【役立つスキルと経験を獲得】特別支援学級の非常勤講師を経て教員になった私の体験談

【貴重なスキル・経験を獲得!】大卒→非常勤講師を経て教員になった体験談をお話します 一歩先ゆく音楽教育(役立つ豆知識)
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音楽教員歴10年の原口直です。

今日は非常勤講師時代のアルバイトについて話をします。

大学を卒業して教員採用試験合格で即学校という人生だけではありません。色々な選択肢があって良いですし、色々な生き方があっていいと思います。かく言う私も教員になるまでに様々なまわり道をしました。その中に非常勤講師というのがあります。

この動画では非常勤講師時代の体験談をお話ししますが、他に「【教員を目指す人へ】教員採用試験から教諭が全てではない!(支援員・社会人選考という道も)」、それから「【自己紹介】教員を退職して音楽教員のためのYouTubeチャンネルを開設しました!」という足取りを話した自己紹介動画もあります。そちらもご参照ください。

 

 

 

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特別支援学級の講師だからこそ得られた経験・スキル

非常勤講師の体験について話をします。

私は大学を卒業して1年目は東京都の区立の小学校の特別支援学級で非常勤講師をしていました。週に5日間、平日の9時からだいたい2時とか3時とか、それくらいまで学校で非常勤講師をしていました。

その特別支援学級というのは普段は他の学校の通常学級に所属をしている子たちが、週に1回だけ通級してくるという学級です。この学級に集まってくる子たちは自閉症やLD、ADHDなどを持っている子達です。

 

特別支援教育での学び

まずこの非常勤講師をやってよかったと思ったことは、特別支援についてほとんど知って来なかった私がこの学級で1年過ごしたことで色々なことを学べましたし肌で感じることができた。これが大きいと思います。

自閉症・LD・ADHDの定義やそういった特徴を持つ子たちへの支援の仕方についても学びました。また、その子どもたちだけではなくベテランの先生たちがどのように関わっているのか、そして保護者の方がどのように関わっているのか、通常級で過ごしている担任の先生やその学校がその子にどのように関わっているのか。こういった多角的な見方を学ばせてもらいました。

 

特別な配慮が必要と言われた場合に、音楽の授業でどのように配慮すればいいのか・どのような対処があるのかについて、「【配慮事項】特別支援が必要な生徒への音楽の授業における対応」のなかで私の経験から話しました。

 

子どもが学習・行動する過程を実地で学ぶ

それから子どもたちが学ぶ・行動する過程を知れたのも良かったです。子どもが学んだり動いたりするときにどういうふうに思考をしているのか、そしてそれをどのように行動に表しているのかということをとても細かく分析をすることができました。ひいてはその細かく分析したことで、細かい指導・声かけができるようになりました。

どうしてこの子たちができるようになるのか、もしくはどうしてできないのかということを、冷静にそして理論的に分析することができるようになった。これは1年間、非常勤講師を支援学級でさせてもらったことで学べました。

 

授業の中で生徒に声をかける時に気をつけなければいけない言葉について「生徒への言葉かけで教員が気を付けたいこと(生徒へのNGワードとは?)」の動画で解説しています。

 

ここでの一年間はその後につながる教員人生にも、とても大きな学びとなりました。

 

 

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非常勤講師が兼務するおすすめのアルバイトの選び方

非常勤講師をしているときアルバイトも同時にしていました。どんなアルバイトをしたらいいかは私の経験から考えてみました。3つあります。

教育に関わるアルバイトがおすすめ

教員志望の人でしたら子どもになるべく長く色々なところで関わっているのがいいと思いますので、教育に関するアルバイトを並行して行うと良いと思います。

例えば、学童それから塾などといった放課後に子どもが集まるようなところでアルバイトをすると、昼に学べることとまた違う視点が持てると思いますので、教育に関わるアルバイトをするのもいいと思います。

 

体力を使わないアルバイトであること

昼間、子どもたちと関わるととっても体力を消費します。特に小学校では運動をしたり遊んだりするので、とっても体力を使いますのでアルバイトは体力を使わない…頭を使ったり座り仕事がいいのではないかなと思います。昼間の学校での仕事に支障がないようにする。これも一つアルバイトの選び方の視点としては必要かなと思います。

 

あえて教育とは全く関係ないアルバイトを選ぶのもOK

私もこれをしましたが、教育とは全く関係のない環境に行ってみるというのもとてもいい経験になると思いますし、今のうちにしかできない体験だと思います。

私の場合は夜バーで仕事をしていました。といっても日付をまたぐような朝まで営業するようなバーではありません。それもきちんとお店の店長に事情を説明…昼間は学校で働いているので早めにあげてもらいたい。その代わり早く入ることができるという風に説明をして、働きやすい環境を作っていただきました。

学校・教育に全く関係のないところで働くと学校を客観的に見ることができます。これは学生のアルバイトもそうですけれども、学校とは全然違うところの環境に自分を置いておく。それも意図的に置いておくというのは意外と大変だし大切なことだと思います。

私はこの非常勤講師とバーを並行してやっていて本当に良かったなと思っています。

 

ブランク期間は教員志望者の武器になる(5年の空白期間を経て教員になった私の体験)」の動画では、色々な知見や経験を持った人を学校教員として採用したいという流れが出てきている中で、ブランクがあることが逆に強みになるという話をしています。

 

 

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まとめ:【役立つスキルと経験を獲得】特別支援学級の非常勤講師を経て教員になった私の体験談

今日は非常勤講師について話しました。大学を卒業して1年目、非常勤講師をして私はとても良かったと思っています。

 

その後、音楽教員になる前に民間企業勤務を経験したわけですが、その理由については「【視聴者の質問①】教員になる前に企業に就職した理由・教育実習での苦労・実習生のよくやる失敗(全4回)」でお話しました。

 

自分が全く知識がなかったことを色々学べましたし、経験することもできました。それは大学4年間で学んだこととはまるで違うことでしたし、ここでの経験は「自分がいったいどこに進むべきか」「何をしたいのか」ということを明確にするという事にも繋がりました。

非常勤講師の経験をして学校に関わっておくことで自分のことに向き合ってその先を考える、そういった経験になったのは私の強みにもなりました。

 

記事の内容は動画と同じです。
動画「【役立つスキルと経験を獲得】特別支援学級の非常勤講師を経て教員になった私の体験談」も是非ご覧ください。

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この記事を書いた人
原口直

元東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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