音楽教員歴10年の原口直です。
例年5月になると、どのような分野でどのような準備が必要なのか。過去5年間の手帳を振り返りながら、5月にすべきことをまとめてお話ししたいと思います。
音楽教員が5月にすべきこと【音楽科編】
教材や教具の追加や調整は5月中に行っておきます。4月に注文や配布をした教材教具を確認して、不足分の注文をしたりするのが5月です。
また、NHKコンクールや吹奏楽コンクールの申込もそろそろです。今のうちに、曲を選曲したり、スケジュールの確認をしたりして、夏のコンクールに向けて動き出します。
音楽教員が5月にすべきこと【学校編】
昨年度のまとめをするのが5月です。例えば、報告書をまとめたり、研究紀要を出したりするのも5月です。
また、前任校は6月が公開研究会でしたので、5月はその準備が忙しかったです。授業のテーマや内容を決めたり、指導助言の先生や司会の先生を探してお願いをしたり、授業のための取材に行ったり、また、宣伝…メディアや個人へのメールで宣伝をするのも、この5月の準備でした。
それから、教育実習生を迎え入れる準備をするのもこの5月です。なぜなら、9、10月に来る教育実習生のガイダンスが6月にあるからです。
実習生が来る前に、9、10月の授業予定や学習指導案のフォーマットや作り方・教材がどのようなものがあるか・進度はどの程度進みそうかなどの打ち合わせを6月に行いますので、その準備を5月中からしておきます。
音楽教員が5月にすべきこと【学年・学級編】
7月に行われる行事の準備、これを始めるのが5月です。また、学級では生徒との面談や、保護者との面談も5月です。
4月の1ヶ月を学校で過ごしてみて、どんなところに問題を抱えているか?・充実した学校生活を送れているか?・慣れてきたか?などを面談で確認します。そして、生徒にとっては一大イベントの席替も5月に行われることです。
まとめ:音楽教員が5月にすべきこと
夏休み前から逆算して動き出さなければいけないことが、いくつもあります。4月で慣れてきた学校生活を一度立ち止まって振り返る。そして、先を見すえるのが5月におこなうことです。ぜひ実践してみてください。
ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「音楽教員が5月にすべきこと」も是非ご覧ください。
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