音楽教員歴10年の原口直です。
教員は日々様々な人と関わっていきます。様々な人に好かれるにはどうすればいいか。そういったことを考えるヒントを話します。
今日のテーマ『好かれる』について、4つの分類で話します。
「生徒」から好かれる先生になる方法
生徒と距離を縮めるためにはキャラづくりについては別の動画「教員のためのキャラづくり【他人に自分を強く印象付けるためのノウハウ】」を作っていますので、そちらをご参照ください。
生徒から好かれるには生徒と同じ視点に立ったり、生徒から学ぶという姿勢も必要です。
例えば新しい音楽、マニアックな音楽、好きなYouTuber、野球チーム、こういったことは生徒の方がよほどしています。音楽以外のことだったら、もっと生徒の方が知っています。
生徒から学ぶという姿勢を忘れずに、色々なことを聞いたり、「自分が知らないから教えて」という姿勢でいるのがいいと思います。
それと同時に音楽としてのプロの意識も必要です。
自分の専攻していることや西洋音楽については絶対にあなたたちには負けないというプロ意識を同時に持ち合わせた上で、生徒から学ぶ姿勢を持っていると生徒から好かれる教員になると思います。
「同僚」から好かれる先生になる方法
それぞれの先生の名前をしっかり覚えることです。特に新任の先生は早く先生方の名前を覚えて、名前で呼ぶことが一番の好かれる近道です。
それから、音楽の先生と言えばこれという風に周りの先生からキャラ付けされるのと同じように、○○先生と言えばこれというのを抑えておくといいと思います。
例えば、この先生は電車、サッカーチーム、キャラクターが好きといったことを知っておいて話題にちりばめると、同僚に好かれる教員になります。
「上司」から好かれる先生になる方法
管理職の先生や主任や主幹の先生です。何といってもコミュニケーションが大事です。
音楽の教員は授業数が少ないことがありますので、職員室で過ごす時間が長いです。一日中、職員室にいらっしゃる管理職の先生と最もコミュニケーションが取れるのは音楽の先生かもしれません。
積極的に話しかけたり、細かいことを手伝ったりして、コミュニケーションを取っていくと、上司から好かれる教員になると思います。
「保護者」から好かれる先生になる方法
保護者の方と教員が共通しているのは「子どものことを想っている」ということです。この同じ目標に立っているわけですから、怖がらず、誠意をもって接するのが大事です。味方につけてしまえば、これほど強力な協力者はいません。
保護者の方の前ではきちんと隠さずに正直に言うことが大事です。私はこういうことをしたい、こういうことで困っている、こういうことを協力していただきたい、ということを正直に伝えることで保護者の方からの信頼も強くなると思います。
始めに言った通り「子どものことを想っている」これが共通の目標ですので、これをきちんと考えることが保護者に好かれる教員への第一歩だと思います。
まとめ:生徒・同僚・上司・保護者に好かれる先生とは?
全員から好かれようとしてはつらくなってしまうかもしれません。一番身近な人、接する人、話しやすい人から少しずつ好かれていくと、その輪がどんどん広がってきます。
ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「生徒・同僚・上司・保護者に好かれる先生とは?」も是非ご覧ください。
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