音楽教員歴10年の原口直です。
ICT教育とは、Information and Communication Technologyの略です。今は携帯電話を学校に持ち込むかという議論がされていますが、こういったICT教育は学校では必須になっています。
その中身や動向について話をします。
ICT教育で使用する機器
ICT教育に欠かせない機材は、プロジェクター・電子黒板・インターネット・タブレットといったものです。まずは機器に関して一つひとつ知っておく必要があります。
詳しくなる必要はありませんし、苦手な人もいるかもしれませんが、やがてやってくるGIGAスクール構想に備えて、おおよそのことを知っておく必要があります。どのような機能があるか。操作方法があるかを基礎的な部分だけでいいので知っておきましょう。
>>オンライン授業を理解するための基礎「GIGAスクール構想」とは?
それを積極的に使ってみるのをおすすめします。どうしても授業中は失敗できないとか、先端的なことをやろうと考えてしまいがちですが、まずは一歩ずつ自分ができる範囲のことから少しずつ進めていくのがいいと思います。
デジタル教科書とは?
議論が進められていましたが、一斉休校の対応に伴ってデジタル教科書が前倒しで広まっていきました。デジタル教科書の利点はいくつかあります。
ICT教育に関する法律整備
機器やデジタル教科書の周囲には著作権という法律があります。それを知って、使って欲しいと思います。私がこれまでに上げてきた動画でも、「学校における著作権入門」「知的財産権の指導方法の実践例を紹介します」「学校・先生のための著作権相談室」がありますが、著作権はとても大事な項目です。
著作権の基本は「作品はつくった人のもの。学校は例外」というポイントです。
学校が例外なので、先生が学校内では法律を破っている状態と言えます。生徒はそれを見ていますので、「あ、コピーしていいんだ」「マネしていいんだ」と捉えてしまわれがちですが、学校は例外であることを先生たちは自覚なしにおこなっていることがあります。その点はとても注意が必要です。
まとめ:教員のためのICT教育解説(内容と動向について)
ソフトもハードも色々な新しいものが出てきていますし、より使いやすくなっています。生活の中に溶け込んでいるICT。これを学校でぜひ生かしてみてください。
例えば、YouTubeもただの娯楽ではなく、学校で使える方法がたくさんあります。授業だけではなく、学校の運営・学級運営にも使えます。ぜひICT機器、デジタル教科書などにアレルギーを持たず、まず自分でやってみることをおすすめします。
ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「【5分で理解する】教員のためのICT教育解説(内容と動向について)」も是非ご覧ください。
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