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教員の人脈作りの3つのポイント(企業・省庁・出版社とつながった私の実例)

教員の人脈作りの3つのポイント(企業・省庁・出版社とつながった私の実例)一歩先ゆく音楽教育(スキルアップ編)
一歩先ゆく音楽教育(スキルアップ編)
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音楽教員歴10年の原口直です。

音楽科の教員は1校に1人ということが多くて、心細く感じたり孤独を感じたり「これでいいのかな」と不安になったりすることがあると思います。

そんな時に考えたいのが次のステップ、次の知識をつけられる外とつながることです。
自分の知識が増えたり考え方が変わる、考え方が新しくなるのはもちろんですし、新しいステップ…自分がどこに向かえばいいのか、どんなことを目指せばいいのかということがわかります。

 

この動画では外部との関わり方について話をしますが、他に研究会それから研究授業のこともテーマにした動画を上げています。

自分が研究会に行って学ぶ(動画「教員のスキルアップ・人脈作りにおすすめの研究会・学会を紹介」)。
それから自分が研究授業をして外の人に見てもらう(動画「研究授業の計画・運営・アフターフォローの方法」)。

そんな話をしていますので、そちらもご参照ください。

 

 

 

教員であっても自分を売り込む!

企業では営業は当たり前です。自分の会社が扱っているモノやサービスを他の人に広く知ってもらい、使ってもらったり買ってもらったりするために営業というのは必ず行います。それがとても大事なことです。

車でもジュースでもビールでも何でも商品には営業というのがあって「こういう良い商品があります。ぜひ知ってください。使ってください。買ってください。」これが営業です。

学校の場合、先生自身。そして先生が教えている教育が商品となりますので、それを売り込むというのが大事です

 

研究授業を案内する際に工夫すること

一つ目には研究の案内を出すということです。

研究授業する際にそのメール「こんなことをします。ぜひ見に来てください」というのを送ります。
これは商品を営業するのと同じように、研究授業の案内について「新しい試みをします」とか「実験的な取り組みをします」とかそういった内容を「見なきゃ損ですよ、是非来てください、必ず得るものがあります」ということを強く訴えるメールを送ります

テレビショッピングなどでもやっているように、自分の授業のどこが強みで、どういう特徴があって、あなたにどういうメリットがありますよということをメールで伝えるのです。そういった自分の売り込みをします。

 

一般公開されているイベントで自分を売り込む

それから、自分の乗り込み方は一般的に開かれているイベントで売り込むという方法もあります。

私は公開授業の中でサントリーホールの担当者の方に来ていただいたことがありますが、これもきっかけはとても身近で、サントリーホールが主催している一般に公開されたイベントのバックヤードツアーに参加した時「ぜひこれはつながりを作っておきたい」「バックヤードツアーに生徒を連れてきたい」そういった意思から名刺を交換してサントリーホールの方とつながることができました。

特殊なルートがあったわけではありません。一般に公開されたイベントに参加者として参加して、そこからたまたまつながりができただけです。そういった時に、自分は音楽が教員であり「こういうことをやってみたい」「こういったことを生徒にも紹介したい」という熱意をきちんと伝えるというのがいいと思います

 

「運命」という楽曲を使った授業では企業のCSR活動を考えさせ、その際にサントリーホールの方にもご協力いただきました。詳しい授業内容は「音楽のオンライン授業実践編《教材:交響曲第5番ハ短調(運命)》」で紹介しています。

 

職場のものとは異なる名刺を作る

その際に必要なのが名刺です。
私は学校で支給されるシンプルな名刺以外に自分で名刺を作っていました。

 

学校の住所や連絡先はもちろんですが、こだわりという欄を作って、自分がこだわりを持ってやっていること…音楽科教育、知的財産権教育や和太鼓、そしてお笑いというキーワードを入れて、相手に印象を持ってもらえるような工夫をしています。

 

こだわりにお笑いを入れておくと大体どの人でも引っかかってくれて、お笑いが好きなんですかと聞かれます。そうすると「私は実は教員の前に芸能プロダクションのマネジメントをしていて…」という話から知的財産権の話に持っていたりしました。こういった自分を売り込むための名刺、それからトーク。これも非常に重要なことだと思います。

