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知っておきたい教育用語:デジタル教科書

知っておきたい教育用語:デジタル教科書 ニュース解説
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今日の言葉は【デジタル教科書】

現在検討が重ねられているまっただ中です。さまざまな場所に出てくる情報について、それが発表されたかというところを意識してください。

そもそもデジタル教科書とは2つの側面があります。教員が使う指導者用と子どもが使う学習者用です。
学習者について紙からデジタルへの移行を、時数の2分の1未満で使用可となっています。この2分の1未満という数値が今後改定される可能性があります。

デジタル教科書とは、紙の教科書をそのままデジタル版にしたものです。
すべての教科書がデジタル版になっているのではなく、現在は中学校では特に数値が低いために、2021年度には95%デジタル版が発行されるとされています。

 

 

メリットは子どもたちにも教員にもたくさんあります。

拡大や書き込み、読み上げ。そして書き込んだものの消去や保存、音声や動画。そしてリンクや共有、学習したものの記録。そしてなんといっても荷物が減るということがあります。

 

反面デメリットも指摘されていて、

目や姿勢などの健康面やセキュリティ。また教科書会社や教科によってシステムが統一されていなかったり、紙をそのままデジタルにしただけなので、デジタルのメリットが生かせないという指摘があったり。紙の場合は無償で提供されていますが、デジタルの場合は有償になりその費用をどこが負担するのかという点も指摘されています。

 

詳しい内容・具体的な内容:

現在進行形で検討している文部科学省の『デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議』の資料をご覧下さい。

 

またこれまで議論されたもの・発表されたものを、とてもわかりやすく解説した記事もあります。今後の検討内容も合わせて注目していきましょう。

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この記事を書いた人
原口直

東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー/公立中学校音楽科教員

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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