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【教員こそ考えてほしい】キャリアパスポートとは?

【教員こそ考えてほしい】キャリアパスポートとは?一歩先ゆく音楽教育(スキルアップ編)
一歩先ゆく音楽教育(スキルアップ編)
この記事は約6分で読めます。

皆さん、こんにちは。一歩先ゆく音楽教育、原口直です。

現在は学校での教育研究の経験と、未来につながる新しい学びについて情報発信しています。
このYouTubeチャンネルでは学び続ける先生と学生さんのために、学校で役立つ情報と提案を発信しています。

 

学校現場の先生なら、この「キャリア・パスポート」という言葉をご存知かと思います。説明すると2020年4月から小中高校で始まったのがこの「キャリア・パスポート」です。

始めた理由は、新学習指導要領の特別活動の項目「学校、家庭及び地域における学習や生活の見通しを立て、学んだことを振り返りながら、新たな学習や生活への意欲につなげたり、将来の生き方を考えたりする活動を行う」際に、児童生徒が「活動を記録し蓄積する教材等を活用すること」と文科省のサイトにあります。

このキャリア・パスポート、どういったものなのかお話しします。

この動画は、教員の皆さんに向けてはキャリアの考え方とは何だろう?、また、教員自身でご自身のキャリアを考えたいという方。また、キャリア・パスポートの意味は何か?という人にご覧いただきたい動画です。
また、教員以外でも学校でおこなわれているキャリア・パスポートを知りたいという方は、ぜひ最後までご覧ください

 

この動画の他には、私のキャリアを紹介した動画

【貴重なスキル・経験を獲得!】大卒→非常勤講師を経て教員になった体験談をお話します
カルチャーショック!民間企業の会社員から学校教員へ転職して驚いた3つのこと
私のキャリアは大学卒業後、非常勤講師とアルバイトとの並行→企業→公立中→国立中→フリーランスです。こういったキャリア形成に興味がある方はごらんください。

 

また、キャリア形成に欠かせない「お金の話」をしています。

教員が最低限身につけるべきお金の知識~貯金・保険・投資~
教員も積極的にお金の話をしよう【ボーナスの使い方・考え方】
給与の話は他の動画やサイトをご覧いただいて、私の動画では貯金や保険、投資の話をしています。素人の私でもわかる考え方です。

 

併せてごらんください。

 

 

キャリア・パスポートとは

文部科学省のキャリア・パスポート、その定義が載っていましたので読み上げます。

「キャリア・パスポート」とは,児童生徒が,小学校から高等学校までのキャリア教育に関わる諸
活動について,特別活動の学級活動及びホームルーム活動を中心として,各教科等と往還し,自らの
学習状況やキャリア形成を見通したり振り返ったりしながら,自身の変容や成長を自己評価できるよ
う工夫されたポートフォリオのことである。

なお,その記述や自己評価の指導にあたっては,教師が対話的に関わり,児童生徒一人一人の目標
修正などの改善を支援し,個性を伸ばす指導へとつなげながら,学校,家庭及び地域における学びを
自己のキャリア形成に生かそうとする態度を養うよう努めなければならない。

『キャリア・パスポート』の様式例と指導上の留意事項」より

 

実際に使える資料も例示してあります。

「ポートフォリオ」とは、教育現場では個人評価のことです。金融や投資の業界では保有している金融商品の一覧のことを言います。またクリエイティブ用語では、作品集のことを言うそうです。

実際に文部科学省が例示している、小中高校の資料を紹介します。

 

 

キャリア形成についての2つの考え方

キャリアの考え方は2つあるとされています。

 

「1つでも自信が持てるものを持ちたい・それを認識したい」それから「客観的に自分を見たい」という方に見ていただきたい動画が「教員のキャリアアップを考える【強みを自覚して特定分野で第一人者になる方法】」です。教員の方のキャリアアップのヒントになるかもしれません。

従来のキャリア形成の考え方

目指すゴールを定めて、キャリアアップを具体化し、それに向かって経験を積み重ねていく。
「ゴール=なりたい職業や取得したい資格」を決めて、それを達成するためにどのような手順を踏んで行けばいいかというすごろくのような形です。

「夢に日付をつけよう」とか「10・20・30年後を見すえて、今日何をする、1年後何ができるようにする」という風に細かくつけていくこともあります。

 

新しいキャリア形成の考え方「計画された偶発性理論」

Planned Happenstance(プランド ハップンスタンス)理論は、20世紀末にスタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提唱した理論です。意味は「意図された偶然・計画された偶発性」と訳されています。

 

 

この理論が生まれたきっかけ。それは先ほどのすごろく型のキャリア論が限界だという見方があったからです。18歳時点で「なりたいと思っていた職業に就いた」という人は2%にすぎないということが立証されて、変化の激しい時代、予期せぬ事態に対応できるようなキャリアの考え方をしようという風に提唱されています。

この理論は3つのポイントがあります。

・変化の激しい現代において、キャリアの8割は偶然の出来事によって形成される
・偶然の出来事を利用して、キャリア形成に役立てる
・自ら偶然の出来事を引き寄せるよう働きかけ、積極的にキャリア形成の機会を創出する

 

私自身のキャリアは偶発性のたまもの

私はこの新しいキャリア論に賛同します。なぜなら、私のキャリア自体がすごろくのように進めてきたわけでは全くないからです。

私は中学まで音楽をやろうと思っていませんでしたし、教員になりたいと少しも思っていませんでした。また、国立の教員になろうとも少しも思っていませんでしたし、まさかフリーランスに今なるとは…YouTubeにチャンネルを持つことになるとは、全く想像だにしていませんでした。

 

視聴者からの質問に回答①〜教育実習で音楽教員を目指したのに民間企業に就職したのはなぜ?」の動画で、どのような心境の変化があって、民間企業へ就職したのか?教員になったのか?をお話しています。

 

この意図された偶然によって私のキャリアは形成されてきたと言えます。

 

 

実践!中学生のキャリアパスポートを書いてみた

実際に文部科学省が例示しているキャリア・パスポートの書き方について、私がやってみようと思いますのでぜひ動画をご覧ください。

 

 

ウェブサイトの記事の内容は動画と同じです。
動画「【教員こそ考えてほしい】キャリアパスポートとは?」も是非ご覧ください。

ネットや本の情報・専門家への問い合わせでは解決しないことありませんか?
公立・国立の学校現場を知っている経験を生かして、机上の法律と学校現場の皆さんとをつなぎます。現実的に学校での対応が可能な施策を一緒に考えましょう。

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この記事を書いた人
原口直

Google認定教育者/東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

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原口 直の一歩先ゆく音楽教育

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