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年度初めがチャンス!教育や専門科目の学会に入会して教員も学び続けよう

年度初めがチャンス!教育や専門科目の学会に入会して教員も学び続けよう一歩先ゆく音楽教育(スキルアップ編)
一歩先ゆく音楽教育(スキルアップ編)
この記事は約7分で読めます。

皆さん、こんにちは。一歩先ゆく音楽教育、原口直です。

現在は学校での教育研究の経験と、未来につながる新しい学びについて情報発信しています。
このYouTubeチャンネルでは学び続ける先生と学生さんのために、学校で役立つ情報と提案を発信しています。

 

今日は「学会に入ろう」という話をします。

学校に音楽の教員は私1人でした。とても孤独で「これでいいのかな」という不安が常につきまとっていました。自分のベストを尽くしているつもりですが、もっと上を目指すにはどうすればいいのか、展開のしようはあるのかということを知りたいです。数年経験を積んでいくと「行きづまり感」や「マンネリ化」を生んでしまいます。

この動画では「もっと広い世界を知りたい」「ステップアップしたい」そして「自分が持っている経験、それをリニューアルしたい」という方に向けて学会の話をしたいと思います。

 

この動画の他には

スキルアップ・人脈作りのために教員は研究会・学会へ行こう!
知識だけではなく人脈が作れる研究会・学会についてお話しした動画。

 

【日本音楽教育学会で研究発表】オンライン開催の学会で発表するときに注意すべきこと
私の学会での報告についてです。日本音楽教育学会の全国大会。オンラインで行われた大会で、実際に私が発表した内容やオンラインでの学会のメリット・デメリットについてまとめて話した動画です。

 

併せてご覧下さい。

 

 

自分の興味ある学会の探し方

教育に関連する学会について

まず教育に関する学会は「教育関連学会連絡協議会」というホームページサイトでまとめられていますが、2021年3月の時点で69団体あります。

学会の種類は教科で分かれていたり、教育学の分野で分かれていたり、幼児教育・高校など発達段階で分かれているというものもあります。
まずは教育に関する学会の種類を知って、自分の興味があるところをチェックしていきましょう。

 

音楽に関連する学会について

次に音楽に関する学会の探し方です。
これは1つにまとめられているサイトがないので、探すのがちょっと大変かもしれません。音楽の教育に関する学会の他、ジャンル別…民族音楽やポピュラー音楽。また楽器などで分かれていたりもします。音楽に関する学会も様々です。自分が好きな分野から「●● 学会」で調べてみると、関連のものが出てくると思います。

そして、その選び方ですけれども、自分の興味のある分野はもちろんですが、大学でお世話になった先生や友人。そして勤めている学校の同僚や同じ教科の他の先生に聞いてみるといいと思います。そういった人たちが「こういった学会があるよ」と紹介してくださったり、「自分がどういう学会に入っているか」教えて下さったりします。

自分の身近にいて、話が合う人・興味の分野が合う人からヒントを得ていくと自分が所属する学会、これが見つかると思います。周りから攻めていきましょう。

 

学会に入会する先生はもちろんのこと、私は名刺を教員全員が持つべきだと思っていますし、自分で作った方がいいと思っています。「教員は名刺を持つべきだ!(その理由・手軽な作り方・名刺交換の作法)」の動画では、名刺を持つメリット・使い方・作り方についてお話をしました。

 

 

学会への入会方法

今はだいたいほとんどの学会にサイト…専用のホームページがあります。そのホームページには「入会の仕方」「入会案内」などが書いてありますので、そこで入り方を確認しましょう。
学会によりますが入会費や年会費が必要である。また、すでに会員の人から推薦をもらわなければいけないというところも多いです。

ですので、まずは「その学会に入る資格が自分にあるのか」また、「そのお金を払う」ということについて考えてみましょう。
お金がかかるならば「入る価値があるのか」「その対価に見合った報酬が自分にあるのか」ということが重要です。報酬というのはお金だけではありません。知識や人脈・目に見えない報酬のことです。それが得られるのかどうか判断をしましょう。

