【仙台市教育センターさま専用】2024年9月研修「学校と著作権」の資料リンク集
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本日は研修を受講くださり、ありがとうございます。
このページは、「もっと分かりやすい解説を見たい・読みたい」「自分のペースでゆっくり復習したい」「著作権への理解をさらに深めたい」という方に、おすすめの動画・ウェブサイト・書籍を紹介しているリンク集です。
紹介の動画は現場目線の1本5~10分程度のコンパクトな内容ですので、肩の力をぬいてご視聴ください。
私(原口 直)の自己紹介
原口直のプロフィール
1981年、長野県に生まれ、神奈川県と長野県で育ちました。 東京学芸大学教育学部を卒業後、大手芸能プロダクションでの勤務を経て音楽科教諭となりました。 現在は有識者会議等の委員を務める傍ら、教室の枠を超えてYouTube動画、ウェブサイト、...
運営メディア「原口 直の一歩先ゆく音楽教育」(YouTubeチャンネル・ウェブサイト)
学び続ける(特に音楽科の)現職の先生・教育実習生・学生の皆さんに向けて、学校で役立つ情報・提案を発信しているメディアです。
運営メディア「原口 直の学校著作権ナビ」(YouTubeチャンネル・ウェブサイト)
難しい著作権の専門用語を教育現場の実情を考えながらわかりやすく翻訳して、「学校での著作権」を学校関係者が学べるコンテンツを提供しているメディアです。
最近のニュース解説
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著書の紹介:YouTubeで授業/学級経営やってみた! (2020年・東洋館出版社)
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音楽科教育の現状
音楽科の現状
「【音楽の新学習指導要領】音楽教員のための3つの改訂ポイント解説」
すでに完全実施されている新学習指導要領の改訂ポイントのうち「生活や社会に関わる音楽」「口唱歌」「知的財産権」を紹介しました。
「音楽という教科の必要性を知る【音楽の授業いる?いらない?】」
「どうして音楽を学校で学ばなければいけないのか?」と生徒に質問されたら、皆さんは何と回答していますか?
音楽教育はどうしたら生き残れるか?
「【音楽の新学習指導要領】音楽科で教える知的財産権の指導方法の実践例」
「AKB48から知的財産権を学ぶ」という授業の内容を紹介。実際に使ったワークシート・レポートも掲載していますのでご活用ください。
「ポピュラー音楽を教材にした音楽の授業のやり方」
ポピュラー音楽を教材として授業で扱うにはどうすればいいのか?について、私が実践していたことを紹介しました。
著作権の基礎
著作権の原則:
「作品は作った人のもの」 (使う・増やす・変えるには作った人に許諾必要)
学校における著作権入門(学校でコピーが許される理由とは)
著作権は法律の文章だけ見るととても複雑で難しそうに見えますが、ポイントは「作品はつくった人のもの」であるということを解説している動画です。
【学校と著作権】なぜ教員が著作権を知る必要があるのかを解説します
全ての先生が著作権の知識を持っておくベき理由を紹介しています。少なくとも、小学生~高校生までの児童生徒、教員の初任者(大学生)は著作権について学んで知っている時代です!
学校での著作権
学校は、著作権の原則と例外の間にまたがっている。
原則(作った人に
許諾が必要)→職員会議・オンライン事業・行事配信など
例外(
許可が不要な場合)→授業・行事・委員会・クラブや部活動など
学校での著作権の扱い(学習指導要領・教員採用試験・部活動)の変化
新しい学習指導要領(小学校は2020年度から/中学校は2021年度から/高校は2022年度から)には知的財産権や著作権・著作物・著作者に関する記述があります。
【教員のための著作権解説】学習指導要領の中での著作権の扱い
学習指導要領内に「著作権」に関わる言葉や考え方は、「何年生の」「どの教科に」入っているのかを確認してみました。
教員採用試験の著作権問題解説と教育現場での活用法
学習指導要領の改訂に伴い、教員採用試験にも著作権・知的財産権に関する内容が出題されるようになっています。
著作権の扱いは「学校の授業は例外」
著作権法第35条(学校その他の教育機関における複製等)の条文(抜粋):
「学校その他の教育機関において教育を担任する者及び授業を受ける者は、その授業の過程における利用に供することを目的とする場合には、その必要と認められる限度において、公表された著作物を複製し、若しくは公衆送信を行い、又は公表された著作物であって公衆送信されるものを受信装置を用いて公に伝達することができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びに当該複製の部数及び当該複製、公衆送信又は伝達の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りではない。」
【教員のための著作権解説】著作権法 第35条って何?
