」』について紹介します。

これは、

著作権問題を様々な切り口で整理し、それぞれの専門家の協力や文化庁の監修を得ながら、継続的に発行しているケーススタディ・シリーズ。
第1集は、教育に携わっている先生方を対象に、教育現場における著作権問題について編集したものです。

 

それが読めるのは真ん中のタブ「著作権Q&A」の下から4番目「学校教育と著作権」これで最新の内容がわかります。

 

この中身は直接学校に関わるようなもの、授業に関わるようなことが載っています。どれも「こういうこと、あるある」と思うような内容です。また今回更新された最近の著作権法の改正内容なども載っているので、非常に便利です。

では新しく更新された「学校教育と著作権」この内容を見ていきましょう。

 

学校での著作権について、特に音楽の授業に関係あることを中心に基本的なことを「学校における著作権入門(教員のためのシーン別著作権)」で解説しています。

 

いくつかご紹介します。

 

質問例:学校行事で人気漫画のキャラクターを使う場合に許諾は必要か?

Q4運動会等で、プラカードや看板などに人気漫画のキャラクターを描く場合、著作権者の許諾を得ておく必要がありますか。

という質問です。

実際に学校にいるとこういった現場に出くわすことがあります。人気マンガのアニメのキャラクターを使うこと「いいのかな?」と思ってしまうこと、ありますね。
ここでは「その学校行事の教育効果を高める上で必要であると認められるならば、許諾を得ずに複製できる場合に該当すると考えてよいでしょう。」とあります。詳細については全文をきちんとご覧下さい。

また他の質問も見てみましょう。

 

質問例:著作権法改正の内容の学校教育活動への影響は?

Q14最近の著作権法の改正内容を教えてください。また、それらを学校の教育活動の中でどのように取り扱えばよいですか。

 

特にこの新しく著作権法が改正されたその内容については、平成15年からの主な改正内容がわかりやすく書かれています。
例えば平成24年のいわゆる「写りこみ」、それから平成28年の「原則的な保護期間を50年から70年に延長」こういったところは大きな話題になりました。また最近でも様々な著作権の改正がされています。

そして最後には「学習指導要領」についても触れられています。
「技術・家庭」や「情報」そして「音楽」や「美術」こういった中にも著作権・知的財産権の項目があるということ、その内容についても書かれています。

他の項目も学校現場にいれば必ずよく目するような役に立つ内容ですので、ぜひご覧ください。

 

私が知的財産権教育をどのように実践していたか、中学生に教えていたかを「音楽科で教える知的財産権の内容とは?新学習指導要領で強化された分野の指導方法の実践例を紹介します」で紹介しています。

 

 

CRICの提供する著作権教育の教材・資料等について

CRIC発行の著作権パンフレットの入手方法

またこういった著作権のパンフレットについて「紙でほしい」という場合・「冊子でほしい」という場合、著作権パンフレットを取り寄せることもできます。色々な種類の著作権に関する内容があります。
もちろんPDFで見ることもできますので、例えば研修で使うとか、手元に置いておきたいとか、生徒に見せたいとか。そういった場合はぜひこのダウンロードするとか冊子を配布する、こういったことをやってみてください。

実際、私の知的財産権の授業の中でも、このようなパンフレットたくさん使わせていただきました。1人1冊持つ場合もあれば、共有で班に数冊ということもありました。またその授業が終わった後も、図書館や音楽室に置いておくこともできますので、著作権について目に触れやすいと思います。

ぜひこういった著作権パンフレットも活用してみてください。

 

私は、音楽の授業の時よく図書室を利用していました。図書室は、授業を行う場所としての役割と資料の集まる場所という位置づけ、それからなんといっても司書の存在はとても大きいものです。「【メリットだらけ】教員のための学校図書室活用のススメ」の動画で、図書室の活用法・図書室のメリットを紹介しました。

 

「みんなのための著作権教室」は著作権教育に役立ちます

そしてこのサイトには子どもが見るためのページもあります。

 

 

私も法律家、専門家ではありませんので、子どものためのページ。とても役に立ちます。
優しい言葉で書いてあったり、ビジュアル的にもとても見やすくなっているので、私も子ども用のページから学ぶこと、それから質問の回答を探すこと…よくあります。

このCRICのサイトでは、やなせたかしさんのイラストと共に様々な実例、教育の方法なども書かれていますので、この子ども用の「著作権教室」こちらも活用していただけると一緒に学べるのではないかなと思います。
中には「指導される方へ」 というのもあります。教員が読んで理解しやすいもの、また学校に即した著作権の内容が書いてありますので、ぜひ活用してみてください。

 

どうして音楽を学校で学ばなければいけないのか?と生徒に質問された時、教員の皆さんは答えることはできますか?音楽の授業は、「生活や社会」(知的財産権など)を学ぶハードルを下げることができるのです。詳しくは「音楽という教科の必要性を知る【音楽の授業いる?いらない?】」をご覧ください。

 

 

まとめ:【学校教育と著作権】学校現場での著作権に関する疑問は著作権情報センター(CRIC)のサイトで解決できる

今日は著作権情報センターCRICのサイトをご紹介しました。

著作物は学校の中にたくさんあります。音楽だけではなく様々な生徒が作るもの、そして先生方ご自身が作り出すものに、著作権はあります。まずは学校や教育、ご自身の校種や教科に関わるところから著作権のことを知ってみてください。

 

【授業目的公衆送信補償金制度とは?】YouTubeを授業で積極活用して欲しい理由と有効活用のコツ」でオンライン授業にまつわる著作権の解説をしています。YouTubeを授業で活用する時の著作権、どうなっているかご存知ですか?

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「【学校教育と著作権】学校現場での著作権に関する疑問は著作権情報センター(CRIC)のサイトで解決できる」も是非ご覧ください。

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この記事を書いた人
原口直

Google認定教育者/東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

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