8/12 初の単著「YouTubeで授業/学級経営やってみた!」が東洋館出版社より出版されました!

【視聴者からの質問に答える!】なぜ教員を辞めてYouTuberに転身したのか?[4回目/全4回]

音楽教育ch.(雑談編)
音楽教育ch.(雑談編)
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音楽教員歴10年の原口直です。

今日は皆さんからいただいた質問に答えます。(4回目/全4回)

 

 

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和太鼓を使った音楽の授業内容

Q1.今までに和太鼓を使った 授業など行われていましたら、どんな授業を行われたのか差し支えなければ教えていただきたいです。

 

毎年、中学1・2年生でおこなっていました。1年生には三宅島の太鼓。2年生には八丈島の太鼓をやっていました。太鼓の実技でおしまいではなく、最後に学習指導要領にある「生活と社会との関わり」を念頭に考えさせていました。和太鼓を演奏したり、口唱歌で口伝をして伝えたりした後に、地域の芸能について考えさせていました。

 

以下の項目については別の記事で詳しくお話しています。特に音楽教員・教育実習生の方にとっては重要なことですので是非ご覧ください。
音楽教員のための新しい学習指導要領の3つの要点解説
新学習指導要領の解説動画はこちら)
ドドッコドンドンステテコドンドンで伝わる!新しい学習指導要領の言葉『口唱歌』の解説・音楽の授業実践例口唱歌の解説動画はこちら)

 

例えば「阿波踊り」徳島県の芸能です。しかし今、阿波踊りは全国各地にあります。もし自分が徳島県の人だったらどう思うか。また、徳島県ではない場所で阿波踊りをおこなうことをどう感じるか。どのような思いをもってやっているのかを考えさせていました。

和太鼓を使った授業はとても人気で、特に歌や器楽が苦手な子でも和楽器になるといきいきしたり、ここぞとばかり力いっぱい演奏してくれる子もたくさんいました。和太鼓はとても有効な教材です。

 

 

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演奏経験のない楽器をどのように吹奏楽部で指導するのか

Q2.部活で吹奏楽をもつことになったとしても、自分が経験したことのない楽器を教えなければいけなくなったときの対処法を教えていただきたい

自分自身は吹奏楽部クラリネット担当だったので、クラリネットしか吹くことができません。しかし、吹奏楽部の顧問を持っていました。方法は2つ。「先輩」「講師」です。

 

吹奏楽部における先輩の役割

吹奏楽部はだいたい縦のつながりが強いので、先輩から後輩からの指導が主です。顧問からの指導はあまりないと思います。きちんと先輩が後輩にその楽器の技術や備品の使い方、楽器の扱い方を伝えていくので、自分ができなくても部活を持つことはできます。

 

吹奏楽部で講師を招聘する

指導で講師を呼ぶことができることがあります。管理職の先生などに相談をして、講師を呼びたい(週に何時間)とお願いすると制度を使えると思います。講師を探す際は、自分で探したり、友人のつてをたどったり、講師を集めた集団があったりするので、声をかけて講師を探して来ていただくのも一つです。

吹奏楽部の顧問が吹奏楽の楽器全部できる必要はありませんので、安心してください

 

アウトリーチを効果的に使いたい、どのように使ったらいいかわからないという方は「教員のための学校現場でのアウトリーチの活用方法(外部講師の招聘・準備、アフターフォロー)」を是非ご覧ください。

 

 

学校現場で大変だったことは?

Q3.原口先生は、現場で様々なことを経験されていると思います。動画の中で、「こんな大変なことがあった」「その時はこうやって対処した」という現場での場面もお聞きしたいです。

 

大変なこと、たくさんあります。ただ、話せないこともたくさんあります。特に大変だったことは生活指導です

その時のその生徒の行動や感情だけでなく、色々なことがからんできます。例えば、その生徒の技能、生活面、他の色々な要素が複合的にからまりあっていることがとても多いので、丁寧に聴き取ったり、丁寧にその生徒を考えてあげなければならないので大変だなと感じていました。

 

 

 

それから私は登山。これが一番大変でした。

運動が苦手だから音楽をやっているのに、なぜ音楽の教員が登山しなければいけないのだといつもいつも思って、愚痴をこぼしていました。しかし、これも仕事なので一生懸命に登山の準備をしたり、訓練をしたり、練習をしたりしていました。自分がもし若かったら、きちんと体力をつけてから教員になることを勧めます。

 

音楽教員が6月に準備すべきこと」の中でお話しましたが、7月の学校行事で登山があったので、6月は体力作りのため近場の山を登っていました。

 

 

音楽教員を辞めてYouTuberになったわけではありません!

Q4.教員をやめて、どうしてYoutuberになったのか気になりました。

 

まず私はYouTuberではありません。私が発信することのツールの1つとしてYouTubeを使っているだけです。ウェブサイト、書籍、講演会など色々やっている中の一つがYouTubeです。

YouTubeの有用性については教材研究をしている時から「これは便利なツールだな」と思っていましたし、YouTubeが何か役に立つのではないかとずっと思っていました。

 

YouTubeの学級経営・授業での活用についてわかりやすく解説した本を2020年8月に出版しました。
初の単著「YouTubeで授業/学級経営やってみた!」が東洋館出版社より発刊されます!出版社の編集者と私が、今回の出版に込めた学校現場に届けたい熱い思いをこちらの動画で吐露しています。是非ご覧ください。

 

特に音楽の教員、音楽の教員になろうとしている人が全国にいる中で、とても孤独であったり、勉強しようと思ってもなかなかできない・そういう場がないのではと感じていました。もちろん研修や学び直す機会はありますが、なかなか集まれないとか時間が取れないとか、こういった課題を乗り越えるものとしてYouTubeやウェブサイトが有効ではないかと思って始めました。

それに、音楽の教員という限られた枠の人たちに届けるツールがあまりありませんでしたので、YouTubeを使って発信すれば空いた時間に、好きな時に、自分の興味のある項目から視聴できるので有効だと感じています。

それから、今は教員はいったん辞めましたが、完全に終わりと思っていません。次に何かを始める準備だと思っています。ですので、YouTubeやウェブサイトでの発信が次の教員人生を拓くものになると思っていますので、これから教員になる可能性も十分にあります。

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「【視聴者からの質問に答える!】なぜ教員を辞めてYouTuberに転身したのか?」も是非ご覧ください。

この記事を書いた人
原口直

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。

東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導、進路指導、新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。Google認定教育者

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