学校と著作権のことを考えると必ず出てくる「著作権法第35条」について解説している動画です。教職員にまず理解して欲しい著作権のポイントは、この第35条と「著作権の原則:作品は作った人のもの」の2点です。
先生が陥りがちな著作権トラブル(授業と部活・職員会議・研究会の違いとは)
「原則」と「例外」の理解が正しくないと、著作権侵害になってしまうことがあります。具体的事例を踏まえて、先生がやってしまいがちな著作権侵害の行為を解説している動画です。
お薦めのブックガイド
著作権ハンドブック :先生、勝手にコピーしちゃダメ(宮武久佳・大塚大著・東京書籍・2021年)
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オンライン授業
2021年度から授業目的公衆送信補償金制度が始まりました。
補償金をSARTRAS(サートラス)へ支払うことで、オンライン授業やネットでの行事配信が可能となりました。
SARTRAS(授業目的公衆送信補償金等管理協会)
SARTRASへの申請・支払といった内容について知ることができるのはもちろんのこと、学校著作権に欠かせない著作権法第35条の解説も詳しくされています。私のような法律の素人が見ても分かりやすく書かれており、おすすめのサイトです
改正著作権法第35条運用指針(著作物の教育利用に関する関係者フォーラム)
SARTRAS(サートラス)・授業目的公衆送信補償金制度について
【教員のための著作権解説】SARTRAS(授業目的公衆送信補償金等管理協会)とは?
オンライン授業やGIGAスクール構想には欠かせないSARTRAS・授業目的公衆送信補償金制度について、教職員向けに翻訳・解説している動画です。
学校教職員必見:120円の補償金で広がる授業の可能性
補償金を支払うことで学校は何ができるようになるのか?を具体的に説明する動画です。さらに集まった補償金がどのように使われているのかについてもあわせて解説しています。
学校教職員必見:120円の補償金で広がる授業の可能性
今日は「120円でできること」についてお話しします。 120円とは、小学生1人当たり1年間に支払う授業目的公衆送信の補償金の金額です。今日はこの120円について、「120円を支払うと一体何ができるのか?」そして「どれくらいの金額が集まってい
著作権の授業実践
著作権については、大人と子どもに知識経験の差はありません。むしろ子どもの方が知っている、使っているかもしれません。以下のページでは共に学べる出前授業の実践例を紹介しています。
【音楽の新学習指導要領】音楽科で教える知的財産権の指導方法の実践例
「AKB48から知的財産権を学ぶ」の私の授業を紹介している動画です。下記のウェブサイトには授業で使った資料や学習指導案も載せています。ぜひご覧ください。
お薦めのブックガイド
小中学生のための初めて学ぶ著作権(岡本薫 著・朝日小学生新聞の選書シリーズ・2019年)
未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (津田大介・牧村 憲一 著・中公新書ラクレ・2010年)
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よくある質問
その他、私宛てに先生から寄せられた質問にいくつか回答・解説している動画があります。ぜひご覧ください。
質問例
・本の書影を学校で使う場合に許諾が必要か?
・卒業生にわたす思い出DVDに音楽を挿入して良いか?
・本の読み聞かせ動画をサイトで共有して良いか?
おわりに
著作権を学ぶのに役立つウェブサイト・書籍を紹介します。
著作権を学ぶのに役立つお薦めウェブサイト
CRIC(著作権情報センター)
子どもが学べるだけではなく教員も学べるページがあります。また授業に活用できる教材集なども揃っているのが嬉しいところです。
JASRAC(日本音楽著作権協会)
音楽の著作権について詳しく解説しています。子ども向けコンテンツ「JASRAC PARK」の中にある「教職員の方へ」のページは学校の先生でも学べる内容です。学校で音楽を使うときの注意点などが書かれており、音楽の先生だけではなく全ての先生が理解してほしいところです。
文化庁のサイト
これらのサイトの使い方、おすすめコンテンツは「教員と子どもにオススメの著作権学習サイト4選」という動画の中で解説しています。あわせてご覧ください。
著作権を学ぶのに役立つお薦めブックガイド
「学校に関わる著作権」「子ども・教員・保護者も学べる」という観点から、著作権を学ぶのに役立つ書籍を紹介します。
18歳の著作権入門 (福井健策 著・ちくまプリマー新書・2015年)
すべてのJ-POPはパクリである (マキタスポーツ 著・扶桑社文庫・2018年)
正しいコピペのすすめ――模倣、創造、著作権と私たち(宮武久佳 著・岩波ジュニア新書・2017年)
楽しく学べる「知財」入門 (稲穂健市 著講談社現代新書・2017年)
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