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知っておきたい教育用語:ネットリテラシー

知っておきたい教育用語:ネットリテラシー ニュース解説
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今日の言葉は【ネットリテラシー】

インターネットリテラシーのことで、リテラシーとは「使いこなす能力」という意味です。
同じような言葉にインターネットリテラシー・情報リテラシー・メディアリテラシーという言葉があります。

インターネットの便利さは言うまでもありませんが、同時に情報のウソを疑ったり、ネットの危険性を知っていたり、また発信や拡散の規模や範囲など。
そういった「インターネットを使う上で大事なことを知っているか」ということです。

また、誹謗中傷や個人情報、匿名ではなく記録が残るということや著作権。
こういったことについても「きちんと知識を持った上でインターネットを便利に利用しよう」ということです。

 

総務省が発表しているインターネットトラブルの事例集では、

学校に関するもの、子どもに関するもので悪口や仲間はずれ、フィッシング詐欺、悪意ある wi-fi スポット、著作権侵害の投稿やダウンロード、個人が特定される投稿、コミュニティサイトのトラブル、そして誹謗中傷による慰謝料の請求など

が事例として挙げられています。

 

教員・教育実習生がSNSを利用する場合の注意点については、私の経験に基づいて「SNSから教員自らを守るために大切なこと【家族・友人からの身バレに注意】」「教員・教育実習生のためのSNSの使い方【子ども・同僚が見てるかも…】」という動画で解説しています。

 

一方で、ネットリテラシーをつけるために「情報モラル教育」が必要だということを文部科学省が発表しています。

たくさんの子どもや教員用の資料がある中で『ちょっと待って!スマホ時代の君たちへ』という子ども用のパンフレットがあります。発達段階に応じて3段階で、こちらは小学校高学年から中学生用です。
内容は適切な使い方やNGケース、また保護者へのメッセージも書かれています。

中身はかなり具体的で、個人情報やゲームの課金について、また著作権侵害や誹謗中傷についてなど具体的な例を挙げて書いてあります。ぜひ見てみてください。

 

詳しい内容・具体的な内容:

インターネットトラブル事例集(総務省)
先ほど紹介した以外に全部で19の事例が書かれていてとてもリアルです。

 

情報モラル教育の充実(文部科学省)
教員用・子ども用・様々な資料・すぐに使えるパンフレットなどがありますのでぜひご活用ください。

 

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公立・国立の学校現場を知っている経験を生かして、机上の理論と学校現場の皆さんとをつなぎます。現実的に学校での対応が可能な施策を一緒に考えましょう。

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この記事を書いた人
原口直

東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー/公立中学校音楽科教員

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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