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【日本音楽教育学会で研究発表】オンライン開催の学会で発表するときに注意すべきこと

音楽教育ch.(スキルアップ編)
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皆さん、こんにちは。一歩先ゆく音楽教育、原口直です。

現在は学校での教育研究の経験と、未来につながる新しい学びについて情報発信しています。
このYouTubeチャンネルでは学び続ける先生と学生さんのために、学校で役立つ情報と提案を発信しています。

 

今日は学会に行ってきた。日本音楽教育学会に参加した様子をお話しします。

昨今様々なものがオンライン化しています。例えば授業もそうですし、コンサートやライブもオンラインで行われています。また、会社の会議もそうですし、飲み会なんかもオンライン化していますね。

その中で今回日本音楽教育学会の全国大会もオンラインで開催されました。本来であれば京都教育大学で行われる予定でした。毎年全国のいろいろな大学で行われているんですが、今回はその京都での開催を断念してオンラインでの開催となったのです。オンラインでの学会どのようになるのか、今日はお話ししたいと思います。

 

私の学会での発表内容は「日本音楽教育学会において研究発表を行いました」の記事の中で、スライドの内容を一部公開しています。発表内容は「『子どもが学ぶ・教員が学ぶ』オンライン教育の可能性」です。興味のある方は記事をご覧ください。

 

オンラインでの開催、一体どのような会になるのか、メリット・デメリットも含めて私が発表した様子、感じたことをお話しします。

この動画は、オンライン学会に興味がある人、そもそも学会・研究会に興味がある人、そして学会や研究会に参加してみたい、はたまた発表してみたいということそれに興味がある人は是非ご覧ください

この動画ではオンラインでの学会の様子を話ししますけれども、ほかに「スキルアップ・人脈作りのために教員は研究会・学会へ行こう!」という動画。こちらは学校で行われる研究会や音楽や教育に関する学会の様々な種類を紹介したり、音楽・教育以外の学会について紹介しています。

また「仕事における人脈作りの3つのポイント(教員の私はこうして企業・省庁・出版社とつながりました)」という動画では自分を売り込んだり、情報発信や収集をして学校外の企業や官庁・省庁そして出版社とつながる、外のつながり方について話をしています。

 

 

興味のある方、是非ご覧ください。

 

 

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発表内容「『子どもが学ぶ・教員が学ぶ』オンライン教育の可能性」

今回はオンライン教育の可能性について発表しました。

当初これを計画したのは2019年の夏ころでしたので、オンライン教育がどのように有効か・広がっていくかということを研究したかったのです…

が、昨今の社会情勢の変化によってオンライン教育の役割やその考え方・受け取り方について、ガラッと学校や社会が変わってしまったので研究の計画通りに発表できなかったというところはありますけれども、この状況を追い風にして私が取り組んできたオンライン教育そしてこれからの可能性について発表しました。

 

研究の動機は、音楽科教育の存続の危機です

音楽科つまり学校での音楽教育は今まで当たり前にありましたけれども、中学校での音楽科これは存続の危機に瀕しています。それについてはこの日本学教育学会でずっと検討・研究されてきたことです。学校の教科から音楽を失くしてはいけないといろいろな研究がされたり、発表・提言がされてきました。

 

中学校音楽科が危機に瀕しているという話は、中学校音楽科の教育実習へ望む学生の皆さんにも常々お話していることです。「【教育実習シリーズ】中学校の音楽の授業とは」の動画でお話しているので、ぜひご覧ください。

 

音楽科教育=学校での音楽の存続には音楽の先生の教育、それから音楽の先生になりたい人の教育が欠かせません

学び続けることについて弊害になっているもの、例えば場所そして時間そして自分の私生活など、こういったものが原因となって学び続けることができないのではないかというふうに仮説を立てました。今回の学会で言うと、もし京都で開かれていたら参加できなかった人もいるかもしれません。必要な時間や経費も全然違ってきます。そういったものが弊害になる、それを取っ払うにはオンラインは絶対に有効だというふうに述べたのです。