私が所属している日本音楽教育学会は年7,000円。日本知財学会は年10,000円がかかっています。
私はその金額を払ってでもその学会に入る価値があると思うので、払っています。

また学会がしてくれること。例えば機関誌を出していたり、大会…地区大会や全国大会を様々な頻度で開いていたり。そしてなんといっても人脈。どこにつながるのか、誰につながるのか、何を知って欲しいか、何が学べるか。こういったことを考えましょう。

知識や人脈といった見えない報酬に対して、自分が入る価値があるのかということ。よく考えて入会の案内を見てみましょう。

 

費用対効果を見極めること、大切です。「カルチャーショック!民間企業の会社員から学校教員へ転職して驚いた3つのこと」の動画でお話していますが、民間の感覚からすると教員の世界におけるお金の考え方は全く異なるものでした。

 

 

学会入会のメリットとデメリット

入会のデメリット

1つ目は費用です。入会費や年会費はもちろんですけれども、大会に参加する場合、別途交通費や宿泊代などが必要になってきます。そういったお金を払ってでも、入る価値があるのか、吟味する必要があります。

割くのはお金だけではなく時間も割きます。学会に関わることで、もし発表する場合にはその発表の準備などもありますし、大会に参加する場合にはその時間…例えば土日をつぶさなければいけなくなるとか、金曜日から前乗りしなければいけないとか。そういった時間を割かなければいけないということを念頭においておきましょう。

 

「学会発表するのってちょっと抵抗あるな」という人にぜひ見ていただきたいのが「教員のための学会発表のすすめ【数年先の授業のために研究しよう】」の動画です。なかなか学会で発表できない先生への特効薬も紹介しています。

 

現在では大会をオンラインにしている場合もあって、この場合は交通費や宿、時間は大幅にクリアされています。しかし、デメリットとしては名刺交換ができず、人脈が作りにくいというのも1つ挙げられると思います。

以上がデメリットです。

 

入会のメリット

人脈を得る

何と言っても「人脈」です。

研究者や大学の先生、また現職の幼稚園から高校までの先生、そして大学院生など年齢や経験・バックグラウンド・興味の対象が様々な人と会うことができます。

 

学会等で積極的に情報を発信することで私は企業・省庁・出版社とのつながりを得ることができました。「仕事における人脈作りの3つのポイント(教員の私はこうして企業・省庁・出版社とつながりました)」の動画で詳細をお話しています。

 

自己評価の基準を得る

そして「評価」

自己評価ができるというのもメリットです。
学校で孤独であっても学会の大会に参加することで、自分が教えていることまた向かっている方向が正しいのかどうか、進んでいるのかどうか、よくできているのかどうかということをわかります。そういった物差しを持つことができるのです。

先進的で圧倒的な研究・実践・知識に圧倒される

またメリットとして私は「圧倒される」これもメリットだと考えます。

学会の大会に参加するたびにバケモノのような研究者に毎回打ちのめされています。「こんな素晴らしい研究をしている人、こんなに進んだ研究をしている人がいるんだな」ということ。「同じ中学校でも素晴らしい実践をしている人がいる」ということに圧倒されるのです。

それから「知識」もです。例えば日本音楽教育学会では、いわゆる音痴について長く研究されている方、それから絶対音感に関して研究されている方。もちろん教科教育に関して研究されている方などの話を聞いて、知識をたくさん得ることができて、それを自分の授業に生かしたこともあります。

こういった打ちのめされる・圧倒されるというのも、次に「頑張ろう」と思える1つの動機になるはずです。こういった「人脈」「自己評価」そして「圧倒される」これが学会に参加するメリットです。

 

 

まとめ:年度初めがチャンス!教育や専門科目の学会に入会して教員も学び続けよう

今日は「学会に入ろう」という話をしました。私が所属している日本音楽教育学会・日本知財学会。両方とも、とても私には刺激が強くて毎年出会いや発表がとても楽しみです。

皆さんもぜひ学会に参加をして、視野を広く学び続けるという気持ちを持っていってください。

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「年度初めがチャンス!教育や専門科目の学会に入会して教員も学び続けよう」も是非ご覧ください。

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この記事を書いた人
原口直

Google認定教育者/東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

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