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音楽教員のための評価の注意点

音楽教育ch.(授業編)
音楽教育ch.(授業編)
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音楽教員歴10年の原口直です。

2021年度から中学校では新しい学習指導要領になり、評価の方法も変わります。4観点から3観点になるというのが大きな変化です。その内容については、NITS教職員支援機構という機関が公式に解説を出していますので、そちらをご参照ください。

 

 

今回話すのは、現場レベルで評価の時にどんな点に気を付けていたかを3つ話します。

 

 

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評価の注意点1:先に言う

どの項目がどのように評価されているのかというのを、後で言われても後出しじゃんけんのようになってしまいます。この単元では、こういった項目があって、このように評価します。1学期や前期など、学期ごとにこういった評価がありますということを、先に言っておくのがいいと思います

先に言っておけば、例えば歌が苦手な生徒は筆記試験で挽回しようとか、筆記試験が苦手な子は実技でがんばろうとかそういう目星がつきます。評価の点を先に言っておくというのが、生徒にも教員にも大事だと思います。

 

新学習指導要領の評価観点から小学校と中学・高校での教育実習を比較」の動画において、新しい学習指導要領の評価の観点である「資質・能力の3つの柱」に従って中学・高校の特徴を紹介しました。

 

 

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評価の注意点2:明確な線

ワークシートを添削する時に、どういった内容だとA/B/Cということを始めに設定しておくのが大事です。その明確な線は、自分が分かるだけではなく、生徒にとっても、そして時には保護者の方にとってもわかるようにしないといけないと思います。

評価を付けていくうちに、だんだんその軸がぶれていかないように設定は始めに、明確にしておくのが大事です。評価の軸をぶらさないために、なるべくワークシートの添削は時間をまとめて一気に評価するのがいいと思います。

時間を設定するのはなかなか大変です。1人1分だとしても、1クラス35人、1学年140人を評価するには2時間以上は必要です。きちんとその時間を取って、一気に評価することが、軸をぶらさないポイントだと思います。そのためには時間管理が大事です。時間管理の動画「効率的に仕事するための教員の時間の使い方」でもしゃべっていますので、ぜひそちらも併せてごらんください。

 

 

 

評価の注意点3:記録を残す

実技の試験、例えば歌の試験についてはきちんと録音や録画を残しておいて、後で評価の点に疑問を持ったり、質問された時に必ず確認できるようにしておくのがいいです。また、評価の点について生徒、時には保護者の方から質問があった時にも、これがその理由ですと見せられるために、自分を守るためにも記録はとても重要だと思います。

ワークシートなどは全部記録を取るのは難しいかもしれません。今は複合コピー機にスキャナーがついている場合があります。USBやSDカードなどにワークシートの情報を画像データで入れることが可能ですのが、重要だと思ったものはスキャンをするということもできます。

すべてする必要はないとは思いますが、自分が大事だと思ったり、これは残しておきたいと思った時には、スキャナーを使うのがいいと思います。コピー機の性能にもよりますが、自動送りの設定にすれば、スキャンもさほど時間はかかりません。積極的に使ってみてください。

 

 

まとめ:音楽教員のための評価の注意点

評価は生徒の一生を左右する、とても重要なものです。自分が納得していれば、生徒や保護者の方にも納得してもらえるはずです。そして、生徒への評価はイコール自分の評価にもなります

 

 

自分の指導法などを見直す時に、生徒の評価を参考にしてみてください。

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「音楽教員のための評価の注意点」も是非ご覧ください。

この記事を書いた人
原口直

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。

東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導、進路指導、新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。Google認定教育者

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