【教育実習生必見!】指導教諭が教える学校現場での身だしなみ・マナー・メイク

【実習前の教育実習生必見!】指導教諭が教える教育実習生の学校現場での身だしなみ・マナー・メイク 一歩先ゆく音楽教育(教育実習編)
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中学校音楽の教育実習ガイドを公開中!

【中学校音楽の教育実習生・実習生を受け入れる指導教員の先生へ】
指導教員経験を踏まえて、実習前から実習後までの中学校音楽の教育実習のポイントを網羅的に紹介。

【科目問わず全ての教育実習生へ】
STEP2「教育実習中の心得」・STEP6「教育実習が終わったら」では、指導教員へのお礼状や実習校でのマナーなど実践的知識を紹介。

中学校音楽の教育実習ガイド(実習前から実習後までのポイントを解説)

いよいよ教育実習が近づいてきました。教材研究や指導の内容、学習指導案などやることはいっぱいあります。
「さあ行くぞ!」となった時に、「あれ、そういえば身だしなみはどうすればいいのだろう」「電話やメールのマナーを知らない」という人もいます

 

 

もちろん、大学生ですから普段はそれでいいと思いますし、始めは誰だってわかりません。
しかし、この機会ですからぜひ教育実習生として、また社会人として知っておいてほしいことを話します。

 

 

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教育実習時のメイクについて

基本的には化粧直しの時間なんてないと思っておいてください
これはすべてにおいてそうです。
メイクの手順を紹介しているサイトでOK/NG、必要/不要を話します

 

ベースメイク

化粧下地、ファンデーション、フェイスパウダーが必要と書いてあります。

まずベースメイクは、しても良いと思います。しないからダメというわけではありません。個人の考えや内容、教科などによって考えていいと思います。
しかし、必要以上のベースメイクは必要ありません。

私の動画「教員におすすめの服・靴・メイクの選び方」でも話しているように、音楽科の場合は目と口がハッキリわかればいいので、クマが隠れているとか、気になるニキビ跡を隠すとか、それくらいでいいと思います。毛穴を隠さなければいけないわけではありません。

 

 

▶化粧下地も人それぞれで良いと思います。マストではありません。

▶ファンデーションも会社によっては必要という場合があります。
しかし、教員の世界では塗ってないからダメということではありませんので、安心してください。逆に濃すぎるのはどうかと思います。

教員の一日は動くことが多く汗をかいたりしますので、崩れたりすることでいちいち気にしなければいけない、化粧直しをしなければいけないという状況にならない方がいいと思います。
ですので、薄めにファンデーションを塗っておく。自分の気になるところが隠れるくらいで良いと思います。

▶フェイスパウダーも必ずしも必要ではありません。自分が気になればするとか、崩れないためにフェイスパウダーをするとか。それだったらいいと思います。

 

 

ポイントメイク

アイブロウ

個人の考え方次第ですが必要に応じてでいいと思います。
汗をかいたりすること、顔をぬぐったり拭いたりすることも多いので、気にならない程度に書くのでいいと思います。

美容のサイトに書いてあるような、グラデーションとか太めがいいとかは関係ありませんので、最低限必要な範囲で構いません。これも書かないからダメというわけではありません。マストではないです。

 

教育実習期間は朝が早いのでメイクする時間はない。そして、出勤から退勤までメイクを直す時間はない!と思った方がいいです。実習期間のメイクは、最短・最小限かつ技術を借りましょう。ティントだと、眉メイクが一気に時短になります。

 

アイシャドウ

必要か不要かと言われれば、どちらかというと不要だと思います

音楽科の場合、目からの情報も大事なので目を目立たせるためにするのはいいですが、派手すぎるような色やザックザクのラメが入っているのは避けた方がいいと思います。これもよく美容サイトであるグラデーションや何色が流行っているとか、この順でぼかすとか、こういうことは関係ないです。

ビューラー・マスカラ

絶対必要というわけではありません。目からの情報をはっきり伝えたいという場合にはあってもいいかもしれません。しかし、これも落ちることを配慮しましょう。

アイライン

必要に応じて引くことは構わないですが過度な太さや色がついている、キラキラなものは避けた方がいいです。指導の中で最低限のラインを守れるアイメイクでいいと思います。

チーク

これは不要かな…
表情を伝えやすくするため、顔色をよく見せるために必要な人もいるかもしれませんが、マストではないです。

リップ

口元をはっきり見せることは音楽科教員にとっては大事なことです。しかし、目立つ色をガッツリ塗ればいいというわけではありません。それに、しゃべったり歌ったりしているとどんどん落ちてしまいます。リップのもちや質感をよく選んだ方がいいと思います。

