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記事紹介:コロナ禍における祭の意識調査を実施しました

ニュース解説
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お祭り…と言って、どの程度の規模や参加の仕方を想像するかは、人によって様々だと思います。
自分が子どものころお祭りは「わたがしやお好み焼きを売る出店をブラつく、町内をお神輿がまわる」でした。

しかし、大学で和太鼓や踊り・芸能に出会ったことがキッカケとして、東北の祭りをめぐったり、1つの集落に深く関わったりしたことでお祭りの指す意味が変わりました。

観光や企業が深く関わるお祭り。
外に開くお祭り。
内に閉じるお祭り。

人の関わり方、学校の関わり方、空洞化するお祭りと「地元」という言葉が意味するもの、親子関係が師匠弟子であること、CSR、ジェンダー…様々なことを感じました。

お祭りの中にいたり、いくつかを見ていたりすれば、このアンケート結果は納得できます。

 

 

回答を抜粋して紹介します。

 

 

Q祭りをオンラインで代替できると思いますか?

 

祭りはオンラインで代替できません!

2020年は様々な工夫と努力により、代替イベントも開かれました。
確かに現地で見るお祭りでは味わえないこともありましたが、やっぱり生!ライブ!!暑さや湿気、方言、香り、食べ物…すべてひっくるめてお祭りです。

 

 

それから、文化について。

Qコロナ禍で失われる可能性が高いと思う日本文化を教えて下さい。
Q「祭りはなくなってはいけないものだと思う」理由として、当てはまるものを全てお選びください。

 

 

「伝統だから残さなければならない」は、文楽の授業をした時に「文楽は残すべきか?」という問いに子どもたちが頭を悩ませた項目です。

文化…栄枯盛衰の枯・衰も文化であることに間違いないのです。変わらないことも文化、変わり続けることも文化。

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この記事を書いた人
原口直

東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー/公立中学校音楽科教員

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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