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音楽科の年間指導計画の立て方

音楽教育ch.(準備編)
音楽教育ch.(準備編)
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音楽教員歴10年の原口直です。
今日は年間指導計画について話します。

年度の始めに立てる年間指導計画。学校に1人しか音楽科教員がいない場合は、1人で3学年分を立てることになります。

どんな点に気を付けたらいいのか、しっかりツボを抑えて年間指導計画を作りましょう。

 

 

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年間指導計画の作成ポイント1:行事

気をつけること1つ目は「行事」

入学式や卒業式など時期が決まっていて、その時に演奏する曲がある場合は、授業で取り上げる時間が必要です。

 

 

必然的に何月ごろから始める、何曲取り組む、何年生が何を歌う、そういったことを把握して初めに年間指導計画に組み込む必要があります。

式典だと国歌・校歌、市区町村の歌がある場合もあります。学年の歌を披露する学校もあるでしょうし、年度ごとに全校で歌ったり、学年ごとに歌ったりする。それが歌い継がれているものもあれば、毎年変わることもあると思います。選曲や伴奏者の練習等も含めて前々から計画しておく必要があります。

 

もう一つ行事で大きいのは、何といっても文化祭や合唱コンクールです。

合唱コンクールはいつあって、例えば自由曲・課題曲の各クラス2曲歌うのか。課題曲も歌い継がれているもの、つまり先輩が歌っているのを聴いていて課題曲に取り組むのか、もしくは全くまっさらな状態から課題曲を歌うのか。それから、選曲はいつから行うのか、伴奏者の練習の期間など、色々なこと加味して年間指導計画に落とし込んでいく必要があります。

 

 

行事の音楽を当てはめるだけで、かなりの時間を指導は固まってくると思います。

 

 

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年間指導計画の作成ポイント2:教材・教具

気を付けること2つ目は「教材・教具」

 

音楽教員のための物品購入
足りない教材・教具は、すぐに買うのではなくまず「借りる」「代替えのものはないか」ということがないか考えましょう。

 

例えば和楽器を借りるという場合は、その個数や期間が決まっています。自然に何月に何をするというのが固まってきます。和楽器を借りて演奏する前に鑑賞を入れようということであれば、自然に器楽の前に鑑賞が入ってきます。

それから、リコーダーや合唱曲集など副教材や教具が必要な場合は、何月にそれがそろうのかというのも大事です。

4月始まってすぐリコーダーを始めたいと思っても発注が間に合わなければ叶いません。きちんと計画を練って、教材・教具がいつ手に入るのかそれも計算に入れましょう。

 

 

もう一つはゲストティーチャーやアウトリーチを活用する場合です。相手のスケジュールでこちらの授業が決まりますので、年間指導計画を立てる際に何月ころゲストティーチャーがいらっしゃるのか、また、鑑賞の場合でも何月ごろ何を鑑賞するのか。それに伴い、事前や事後の指導も自然に組み込まれると思います。そういったことも加味して、年間指導計画を立てましょう。

 

 

年間指導計画の作成ポイント3:領域のバランス

気を付けること3つ目は「領域のバランス」

歌唱・器楽・創作・鑑賞が、年間を通してバランスよく配置されているか、ということが大事です。それから、季節感も大事にするといいと思います。

春には鑑賞でヴィヴァルディの《春》を聴くとか、歌唱で《花》を歌うとか。それぞれの季節に合った教材が活用できると一番いいと思います。もちろん、うまくいかない場合もあります。なるべく秋には《赤とんぼ》が歌いたいところですが、授業の時数や進度を見てなかなかそこにはまらないということもあります。それは仕方ないです。

 

 

絶対そこでなければならないということではないので、自分のしたいことを優先に教材を配置してみてください。

 

 

まとめ:音楽科の年間指導計画の立て方

年間指導計画を立てたら俯瞰で見て、バランスがいいか、偏りがないか、そして大前提として学習指導要領に書かれていることを網羅しているかということを確認してみてください。

年度初めバタバタと始まってしまいますが、ゴールデンウイークで一度、年間指導計画をじっくり見て長期的な計画を立ててみてください。

 

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「音楽科の年間指導計画の立て方」も是非ご覧ください。

この記事を書いた人
原口直

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。

東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導、進路指導、新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。Google認定教育者

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