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卒業・進路の足音が聞こえてくる…音楽教員が12月にすべきこと

卒業・進路の足音が聞こえてくる…音楽教員が12月にすべきこと一歩先ゆく音楽教育(授業準備編)
一歩先ゆく音楽教育(授業準備編)
この記事は約6分で読めます。

皆さん、こんにちは。一歩先ゆく音楽教育、原口直です。

現在は学校での教育研究の経験と、未来につながる新しい学びについて情報発信しています。
このYouTubeチャンネルでは学び続ける先生と学生さんのために、学校で役立つ情報と提案を発信しています。

 

この動画は実際に使っていた学校の手帳を6年分ひっくり返して、12月にしていたことを並べています。

他に再生リストでは、【月刊すべきこと】として4月からすべての【音楽教員のための月刊すべきこと】という再生リストを並べていますので、ぜひそちらもご覧ください。

12月にすべきことは全部で4つの項目「音楽科」「学校」「学年・学級」「その他」、この4点で話を進めていきます。

 

 

 

音楽教員の年間スケジュールを、「1.音楽科」「2.学校」「3.学年・学級」「4.その他」の4つのカテゴリーに分けて、その概略を紹介しました。

音楽教員の1年間のスケジュールはこちらから

12月にすべき【音楽科のこと】

授業はもちろんですがそれと並行して成績を〆めていく。これが大事です。3年生の成績はもちろん早めに出す必要がありますが、1・2年生も2学期の通知表が出る前にきちんと成績を〆める、評価を〆める。ということが大事です。

 

それから1月に私は和太鼓の授業をしていたので、12月中には太鼓を貸していただく。その運搬や手配をしていました。冬休みを挟んで1月も視野に入れて授業の準備をしていく必要があります。

 

和太鼓を指導する際に私は「口唱歌」を活用していました。西洋音楽を中心に学んできた方にとっては口唱歌は難しいもの、異質なもの、新しいものという考えがあるかもしれませんが、実はとっても便利で簡単で生徒たちにもなじみやすいものだという話を「新しい学習指導要領の言葉『口唱歌』の解説・音楽の授業実践例」で紹介しています。

 

 

12月にすべき【学校のこと】

学校のすべきことは、次年度の改善案を出すのがそろそろこの時期です。行事の時期であったり内容であったり、来年度の大まかなスケジュールが出てくるのがこの時期ですので、特に文化的行事・音楽に関連する行事にきちんと目を光らせておく必要があります。

 

文化祭や合唱コンクールの運営の主は音楽科教員です。音楽科がそのコンクールの全てを決めるのと同時に、音楽の指導をしていかなければなりません。どのようなことに気をつければいいか「音楽教員のための校内合唱コンクール・合唱祭・文化祭などの行事運営術」で3つのポイントをお話ししました。

 

それから12月は大掃除もあります。音楽室は広いですし掃除をするところたくさんありますので、「どこの部分を重点的にするのか」とか「大掃除の時に力仕事をしよう」とか「処分しようと思っていたものを運びだそう」とかそういう計画を立てるのを大切なことです。自分一人ではできません。

 

それから3年生を送る会や卒業式が3学期にある場合、その計画…例えば歌とか吹奏楽の演奏とか。そういったことを考えるのも12月そろそろ考え始める必要があります。

それから冬休みが迫っていますので、冬休みの動静を考えてそれを提示するのも大事です。

以上が学校に関わる12月にすべきことです。

 

 

12月にすべき【学年・学級のこと】

まず学年でいうと修学旅行を来年度に控えている場合、その実踏=実地踏査がこの時期にあります。下見のことです。
宿に行って打ち合わせをしたり、観光地でパンフレットをもらったり、どういったところに危険があるかなどを下見するのがこの時期です。また、遠足も同じです。下見に行ったり、手配をする予約の電話をするといったことがこの時期にあります。

 

宿泊行事は、担任の場合はもちろんついていきますが、音楽科の教員は担任以外の学年に入ることもあります。その際の3つのポイントを「副担任・音楽教員としての学校宿泊行事への関わり方」で紹介しています。

 

それから、所見を書く。通知表に所見を書くのもこの時期です。2学期の通知表一人ひとりへの所見は、早めに取り掛かりましょう。

それから、学校・学年によっては職場体験もこの時期にあるかもしれません

 

進路に関わる重要事項が目白押し

ここからは進路に関わることです。

特に中学校3年生を担任している場合、12月はとても重要な時期です。まずは面談。子どもとの面談や三者面談など、冬休み前なのか冬休み中なのか。そういったことも調整していく必要があります。それから、いよいよ願書や受験票といった書類。これを準備したり、保管したり、確認したりするのがこの時期です。

 

週1回の授業しかない音楽科教員が担任を受け持った時、自分のクラスの生徒の学習状況をキチンと把握するためにはちょっとこしたコツを使う必要があります。「音楽教員が学級担任として進路指導に関わる際の3つのポイント」で紹介しています。

 

担任として一番大事なのは調査書です。その子がどこを受験するかをきちんと把握をして、その調査書を入手してもらってそれを正確に書く。また、印を押したり、指定の方法で封をしたりということも大事な仕事です。
他にも検討会。学年の教員全員で生徒一人一人の出願先、志望先について検討していくという会。他にも公立学校のガイダンスなどに行ったり、私立学校に入試相談に行ったりなんてこともあります。

12月は受験にとって、とても大事な時期です。

 

 

12月にすべきこと【その他】

12月もこまごまとした原稿を頼まれることがあります。年末のコメントや卒業に向けたコメント、冊子や報告書などの原稿書きが意外とこの時期にあります。

それから、大学生や大学院生の論文のインタビューや調査などに協力をしたなんてこともありましたし、プライベートのことでは12月といえば第九。第九の練習や本番。そういったことも重なってきます。もちろん帰省や旅行も入ってきます。

12月は学校のこともプライベートのこともとても忙しい時期です。

 

働き方改革や残業時間が長い、特に中学校の先生は働きすぎなど言われていますが、ワークとライフのバランスをどのように取っていけばいいのか。「教員がワークライフバランスを保つための3つの方法」で私の実践をお話ししました。

 

 

まとめ:卒業・進路の足音が聞こえてくる…音楽教員が12月にすべきこと

たくさんやることがあります。

特に中学校3年生進路を控えている場合、担任だろうが、学年のスタッフであろうが、やることはたくさんあります。ミスは絶対に許されませんので頭の中をきちんと整理して、授業などすべきことと並行して進めていく。これが大事なことです。計画的に動きましょう。

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「卒業・進路の足音が聞こえてくる…音楽教員が12月にすべきこと」をご覧ください。

この記事を書いた人
原口直

Google認定教育者/東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

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原口 直の一歩先ゆく音楽教育

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