改正著作権法が成立しました。
キーワードは2つ、「図書館」「テレビ番組」です。
改正著作権法と図書館
蔵書を電子化して、利用者にメールで送信できる。
国立国会図書館のウェブサイトで絶版本などが閲覧できる。
これは大きな動きです。
GIGAスクール1人1台端末のように、情報にアクセスする機会が平等になります。
「図書館がない/遠いから、研究できない」と言えなくなります。
こういった世界で必要となる力は、情報にアクセスする力や取捨選択する力です。
改正著作権法とテレビ番組
インターネット同時配信をしやすいように手続を簡素化できる。
テレビ局がYouTubeにチャンネルを持ち、番組を切り取って配信することが増えました。
ニュースに多い「本編そのもの」。
ドラマのような、本編に「誘導するもの」。
バラエティのように「本編に入らなかったもの・有料会員登録に誘導するもの」もあります。
また、番組の最後に「TVer等で〇日間配信」という案内があることも多いです。
テレビとインターネットの関わりの重要性はテレビ側が一番感じていることだと思います。
有名人・芸能人がチャンネルを持ったり、テレビ制作者がYouTubeやAbema等に進出したりする時の動機として語られることは同じです。
改正著作権法がエンターテインメント業界の背中を押すものになって欲しいと思います。
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