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【働き方改革に取り組もう】教員がワークライフバランスを改善するための3つの取り組み

【働き方改革に取り組もう】教員がワークライフバランスを改善するための3つの取り組み 一歩先ゆく音楽教育(スキルアップ編)
一歩先ゆく音楽教育(スキルアップ編)
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音楽教員歴10年の原口直です。

ワークライフバランスとは、文字通りワーク(仕事)・ライフ(生活)のバランスについてです。

働き方改革や残業時間が長い、特に中学校の先生は働きすぎなど言われていますが、ワークとライフのバランスをどのように取っていけばいいのか。私の実践をお話しします。

 

 

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ワークライフバランス改善策1:時間の使い方を工夫する

時間の使い方については別で動画を作っていますので、詳しくはそちらをご覧ください。

 

時間管理の具体的な方法については「【教員の働き方改革】残業時間を減らすための教員の1日の時間の使い方」の動画でお話しました。

 

ワークとライフのバランスを取るには、時間をどのように使うかが第一だと思います。

やるべきことのリストを作ったり、余裕のあるスケジュールを組んだり、優先順位をつけることで仕事を効率よく行う。そして、やるべきことをやったら定時に退勤して、自分の生活…プライベートの時間をもつことが大切だと思います。

 

教員のための効率的なスケジュール管理術」の動画では、アナログの手帳とデジタルツールを使ったプライベート・仕事のスケジュール管理の方法を紹介しています。

 

 

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ワークライフバランス改善策2:習い事・余暇を予定に組み込む

習い事についてはこちらも別の動画「教員に習い事をおすすめしたい理由と選び方とは?【社会人の自己研鑽】」で発信していますので、ご参照ください。

 

 

学校・授業とは距離を置く時間を確保する

習い事や余暇を入れることで何がよくなるかというと、曜日や時間で身も心も別世界にいる時間を作るということです。

例えば私は習い事で毎週合唱をやっていました。合唱は学校とはまったく関係のないことですし、指揮者ではなく1団員、ソプラノとして入っていましたので、指導方法や音楽教育とは離れて自分が学ぶ立場で居ました。
そして合唱では、授業を良くしようというより「自分が日本一になるんだ」「いい演奏をするんだ」こういったところにモチベーションがありました。

 

プレイヤーとして全国大会に行くような社会人の団体に入っていました。「全国レベルの合唱団の練習時間・練習内容・団員のモチベーションとは?」の動画では、全国大会に出るような合唱とはどういったものなのかお話ししました。合唱指導のヒントになるかもしれません。

 

学校・音楽教育に関係の無い人と関わることの重要性

それから、学校や音楽に関係のない人と関わる、これも大事なことだと思います。自分がいかに小さなところで悩んでいるかを知らせてくれたり、こういった悩みを忘れさせてくれるというのが大事です。

余暇は例えば美容院、マッサージ、ネイルサロンなど自分をよくする時間を作るということです。

習い事や余暇の時間を使って、ライフを充実させることで必然的にワークもよくなってくると感じます

 

 

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ワークライフバランス改善策3:周囲に発信しておく

子育て・介護・習い事といった自分のライフに関することを、ワークの場でも必要最低限で構いませんので、伝えておくといいと思います。

私は介護のことについて管理職や事務の先生、学年主任に伝えておきました。
自分のプライベートのことを伝えておくことで、例えば介護休暇を取る時にお願いしやすくなったり、周りの方にご理解いただいて授業を調整していただいたりすることができました。

自分のプライベートはあまり言いたくないというのもあるかもしれません。自分が必要だと思う人、最低限で構いません。少し周りの人に根回しをしておくといいと思います。

 

部活動は忙しかったり伝統を重んじたり、そういった自分のコントロールしえないことで悩んだりすることが多いと思います。「音楽教員のための部活動の持ちかた(負担を減らすための工夫とは?)」の動画で、どのような点に注意して部活動を持てばいいのかをお話しました。

 

 

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まとめ:【働き方改革に取り組もう】教員がワークライフバランスを改善するための3つの取り組み

教員という仕事はどうしても、ワークとライフのバランスをうまくとれずに体や心が疲れてしまう人が多いです。

 

教員のための心と体の健康管理方法」の動画のなかで、私が現役教員時代にしていた体調管理の方法についてお話をしています。

 

ワークとライフ、どちらかを犠牲にするという考え方でなく、ワークを大事にすればライフが。ライフを大事にすればワークがよくなる。その相乗効果だと思います
どちらか一方に偏りがあっても、両方うまくいくとはあまり思えません。

ぜひ時間の使い方…ワークとライフ、両方よくなるように考えてみてください。

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「【働き方改革に取り組もう】教員がワークライフバランスを改善するための3つの取り組み」も是非ご覧ください。

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この記事を書いた人
原口直

東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー/公立中学校音楽科教員

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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