音楽教員歴10年の原口直です。
教員採用試験=先生になるための試験が7月におこなわれる自治体が多いです。
教員になるということはどういうことか、私の経験も踏まえて話します。
教諭という立場・肩書とは?
学校で何かを教えるという立場には色々な肩書があります。
教諭となるためには都道府県がおこなう教員採用試験に合格しないといけません。しかし何かを教えるという立場は講師もあります。
制度や待遇、違いについては各自治体の案内を見ていただきたいのですが、ただ教諭になるだけが学校で教えるというだけではありません。それぞれの立場を知って、自分がどのように学校に関わりたいか、何を教えたいのかをまず自分で決めることが必要です。
支援員として生徒・子どもに関わる道もある
学校で生徒に関わる、子どもたちに関わる形には支援員もあります。学校に週数日間来る学校支援員や行事のためだけに来る支援員もいます。
学校で特に生徒指導に関わる場合は、こういったことから勉強してみるのも一つです。学校の生活が見えたり、先生がたがどのような動きをしているのか知ったり、学校生活を知るには支援員という立場はとても勉強になります。
教員になる方法として特例選考・特別選考も存在する
教員採用試験の募集要項を見ると、様々な枠組みの募集があることがわかります。例えば、スポーツや文化に特化している、入賞している、英検やTOEICなどで優秀な成績を収めたという枠もあります。
私が利用したのは社会人の枠です。社会人経験が教育現場に活きるということを論文で訴えて、東京都の教員採用試験を受けました。もちろん実技試験はありますので、ピアノや歌、即興演奏といった準備は必要です。
通常の試験以外にもそういった枠があることを知っておいてください。
まとめ:【教員を目指す人へ】教員採用試験から教諭が全てではない!(支援員・社会人選考という道も)
大学を卒業して新卒で教員採用試験を受ける、だけが教員を目指す道ではありません。様々な立場やなり方を探して、自分に合うものを見つけてください。
ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「【教員を目指す人へ】教員採用試験から教諭が全てではない!(支援員・社会人選考という道も)」も是非ご覧ください。
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