教員が知るべき子どもの人権(人権教育・啓発白書の要点解説)

教員が知るべき子どもの人権(人権教育・啓発白書の要点解説) 一歩先ゆく音楽教育(授業準備編)
一歩先ゆく音楽教育(授業準備編)
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音楽教員歴10年の原口直です。

以前の動画で「生徒への言葉かけで教員が気を付けたいこと(生徒へのNGワードとは?)」というのを取り上げました。その中の一つに、人権という言葉を挙げました。

 

 

人権は大学で学ぶかもしれませんが、なかなか深く学ばなかったり、現場に出ないと実感できないということがあると思います。今日は人権の中から3つ取り上げて話をします。

まず人権という言葉について、法務省・文部科学省が出している『人権教育・啓発白書』からカテゴリーを話します。

1.女性
2.子ども
3.高齢者
4・障害のある人
5.同和問題(部落差別)
6.アイヌの人々
7.外国人
8.HIV感染者・ハンセン病患者等
9.刑を終えて出所した人
10.犯罪被害者等
11.インターネットによる人権侵害
12.北朝鮮当局によって拉致された被害者等
13.その他の人権課題

 

この中から3つ取り上げて話します。

 

 

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子どもに関する人権課題への取り組み

子どもの人権を守るという内容です。この項目に書かれている中には「いじめ」「体罰」「虐待」などがあります。

いじめ

法律を子どもを守る。子どもサミットなどの対策。家庭・地域・警察との連携。学校の中ではスクールカウンセラーやソーシャルワーカー、スクールサポーター。それから、子どもSOSダイヤルなどでいじめから子どもを守るということが書いてあります。

 

体罰

ガイドラインが策定されて、とても細かく書かれています。

 

虐待

児童相談所(児相)との連携や対応ダイヤルの開設。スクールカウンセラー、ソーシャルワーカー、警察との連携も書かれています。

 

2020年度からの新役職「スクールロイヤー」などの学校を支える人について「【学校を支える人】学校用務員・事務員・スクールロイヤーが学校生活をサポート」で解説しています。

 

子どもの人権については、他にも内容があります。一番身近にいる子どものこと、そして学校に関わる人権のこと。この「子ども」の内容は一読しておくべきだと思います。

 

 

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障害のある人に関する人権課題への取り組み

「自立と社会参加に必要な力を培うために、教育的ニーズに応える」とあります。

昨今ではユニバーサルデザインという言葉があります。これは学校の中にも出てきている言葉です。ユニバーサルデザインやユニバーサル教育についてぜひ調べてみるといいと思います。

それから、障害のある人の人権教育のために啓発の動画や冊子も出ています。発達段階に応じて色々な団体が出していますので、これも非常に勉強になります。特別支援教育の支援員の設置や学校の設備を整備することなども掲げられています。

障害のある人に対する配慮、これも必要なことです。

 

 

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インターネットによる人権侵害という課題への取り組み

インターネットの匿名性・発信の容易さなどから、個人の名誉やプライバシーの侵害・差別助長の表現などがあると書かれています。これに対応して、携帯会社や通信アプリの会社が啓発のための教室を開いています。

スマホや携帯の安全教室やリベンジポルノやフィルタリングを教えたり、教科を通じてインターネットリテラシー・情報教育・情報モラルも教育の中に入ってきています。このインターネットによる人権侵害も昨今の問題だと思います。

 

 

 

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まとめ:教員が知るべき子どもの人権(人権教育・啓発白書の要点解説)

まずは自分の身近なところ、関わりのあるところからで構いませんので、教員になってからでも学びを深めていってください。

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「教員が知るべき子どもの人権(人権教育・啓発白書の要点解説)」も是非ご覧ください。

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この記事を書いた人
原口直

元東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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