授業中はもちろん、授業の合間も化粧直しをする暇はありませんので、そのつもりで長持ちをするものを選ぶといいと思います。また、これもマストではないです。リップクリームやグロスだけでも全然かまいません。

以上がメイクについてです。

 

いずれの場合も、華美になりすぎないように!
華美のラインがなかなか難しいかもしれませんが、自分の親が見て不快でない。それくらいがいいと思います。

なぜなら、メイクをして会うのは子どもだけではありません。時に保護者や業者の方にも会います。その方たちに一社会人として不快に思われないメイク…つまり自分の親世代くらいの人たちが見て不快でないメイク。これが一つの基準です。

 

教育実習にふさわしいメイク?「派手すぎない」「常識の範囲内で」では理解するのが難しいと思います。例えばCANMAKE縛りとするならどのようなメイクがいいのか「【教育実習生必見!】指導教諭が教えるCANMAKE(キャンメイク)縛りの教育実習メイクを解説」の動画で解説しました。

 

 

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教育実習時の髪・アクセサリー・ネイルについて

髪型

髪の色は地毛が必須です
大学の在学中は色々なカラーに挑戦しているかもしれませんし、パーマをかけたりするかもしれませんが、加工をせず地毛の状態に戻すことがいいです。

また、髪型について、音楽科教員の場合は顔全体がハッキリ見えた方がいいので、顔を邪魔しないような髪型がいいと思います。
私のように前髪を上げることはしなくてもいいですが、頭を動かしたときに髪の毛が邪魔になるような髪型は避けた方がいいと思います。

アクセサリー

教育実習中はつけない方がいいです
時計やヘアクリップ、バレッタ、シュシュはいいと思いますが、それ以外のアクセサリーは実習中はやめたほうがいいです。

特にピアスの穴がある学生については、例えばその期間はピアスをしないとか、透明なピアスをするとか少し配慮が必要です。
学校や指導教員によっては透明ピアスでもダメというかもしれませんので、学校の指示に従ってください。

ネイル

これはNGです
音楽科の学生は普段ネイルをしないと思いますが、実習中ももちろん同じようにネイルはせず、爪先はいつもきれいに整えておきましょう。

 

教育実習生や初任者は授業の時にきちんとした格好をしていれば良いのですが、具体的にどのような服装がおすすめか「【教員におすすめの服装とは?】初任者・教育実習生が準備しておきたい靴・服・カバンの選び方」でお話しています。

 

 

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教育実習時のマナー(電話・メール)について

ビジネス書などでたくさんの事例があげられていたり、マナー本があったりします。
読むならば、新入社員のためのマナーやルール本がいいと思います。

 

電話をする際の言葉遣いやメールの文例などは、新入社員として目上の人に対応する時のものがいいと思います。
教員はいくら若くても「先生」と普段呼ばれています。もし(指導教員が)とても若い先生だとしても、先生は先生です。新入社員として上司に電話をする時、メールをする時と同じような対応をした方がいいと思います。

 

教育実習では学習指導案や授業準備も大事ですが、日々楽しく過ごせるように人と人とのコミュニケーションが一番大事です。少し特殊?なコミュニケーションのコツについて「【教育実習生のための実践的マナーの紹介】指導教諭が教える学校でのあいさつ・コミュニケーション・帰り方」で解説しました。

 

 

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まとめ:【教育実習生必見!】指導教諭が教える学校現場での身だしなみ・マナー・メイク

授業のことは色々な準備をしていると思います。その授業の準備だけで頭がいっぱい、手がいっぱいの人もいるかもしれませんが、自分の身だしなみをきちんとすることで教育実習の第一印象がよくなります。

少し時間を取って、考えたり準備したりしてください。

 

【女性教員のバッグの中身を紹介】化粧ポーチなんて持ち歩く余裕はありません!」の動画で、音楽教員のカバンの中身について話をしています。タイトル通り、化粧ポーチを持ち歩く余裕なんてない!カバンの中には何が入っているでしょうか?

 

記事の内容は動画と同じです。
動画「【教育実習生必見!】指導教諭が教える学校現場での身だしなみ・マナー・メイク」も是非ご覧ください。

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この記事を書いた人
原口直

元東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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