音楽教員歴10年の原口直です。
生活になくてはならないYouTube。レシピを調べるのも、なにか笑いたい時も、調べるのもYouTube。私の生活もYouTubeと切っても切り離せません。
YouTubeを学校で使う場合、どのように使えばいいのか。注意点は何かという話をします。
YouTubeを学校で利用する際の法律
法律が改正されて、2019年度からYouTubeなどの公衆送信を教材として使うことができるようになりました。そして、新型コロナウイルスの影響を受けて2020年度は無償で使うことができます。このYouTubeを授業で使えるのは革命だと思います。
教材研究で個人的に使っていたものを、生徒にも見せることができます。また、教材を広く知ることができますし、生徒が見つけ出すこともできます。YouTubeをうまく活用する裏づけ、その法律ができました。
【学校行事でYouTube】利用方法と注意点
音楽会や合唱コンクールといった学校での行事。これらをYouTubeにアップすることができます。YouTubeは視聴するだけではなく、誰でもがアップロードできます。
その時に気をつけなければいけないのは、個人情報や公開の範囲です。合唱コンクールや発表会などに来られなかった保護者の方や遠方に居る親族に見せる時にもYouTubeに行事の情報がアップされていれば、とても感謝されると思います。
うまく利用することをお勧めします。
【授業でYouTube】利用方法と注意点
授業で活用する方法はたくさんあります。歌唱や鑑賞だけでなく、色々な教材がYouTubeにアップされています。
それを導入に使うのもいいですし、教材に使うのもいいです。また、まとめとして生徒が演奏している様子を撮ってYouTubeにアップロードするのも可能です。
「YouTubeにアップされているものは、どれでも使っていいですか?」と質問を受けたことがあります。
明らかに違法なものは使ってはいけませんが、YouTubeにアップロードする場合、アップロードする側がYouTubeから「この動画は著作権を侵害していませんよね?大丈夫ですよね?」という確認があり、それをアップロードする側が同意したり、許諾していないとアップロードされません。
なので、アップロードされている動画はすべて著作権法には違反しない、アップロード者がきちんと認識しているという考えです。
また、アップロードした後でもこれは違法だというものは誰でも報告することができますし、もちろんYouTubeの運営側も目を光らせています。ダメなものはすぐ削除されたりしますし、違反が重なるとアップロード者に罰が与えられたりします。
ですので、YouTube上にあるものは教材として何を使ってもいい、しかし、明らかに違法だとわかるものは使うことを避けた方がいいと思います。
まとめ:【学校で使うYouTube】学校行事・部活・授業での使い方と著作権の話
YouTubeが授業で使えると、授業の幅がとても広がります。また、YouTubeをアップロードする側と考えると、たくさんのアイディアが生まれてきます。
様々な使い方を考えて、生徒と共にYouTubeを使ってみてください。
記事の内容は動画と同じです。
動画「【学校で使うYouTube】学校行事・部活・授業での使い方と著作権の話」も是非ご覧ください。
コメント