 

名刺を持つメリット・使い方・作り方については「教員は名刺を持つべきだ!(その理由・手軽な作り方・名刺交換の作法)」の中で詳しくお話しています。

 

待ってても誰も来てくれません。自分から売り込むこれが大事なことです

 

 

小さな機会を生かして積極的に情報を発信する

自分が研究会・学会の観覧側・聞く側の場合

自分が研究会や学会に聞く側として参加した場合。

必ず講師の方と名刺を交換したり、関わりのある方とお話をしたり、感想のメールを送ったりして、一方通行で終わらないようにするというのが大事だと思います。すべての講師の方にする必要はもちろんありません。自分の興味のあること、学校の研究に使えそうだなという分野を研究している人だけで構わないと思います。

発表が終わった後などに名刺交換・挨拶を交わす、その際もきちんと自分のこだわりの名刺を持っていくということが大事と思います。

 

年度初めがチャンス!教育や専門科目の学会に入会して教員も学び続けよう」では、学会の探し方・入会の方法を紹介しています。

 

自分が研究会・学会の発表者側の場合

自分が発信者の方にいた場合。

来て下さった人達にお礼のメールを必ずするというのも大事です。著作権の授業をしたときに参観者の方がいろいろ来てくださいましたけれども、その方に一通お礼のメールをすることでいろんな人につなげてくださったり、それから次の機会に呼ばれたり、他のこういうすごい人たちがありますという風に紹介してもらったり、というふうに芋づる式にたくさんの人や機会につながることができました。

 

学会で発表するための心得について「教員のための学会発表のすすめ【数年先の授業のために研究しよう】」の動画の中で解説していますので是非ご覧ください。

 

自分が受ける時も発信する時も一方通行で終わらずに、必ず2ターン3ターンやり取りをするということが大事だと思います。

 

 

情報を収集して業界のトレンドを把握する

何を収集するかというと「情報」です。

書籍やネットなどで教育界・音楽界の有名人についてのイベントを知ったり、それから業界の動向やトレンドを知るというのをとても重要なことです。どんなことについて皆さんに興味があるのか、そしてどんなことが流行っているのかというのを知るのはとても大事なことです。

研修会や研究会などに行くというのも外部とつながれるきっかけになります。研究官や研修会は同じ目的や興味を持った人が集まりますので、そこで横のつながりをつくるというのはチャンスです。特に企業が主催する教育イベントなどでは教員はとても重宝されますので、そういった人たちにも名刺を配るのが大事です。

そこで取材に来ている出版社の方につながったり、それから出版社の人につながっている先生に紹介をしてもらったりというふうに二次的、三次的なつながりが出てきます。情報を収集することでつながることができる。ぜひ頭の片隅に置いておいてください。

 

情報を得ることは自分の世界を広げる・見識を広げるためにもとても大事なことだと思います。「音楽教員におすすめの効率的な情報収集術の紹介(おすすめのウェブサイト・アプリ)」のなかで、具体的な情報収集方法を紹介しています。

 

 

まとめ:教員の人脈作りの3つのポイント(企業・省庁・出版社とつながった私の実例)

今日は外部とのつながり方について話しました。

ベテランの方、次のステップに進む方ももちろんですけども、若い人ほど外部とつながろうとチャレンジ!当たって砕けろ!の精神でチャレンジしてみるといいと思います。学校の中では音楽科教員は1人だからこそ外に味方を作る、外につながりをつくる、そういうことができる教科なんです

また、つながりができた企業や省庁などは向こうにメリットがなければ、リアクションは返ってきません。企業は利益を上げることが最優先ですので「これはお金にならないな」「つながっておいてもしょうがないな」と思えば向こうから関係を切ってくれます。そうなった時には恨まずにそういうものなんだと潔く手を引けばいいんです。

 

 

関わりたいとこちらから積極的に働きかけるのは、向こうにとっては悪いことではありません。それをどうするかは向こうが判断すればいいので、心配せずに臆せずに、ぜひどんどんアタックしてみるのがいいと思います。

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「教員の人脈作りの3つのポイント(企業・省庁・出版社とつながった私の実例))」も是非ご覧ください。

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この記事を書いた人
原口直

Google認定教育者/東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

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