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教員が生徒と仲良くなる方法【生徒への「何でも好き」という答えはNG!】

音楽教育ch.(準備編)
音楽教育ch.(準備編)
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皆さん、こんにちは。一歩先ゆく音楽教育、原口直です。

現在は学校での教育研究の経験と、未来につながる新しい学びについて情報発信しています。
このYouTubeチャンネルでは学び続ける先生と学生さんのために、学校で役立つ情報と提案を発信しています。

 

初任者や先生になって経験の浅い方また教育実習生は、

「生徒と仲良くなりたい」とか「生徒に好かれたい」

と思う人が多いようです。生徒と仲良くしたり好かれたりということは、教員のやりがいの一つでもあると思います。この動画では少ない授業数での生徒との関わり方、距離の取り方について話をします。

 

他には、

生徒・同僚・上司・保護者に好かれる教員とは?
生徒以外「色々な方に好かれる方法」という動画。教員は日々様々な人と関わっていきます。様々な人に好かれるにはどうすればいいか。そういったことを考えるヒントを話しています

 

他人に自分を強く印象付けるためのノウハウを公開ー音楽教員のためのキャラづくりー
音楽という教科の先生としてどのようなポイントでキャラクターを作ったらいいか、もしくは持っているキャラクターを活かしたらいいか、ということをお話しています。

 

興味のある方は是非ご覧ください。

 

 

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生徒全員から好かれようと思わない

仲良くなる方法と言っておきながら…ですけれども、全員に好かれるなんて無理だと思っておいてください。

もちろん担任であれば、自分のクラスを広く浅く知っておくのが大事です。真に仲良くなれる…自分の好きな話をしたり、他愛もない話ができるのは、1割いればいい方だと私は思います。1クラスの中なら、3・4人いれば十分です。

企業や職場でも自分が心を開ける仲間はそうそう多くないと思いますし、自分が生徒だった時、学校にいた時にクラスの中に何人心を許せる友達がいたかというと、さほど多くはないと思います。

もちろん担任であれば苦手でも担任は担任ですので、全員に気を配ることはとても重要なことです。それはマストです。でも好かれようとしなくていいと思います。

 

音楽科教員が担任を持つ際に気をつけるべき3つのポイントについて「音楽教員が学級担任を持つ際の3つのポイント」で紹介しました。

 

特に中学校・高校は教科担任制で一人の生徒がたくさんの先生と関わります。また部活の顧問だったり、委員会だったり、教科以外でも教員と関わる機会はあります。
沢山の教員と関わる中で生徒自身が誰かひとりでも心を許せる先生、話しやすい先生が見つかればいいと思います。例えばそれが図書館の司書の先生でも、保健室の養護の先生でもいいと思います。

全員好かれようとしない。これが大事だと思います

 

 

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「何が好き?」に「何でも好き」と答えるのはダメ

「好かれるなんて無理」とはいえ、数人でも関わりの深い生徒ができたら嬉しいものです。話すことが楽しかったり、情報交換したり。そういう生徒が数名いたら嬉しいですし楽しいです。

関わりやすいのはもちろん音楽での共通点ができれば関わりやすいです。そのつながりをつくるときに有効なのが自分の好きな音楽です。

自己紹介を始めにする際、また「どんな音楽が好きなんですか」と質問された際、絶対にダメな答えは「何でも好き」ということです。「何でも好き」と言うと誰とでも仲良くなれそうな気がしますが、逆効果だと私は思います。自分が好きな音楽・嫌いな音楽があってこそ、その人のパーソナリティが分かります。

 

趣味を持つと、生徒とのコミュニケーションに役立つほか、ワークライフバランスを保つためにとても大事なことです。また、自分の趣味を広げると教材に結び付くこともあります。詳しくは「私の趣味(一見すると無関係の趣味が音楽教育の教材につながるという話)」でお話しました。

 

おすすめは、「好きを3つ、そして苦手や知らないを1つ」言えるといいと思います。音楽のジャンルでもいいですし楽器でもいいです。アーティストでも作曲家でもいいですので「好きを3つ、苦手・知らないを1つ」作っておくと生徒との会話の入口になると思います。

 

 

自分の好きなものを生徒に紹介する時のコツ

「好きを3つ、苦手・知らないを1つ」選ぶといいと言いましたが、この「好きを3つ」選ぶときのコツがあります。

 

1つ目は一般ウケ
「誰でも知っているだろうな、聞いたことあるだろうな」と思うようなもの、曲やアーティストです。

2つ目はマニアック
「好きな人なら知ってる、一部の人は知ってるだろうな、良さがわかってくれるだろうな」というもの。

3つ目は意外
「先生なのにそんなの好きなの」とか、「先生それ知ってるんですか」というようなものです。

もちろん、どの視点からどの価値観から【一般・マニアック・意外】と分けるかというのは難しいところですが、相手は中学生・高校生ですのでそれを考えて選ぶといいと思います。

 

私の考える3つは、

1つ目一般ウケ:劇団四季やミュージカルが好きです。
2つ目マニアック: rip slyme が大好きです。
3つ目意外:東海オンエアが好きです。

 

劇団四季とRIP SLYMEと東海オンエア。

これを言っておくと生徒はならずどこかに食いついてくれると思いますし、どれも知らないと言われてもそれも会話のチャンスです。

ぜひ好きな3つ【一般ウケ・マニアック・意外性】教員が話すその3つをぜひ選んでみてください

 

レシピを調べるのも、笑い時も、調べるのもYouTube。私の生活はYouTubeと切って切り離せません。 そんなYouTubeを学校授業で使う際に注意すべき点を「YouTubeを学校教材に!教員のための学校行事・部活・授業でのYouTubeの使い方・見極め方」でお話しました。

 

 

まとめ:教員が生徒と仲良くなる方法【生徒への「何でも好き」という答えはNG!】

もちろん私自身も全員の生徒から好かれていたとは思いませんし、思えません。一部の生徒からおもしろいなと思われればいいですし、それを思っていてくれたとしても言葉や態度に表さない子もいるかもしれません。

自分が好きというものを発信してそれに食らいついてくる子、引っかかってくる子を大切に関わっていきましょう。

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「教員が生徒と仲良くなる方法【生徒への「何でも好き」という答えはNG!】 」も是非ご覧ください。

この記事を書いた人
原口直

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。

東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導、進路指導、新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。Google認定教育者

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