生徒への言葉かけで教員が気を付けたいこと(生徒へのNGワードとは?)

生徒への言葉かけで教員が気を付けたいこと(生徒へのNGワードとは?) 一歩先ゆく音楽教育(授業準備編)
一歩先ゆく音楽教育(授業準備編)
本サイトはアフィリエイトプログラム等による収益を得ています
PR

中学校音楽の教育実習ガイドを公開中!

【中学校音楽の教育実習生・実習生を受け入れる指導教員の先生へ】
指導教員経験を踏まえて、実習前から実習後までの中学校音楽の教育実習のポイントを網羅的に紹介。

【科目問わず全ての教育実習生へ】
STEP2「教育実習中の心得」・STEP6「教育実習が終わったら」では、指導教員へのお礼状や実習校でのマナーなど実践的知識を紹介。

中学校音楽の教育実習ガイド(実習前から実習後までのポイントを解説)

音楽教員歴10年の原口直です。

授業の中で生徒に声をかける時に気をつけなければいけない言葉があります。

私は研究の中でジェンダーについて扱うことがありました。自分が生徒にした発言で「これはよくなかったんだな」と反省することが多々ありました。

それから自分で色々なことを調べてNGワードを考えたので、ご参考になさってください。

 

 

PR

授業で気をつけたいワード1:人権に関する言葉かけ

法務省と文部科学省が共同で出している『人権教育・啓発白書』というのがあります。

 

女性、子ども、高齢者、障害のある人、同和問題(部落差別)、アイヌの人々、外国人、HIV感染者・ハンセン病患者等、刑を終えて出所した人、犯罪被害者等、インターネットによる人権侵害、北朝鮮当局によって拉致された被害者等、その他の人権課題。

このように分けられています。

 

これらの言葉を授業の中で不用意に発言したり、差別するようなことをしては絶対にいけません。
生徒は色々なバックグラウンドをもっています。もちろん教員も同様です。これらの内容について、自分の発する言葉に問題がないか。発言する前に冷静に自分を分析する必要があります

 

『人権教育・啓発白書』の中から、子ども・障害のある人・インターネットによる人権侵害の3つについて「【教員が知らなければいけない人権】まずは目の前にいる『子ども』!」という記事の中で解説しました。

 

 

PR

授業で気をつけたいワード2:音楽に関する言葉かけ

例えば音程が取れない、いわゆる音痴。声が小さいといったこと。
これらはもしかしたら、生徒が変声期の途中で自分でコントロールがしにくいのかもしれない、成長の途中なのかもしれないということを配慮して発言する必要があります。

 

音程が取れない子供の指導方法については、視聴者の方からの質問に答える形でこちらの動画でも紹介しています。

 

もちろん、やる気がない・こないだ出来ていたのにやらない、こういった時に発言するのはいいと思います。きちんと、状況・その子の心理状態・クラスの状態を把握して発する必要があります。

同様にリズム感がないという言葉も、その子の成長段階やその子と自分との信頼関係・人間関係を鑑みて発言する必要があります。

いずれにせよ、小学校・中学校・高校はすべてにおいて成長の途中なのだから、これらのことを自分が育ててあげるんだという気持ちが必要です

 

 

PR

授業で気をつけたいワード3:宗教・政治に関する言葉かけ

特に音楽史を扱う場合、音楽と宗教は切っても切り離せないです。
しかし、1つ目の人権と同じように、生徒には様々なバックグラウンドがあり、教員にもあります。

宗教や政治の話をする時には、十分に配慮をして、自分の発言が平等性を保っているかをきちんと授業の前に確認することが大事だと思います

 

教員である前に一人の社会人として社会のことを学んでおく必要があると思います。日経平均株価・文科省予算・著作権を理解してますか?「教員になる前に社会のことをもっと知ろう!」の動画もあわせてご覧ください。

 

 

PR

まとめ:生徒への言葉かけで教員が気を付けたいこと(生徒へのNGワードとは?)

授業の中でしゃべることは台本があって一字一句話しているわけではありません。だからこそ、自分の知識や普段から考えていること、これらに十分注意して授業が全員の生徒が、そして先生が気持ちよくできること。
これが大事だと思います。気をつけてください。

 

学校現場では、特徴・特性・家庭環境などの面で様々な多様性のある子どもたちに対して配慮する必要があります。
【配慮事項】学校での子どもの多様性(外国籍・聴覚過敏・LGBTなど)
【配慮事項】生活指導の必要な生徒への対応
の動画で解説しているので是非ご覧ください。

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「生徒への言葉かけで教員が気を付けたいこと(生徒へのNGワードとは?)」も是非ご覧ください。

ネットや本の情報・専門家への問い合わせでは解決しないことありませんか?
公立・国立の学校現場を知っている経験を生かして、机上の理論と学校現場の皆さんとをつなぎます。現実的に学校での対応が可能な施策を一緒に考えましょう。

▶研修のご依頼・ご相談はこちらの問い合わせページから受け付けています。
▶その他のご相談・ご質問はこちらの問い合わせページから受け付けています。

この記事を書いた人
原口直

元東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

原口直をフォローする
PR

コメント