実際に検証では、私の YouTube チャンネルの内容や広がり方、視聴のされ方などを例に挙げて、オンライン教育は可能性があるというふうに結論付けました。しかしまだこれは研究の途中です。今後どうなっていくのかということもきちんと発表をしました。

 

 

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学会のオンライン開催のメリット

毎年全国のさまざまな大学で持ち回りで行われるこの日本学教育学会の全国大会ですが、オンラインとなったメリットがありました。

例えば先ほど発表の中にもあったように、場所それから時間や私生活との兼ね合いなどについてです。それらを気にせずに参加できるので皆さん自宅から、発表者によっては海外から参加したという方もいたのでオンラインのメリットを感じられました。

それから著作権について考え直したのではないかなと思います。発表では各発表者が作ったパワーポイントなどのデータが共有されましたけれども、それについて発表者や参加している人が著作権…これは大丈夫なのだろうか、どこまでがいいのだろうかというふうに少しでも考えたのではないかなと思います。

実際、参加者のマニュアルの中には著作権について触れられていました。ですので参加者全員が発表やその資料について著作権を考えたのではないかなという希望的な観測。これがメリットです。

 

 

 

学会のオンライン開催のデメリット

オンラインはとても便利なんですけれども、オンラインだから不便だったことももちろんありました。

 

発表に対する視聴者の反応が見えない

私は対面で行われる学会でも発表をしたことがありますが、その時は発表している教室で誰が聞いているかというのがもちろん分かります。聞いてくださっている方の顔が見えますので、リアクションもわかります。

そして発表が終わったら、聞いてくださった方にタタタっと駆け寄っていて「いかがでしたか。ご指導ご鞭撻をお願いします」という風に話すことができました。それに私の発表に興味を持った人は、初めての方でもあちらから来てくださって、名刺交換をしたり自分はこんな研究をしていますというふうに教えていただいたり、私の発表について意見や指導を頂いたりということができていました。

それが全てオンラインではできなかったのです。それはとてもデメリットとなっています。

 

個人的な繋がりを持てない

今回のオンラインの発表では名前はチラチラと見えはしますけれども、実際に何人、誰が聞いているのかということがわからなかったので、私の発表について意見が欲しいと思っても貰い切れなかったというのがあります。

私は外のつながりとても大事にしていますので、名前が確認できた方にはメールを送っていかがでしたかというふうに指導をいただいています。しかし、メールのアドレスが分からない人も連絡先が分からない人もいるので、これは非常に残念なことでした。

指導をいただけなかったり、名刺交換ができないと次につながることができません。またその人がどのようなことに興味があって私の発表を聞いてくれたのかというのも分かりません。これは非常に良くないことだと思いました。

 

5年後に研究授業参観者が50倍!人が集まる研究授業の企画・運営・アフターフォローの方法」で紹介していますが、個人的な繋がりを少しずつ広げていくことで研究授業参観者を増やしていきました。フォローのコツは動画をご覧ください。

 

見逃せない学会の同窓会としての役割

また実際対面での学会の場合、プチ同窓会になることがあります。研究室の先生だったり同じ研究室で学んだ仲間だったり、自分が実習生として指導をした子が大学院生や現職の教員となって発表しているなんていう成長する姿を見れたりして、そういったこともとても良かったんですが今回のオンライン学会ではかないませんでした。

やはり対面だからこそできることもあるのだなと実際に参加したからこそ感じられました

 

 

まとめ:【日本音楽教育学会で研究発表】オンライン開催の学会で発表するときに注意すべきこと

今回は日本音楽教育学会全国大会、オンラインで実施されたその内容について話をしました。

「中止にせずにオンラインでもやろう」そのように動いてくださった会の中心メンバーの先生方やスタッフとして裏方で働いてくださった大学生の皆さんやテクニカルサポートをしてくださった皆さんには頭の下がる思いです。

こういった実験的なこといろいろなところで行われていると思いますが、私の感じたメリット・デメリット。これもまた私の研究に生かして反映していければいいなと思います。

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「【日本音楽教育学会で研究発表】オンライン開催の学会で発表するときに注意すべきこと」も是非ご覧ください。

この記事を書いた人
原口直

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。

東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導、進路指導、新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。Google認定教育者

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