【教員の通知表】教員はどのように人事評価されるのか(評価項目と目標管理シートの内容)

【教員の通知表】教員はどのように人事評価されるのか(評価項目と目標管理シートの内容) 一歩先ゆく音楽教育(役立つ豆知識)
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音楽教員歴10年の原口直です。

子どもたちにとって夏休み・冬休み・春休みのイベントと言えば通信簿をもらうことです。前期・後期の学校もあると思いますが、通信簿をもらうということは子どもにとって一大イベントです。

 

新学習指導要領となり評価方法が変わりましたがそのポイントを「【音楽の新学習指導要領】音楽教員のための学習評価のポイント」で解説しています。

 

大人は通信簿がなくていいなと思っている子どももいるかもしれませんが、先生にも通信簿はあります。もちろん他の職種、業種でも通信簿に代わるものはあります。
教員になった時にある、教員の通信簿はどのような内容かをお話しします。

 

 

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教員の目標管理シートの内容

先生の通信簿は毎年書くものです。公立でも国立でもほとんど同じフォーマットでした。内容を紹介します。

まずは自分の置かれている立場、年数などを書きます。

その上で、今年の重点目標…全体を通しての目標を書きます。
だいたいは学校が立てている目標に沿って、自分がどのように学校に教科に貢献するかという形で目標を立てます。

その後に、評価領域と言って細かく目標を立てていきます。

 

教員の評価項目:教育活動

まずは教育活動については2つの項目です。学習指導と生徒指導についてです。

学習指導はその名の通り、音楽をどのように教えるか。どういった目標をもって教えるかということを書きます。そして、生徒指導の方は音楽に関わらず全体の生活指導の中でどのように自分が目標を持って生徒を指導するかを書いていきます。

 

生徒指導や配慮が必要な生徒に対する接し方については次の記事でお話しています。
【配慮事項】生活指導の必要な生徒への対応
【配慮事項】特別支援が必要な生徒への音楽の授業における対応

 

教員の評価項目:学校運営

2つ目の項目は学校運営についてです。教員は校務分掌と言って教科や学級以外にも様々な業務を割り当てられます。その中で、自分がどのような目標をもってそれを達成するかを書きます。

音楽科教員の場合は、文化的行事を任されることが多いですし、教務部・生活指導部などと言ったところに配属されて、自分がおこなう校務分掌に対しての目標、成果・課題を書いていきます。

 

文化祭や合唱コンクールの運営の主はもちろん音楽科教員となりますが、どのようなことに注意する必要があるかを「教員のための学校行事運営の3つのコツ(合唱コンクール・合唱祭・文化祭)」で解説しました。

 

教員の評価項目:研修・研究

3つ目は研修や研究についてです。

自分がどのような研修をおこなったか?
どのような研修を受けて何を学んだか?
どのような目標をもって研究をするか?

特に学校としての研究目標もあると思いますので、それに準じて自分がどのように貢献するかということを書きます。

 

 

最後は社会的貢献について書きます。

 

 

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教員が評価されることの意義

この先生の通信簿は年度の始めに目標を書いて、半分は空欄で出します。そして、年度の終わりに成果と課題を埋めて管理職に提出をします。場合によっては1対1などの面接もあります。

自己評価が中心ですので、自分がどのような目標をもっておこなうのか。去年の自分よりもより高い目標と課題をもって取り組んでいく。また、去年の課題を確実にクリアしていくために、先生の通信簿はあります。自分の中での目標・課題設定・反省。これらを振り返るための資料です。

 

教育実習生に対する指導教諭からの評価の話を「指導教員が話す教育実習の合格ライン【大学・生徒・指導教員の視点からの評価】」で紹介しています。

 

 

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まとめ:【教員の通知表】教員はどのように人事評価されるのか(評価項目と目標管理シートの内容)

先生も通信簿をきちんとつけています。自己評価とはいえ、自分ができなかったことができるようになったことが目に見えたり、まだまだ全然できていないことがあるなと反省することはとても大事だと思います。

教員として成長していくために、とても重要な通信簿です。

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「【教員の通知表】教員はどのように人事評価されるのか(評価項目と目標管理シートの内容)」の動画をご覧ください。

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この記事を書いた人
原口直

元東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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