皆さん、こんにちは。一歩先ゆく音楽教育、原口直です。
現在は学校での教育研究の経験と、未来につながる新しい学びについて情報発信しています。
このYouTubeチャンネルでは学び続ける先生と学生さんのために、学校で役立つ情報と提案を発信しています。
合唱は年間行事の肝となります。合唱が上手くなりたい、合唱指導に自信をつけたいと考える人は多いと思います。合唱指導に関わる本はたくさん出ていますし、実践のDVDなどもたくさん出版されています。
そういったものも参考にしながら、今日はそれを YouTube で活かすという方法について発信していきます。この動画を見ると知っていると差がつけられる合唱というのを知ることができます。
合唱の音取り練習にYouTubeを活用
YouTube の動画の中には模範演奏などもあります。それ以外にパート事の旋律、それから伴奏だけというもの。それから伴奏と合唱、伴奏とパート別などさまざまなものがあります。
パートの旋律の動画では自分の旋律を聴くのはもちろんですけれども、他のパートと歌ってつられないかどうかというのをチェックするのにもとても有効です。
例えばバスパートを聴きながらソプラノを練習したり、アルトパートを聴きながらバスパートを練習したり、伴奏を聴きながら合唱するだけではなく他のパートと合わせてつられないようにしたり、ハーモニーを確認したりハーモニーを楽しんだりという風に使うこともできます。
音取りで使える動画たくさんあがっていますので、ぜひそちらも活用してみてください。
合唱強豪校の動画を鑑賞してステップアップ
YouTube の合唱動画の中にはとても上手な学校や合唱があります。
同じ中学生なのに、同じ高校生なのに、どうしてこんなに上手に歌えるのか、どうしてこんなにきれいな声が出るのか、感情が豊かに表現できているのかというのを学ぶにはもってこいの教材です。
生徒にそういったものを見せると、顔の使い方が違うとか指揮者の動き方が違うとか、そういったところに注目をして自分たちの合唱のヒントとします。自分たちの演奏を録音して聴いて振り返るというのもいいと思います。
他校の演奏を聴いたり自分たちの演奏を聴いたりして、合唱をステップアップさせるための道具としてYouTubeをぜひ活用してみてください。
音程・リズムで正確なボカロにも出来ないこととは?
合唱指導の導入や指導が煮詰まったときなどに使えるのがこのボカロの合唱です。定番合唱をボカロのキャラクターがたくさん曲を上げています。ボカロはコンピュータで作った声に音を当てはめていきますのでとても正確です。リズムも完璧『正確の極み』です。
しかし、ボカロにできないことはなんだろう、人間だからできることってなんだろうというふうに持っていくと、さらに表現の幅・感情の幅が広がってくると思います。
人が歌う意味、そのクラスが歌う意味、このタイミングで歌う意味、行事で歌う意味。
色々な経験や感情の動きがあるからこそ、この表現ができる、歌えるということをボーカロイドの映像と比較したり、自分たちにしかできないことを考えるという意味ではボーカロイドの合唱を聴くというのは一つの指導の方法だと思います。
まとめ:合唱指導にYouTubeを活用しよう!【学校種・学年・先生の専攻は不問の合唱コンクール対策 第2弾】
機材やテクノロジーが変われば指導方法にも幅が出てきます。
練習方法や指導のステップアップなどYouTubeをはじめ、さまざまな機器やツールを使うことが合唱の指導に磨きをかけることになります。それを導入するかしないかは先生が決めればいいと思いますので、ぜひ現状に合った使い方、道具の使い方YouTube の使い方についてぜひ考えてみてください。
記事の内容は動画と同じです。
動画「【授業で使うYouTube】合唱指導にYouTubeを活用しよう!【学校種・学年・先生の専攻は不問の合唱コンクール対策】」も是非ご覧ください。
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