教育実習生も初任者も、これから学校に入っていこうというときには「大学生の格好から学校」は別世界です。「常識の範囲で」とか「普通」というその線引きが難しいと思います。
学校がいう「常識の範囲」とか「普通」というのはとても判断が難しいと思います。
この動画を見ると、シンプルに準備をするものがわかる。また余計な買い物をせずに済むという利点があります。また何を観点として靴・服・鞄を選べばいいかというのがわかります。
この動画のほかには、
私が教員時代の服・靴そしてメイクについて話をした動画。靴にはお金をかける理由。
教育実習生用のメイクや髪・アクセサリー・爪、それについての動画OK/NGのメイクについても話しています。
併せてご覧下さい。
教員が学校で使う靴の選び方
学校によっては、上ばきが無く下ばきのまま学校の中を歩くという学校もあると思いますので、ここでは上ばきが必要な、履き替えが必要な学校の話をします。
下履きのポイント:パンプスや革靴は不要?適した靴の選び方
まず下ばきについてです。
スーツで出退勤すると思いますが、いわゆるリクルートスーツで履くようなヒール付きのパンプスとか革靴でなくてもいいと思います。もちろん指定があれば準備する必要がありますが、わざわざそこまでチェックをしていないと思います。
パンプスや革靴でなくても良いので動きやすい靴、普段履いている靴でいいと思います。スーツに似合わないかもと思うかもしれませんが、別に構いません。
外での行事…例えば全校集会があるとか行事の練習があるとか、外で部活動をするとか。そういった時に必要なこともあるかも知れませんので、その点には気をつけて下ばきを選んでください。革靴を買う必要はありません。
上履きのポイント:安全性と機動性を両立する上履きの選び方
学校で大事なのはむしろ上ばきです。
過去50人の音楽科の実習生、また全教科100名ぐらいの実習生を見ていて思ったことは、大体スニーカーや生徒が履くような上ばきを履いてる子が多いかなと思いました。新しく買う必要はないです。きれいになっていれば良いと思います。
走れるというのは普段走るわけではもちろんありません。
災害時です。地震や火事が起きた時に走れる。また生徒が倒れたとき緊急時などに走れる。そういったものが大事ですので、かかとがあって安全なものにしましょう。
それから、生徒用の上ばきのようなスニーカーやゴムのものを買ってしまうと、実習後に使えないことがあります。それはもったいないです。もし買うならば、実習後にも使える汎用性の高い靴を選ぶことをおすすめします。
たとえばこのようなスニーカーがおすすめです(下履き・上履きどちらでも使えると思います)。
教員が学校で使う服の選び方:洗える・清潔・動きやすさが重要
出退勤の際はスーツのことが多いです。特に実習生は黒スーツ、リクルートスーツが多いです。
しかし実習であれば2〜3週間ありますので、ずーっと着ていることになりますし、汗をかくこともあると思います。スーツを複数用意するのは大変ですので、スーツはたくさんはいらないです。初日と最終日、また決められた研究授業などの日に着用できればいいと思います。
また女性の場合、襟付きを毎日着る必要はないです。ワイシャツなくても、キレイめで洗えるカットソーであればいいと思います。
また、わざわざスーツのスカートやパンツでなくても構いません。黒や灰色であればいいと思います。選ぶ際には必ずストレッチの利くものにしてください。教員はしゃがんだり運動量が多いので、ストレッチ素材のものが絶対にいいです。
また一人暮らしであれば、実習中などはなかなか毎日洗濯できないと思いますので、中に着るものについては複数準備をしておいた方がいいと思います。またスカートでなければ、ストッキングである必要はありません。
たとえばこのような服(女性向け)がおすすめです。
教員が学校で使うカバンの選び方:見た目より容量が大切
スーツといえばビジネスバッグと思われがちですけれども、教育実習や初任者には不向きです。なぜなら初日からほとんど毎日、荷物が多いからです。
初日だったら靴を持っていかなければいけないですし、日誌や教材、学校によってはお弁当なども必要で大荷物になります。
おすすめは、大きめのリュックやトートバッグなどです。リクルートスタイルやスーツに合うものに縛られずに大容量のものをおすすめします。実習生の中には時に2つも3つもカバンを持っている子もいました。もちろんそれでもいいですが、電車やバス、家に置き忘れるなんてことには要注意です。
カバンを選ぶ際はビジネスバッグを新しく買う必要は全然ありません。
たとえばこのようなリュックサックがおすすめです。
まとめ:教育実習生・初任者が準備すべきアイテムリスト
学校では身だしなみが大変うるさいと思われがちですけれども、教育実習生や初任者は授業の時にきちんとした格好をしていれば良いと考えますので、機能性を重視して持ち物を準備してください。
まとめます。
準備しておくべき靴・服・カバンのリスト
- 教員が準備しておきたい靴
・スーツ用の下ばき(パンプスや革靴である必要なし)
・終わっても使える上ばき(スニーカーなど) - 教員が準備しておきたい服
・スーツ1着
・(女性なら)襟付きのブラウス1着、洗えるカットソー3・4着
・(男性なら)ワイシャツ
・ストレッチの利いた黒や灰色のスカートやパンツ - 教員が準備しておきたいカバン
・大きめのカバン
先輩教員からのアドバイス
おすすめのグッズもまとめます。
お金をかける必要はありません。
記事の内容は動画と同じです。
動画「【教員におすすめの服装】初任者・教育実習生が準備しておきたい靴・服・カバンの選び方 」も是非ご覧ください。
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