音楽教員歴10年の原口直です。
ワークライフバランスとは、文字通りワーク(仕事)・ライフ(生活)のバランスについてです。
働き方改革や残業時間が長い、特に中学校の先生は働きすぎなど言われていますが、ワークとライフのバランスをどのように取っていけばいいのか。私の実践をお話しします。
ワークライフバランス改善策1:時間の使い方を工夫する
時間の使い方については別で動画を作っていますので、詳しくはそちらをご覧ください。
ワークとライフのバランスを取るには、時間をどのように使うかが第一だと思います。
やるべきことのリストを作ったり、余裕のあるスケジュールを組んだり、優先順位をつけることで仕事を効率よく行う。そして、やるべきことをやったら定時に退勤して、自分の生活…プライベートの時間をもつことが大切だと思います。
ワークライフバランス改善策2:習い事・余暇を予定に組み込む
習い事についてはこちらも別の動画「教員に習い事をおすすめしたい理由と選び方とは?【社会人の自己研鑽】」で発信していますので、ご参照ください。
学校・授業とは距離を置く時間を確保する
習い事や余暇を入れることで何がよくなるかというと、曜日や時間で身も心も別世界にいる時間を作るということです。
例えば私は習い事で毎週合唱をやっていました。合唱は学校とはまったく関係のないことですし、指揮者ではなく1団員、ソプラノとして入っていましたので、指導方法や音楽教育とは離れて自分が学ぶ立場で居ました。
そして合唱では、授業を良くしようというより「自分が日本一になるんだ」「いい演奏をするんだ」こういったところにモチベーションがありました。
学校・音楽教育に関係の無い人と関わることの重要性
それから、学校や音楽に関係のない人と関わる、これも大事なことだと思います。自分がいかに小さなところで悩んでいるかを知らせてくれたり、こういった悩みを忘れさせてくれるというのが大事です。
余暇は例えば美容院、マッサージ、ネイルサロンなど自分をよくする時間を作るということです。
習い事や余暇の時間を使って、ライフを充実させることで必然的にワークもよくなってくると感じます。
ワークライフバランス改善策3:周囲に発信しておく
子育て・介護・習い事といった自分のライフに関することを、ワークの場でも必要最低限で構いませんので、伝えておくといいと思います。
私は介護のことについて管理職や事務の先生、学年主任に伝えておきました。
自分のプライベートのことを伝えておくことで、例えば介護休暇を取る時にお願いしやすくなったり、周りの方にご理解いただいて授業を調整していただいたりすることができました。
自分のプライベートはあまり言いたくないというのもあるかもしれません。自分が必要だと思う人、最低限で構いません。少し周りの人に根回しをしておくといいと思います。
まとめ:【働き方改革に取り組もう】教員がワークライフバランスを改善するための3つの取り組み
教員という仕事はどうしても、ワークとライフのバランスをうまくとれずに体や心が疲れてしまう人が多いです。
ワークとライフ、どちらかを犠牲にするという考え方でなく、ワークを大事にすればライフが。ライフを大事にすればワークがよくなる。その相乗効果だと思います。
どちらか一方に偏りがあっても、両方うまくいくとはあまり思えません。
ぜひ時間の使い方…ワークとライフ、両方よくなるように考えてみてください。
ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「【働き方改革に取り組もう】教員がワークライフバランスを改善するための3つの取り組み」も是非ご覧ください。
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