勇気ある発信です。
免許外教科担任制度が常態化している自治体は少なくないと思います。特に音楽科は実技教科であるので、他人事ではありません。
1教科でさえ習得・指導するのは大変なのに「2教科!?ありえない!」と考えていましたが、現代ならば解決策が見いだせます。
【解決策の私案】①教材コンテンツ
②遠隔授業
③教科横断の考え
②遠隔授業
③教科横断の考え
①教材コンテンツ
YouTubeはじめ優良な動画コンテンツは多くあります。
また、教材コンテンツと銘打ってない動画であっても、教員目線で見ると教材にできるものはいくらでもあります。
これまでの教科書での指導。良くてもプラス準拠DVDよりも、ずっとよい環境に変化しています。
②遠隔授業
1人の教科担任が、オンラインでつないだ数校を同時に指導することが可能です。双方向でなくても良いでしょう。また、1人1台端末になれば個別最適化されて、なおさら進めやすくなるでしょう。
③教科横断の考え
新学習指導要領のカリキュラム・マネジメントの考えの中に「教科等横断的な視点を持つ」とあるように、教科の枠を超えて考えることがよいとされています。
いずれも逃げ道にならないようにすることは大切ですが、以前よりは良い風が吹いているのではないかと思います。
教育職員免許法附則第2項
(略)
ある教科の教授を担任すべき教員を採用することができないと認めるときは、当該学校の校長及び主幹教諭、指導教諭又は教諭(以下この項において「主幹教諭等」という。)の申請により、1年以内の期間を限り、当該教科についての免許状を有しない主幹教諭等が当該教科の教授を担任することを許可することができる。
(略)
(抜粋・下線筆者)
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