【こちらをクリック】教員・学校のための著作権研修のご案内しております

記事紹介:2021年JASRAC賞 「紅蓮華」が金賞を受賞

ニュース解説
ニュース解説
本サイトはアフィリエイトプログラム等による収益を得ています
PR

 

JASRACからの著作物使用料の分配額が多かった作品を発表する「JASRAC賞」は、著作権教育の授業に使っていた教材です。
>>再生リスト「2021JASRAC賞_使用料分配額上位」

 

音楽の認知度を語る上でオリコンCD売上ランキングが認知度と比例しないことに気づいたころから取り入れました。

 

 

PR

分配額トップ10 国内作品(総合)

使用料分配額が多かった国内作品の上位3作品

 

1位 紅蓮華(作詞:LiSA/作曲:草野 華余子/音楽出版社:株式会社 ソニー・ミュージックパブリッシング)
2位 Pretender(作詞作曲:藤原 聡/音楽出版社:株式会社 フジパシフィックミュージック)
3位 Lemon(作詞作曲:米津 玄師/音楽出版社:株式会社 日音)
※昨年はLemon・ドラゴンクエスト序曲・糸

 

注目したのは、Official髭男dismさんは1曲ごとに音楽出版社が違うということです。
「音楽出版社」あまり身近に感じませんが、1曲を発信する指揮者のような役割で最も力を持っていると言えます。

 

音楽出版社とは著作権を譲りうける代わりに作家のつくった曲が色々なところで使われるようにレコード会社、テレビ局などへのプロモートを行い、音楽が使われたときに発生した使用料を作家と分け合います。

(引用:JASRAC PARKより)

 

 

 

 

PR

分配額トップ10 国内作品(外国入金)

海外からの入金による分配額が最も多かった国内作品

 

1位 NARUTO-ナルト-疾風伝BGM(作曲者:高梨 康治/音楽出版社:株式会社 テレビ東京ミュージック)
※昨年と同じ

 

外国からの入金はアニメ様様様。テレビ東京ミュージック、最強すぎます。

『NARUTO』これは和楽器の授業に使える!和太鼓、三味線、尺八、笛、箏、かけ声などが効果的に使われています。また、ヴァイオリン、ギター、ドラムなどの西洋楽器と融合された音楽も教材に持ってこいです。

ネットや本の情報・専門家への問い合わせでは解決しないことありませんか?
公立・国立の学校現場を知っている経験を生かして、机上の理論と学校現場の皆さんとをつなぎます。現実的に学校での対応が可能な施策を一緒に考えましょう。

▶研修のご依頼・ご相談はこちらの問い合わせページから受け付けています。
▶その他のご相談・ご質問はこちらの問い合わせページから受け付けています。

この記事を書いた人
原口直

東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー/公立中学校音楽科教員

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

原口直をフォローする
PR
原口直をフォローする

コメント