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教員のための教育実習生の指導方法

音楽教育ch.(スキルアップ編)
音楽教育ch.(スキルアップ編)
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音楽教員歴10年の原口直です。

教育実習生へ向けての動画は「教育実習シリーズ」で色々出していますが、教育実習生を迎え入れる側…教員側はどのような心構えをしたらいいでしょうか。

私は指導教員として約50名の教育実習生を指導しました。その経験から話をします。

 

 

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教育実習生が教員として活躍する未来を見据える

自分の教育実習時代に習ったこと、今の教育ではなく、教育実習生が生きるのは未来です。

教育実習生が一番早く教員になったとしても3年後、もっと先の学生もいるかもしれません。その場合には新しい考え方、新しい学習指導要領、そして新しい社会になっているはずです。自分が習ったことや今習っていることももちろん大切ですが、それよりももっと先=未来を見すえて教育実習生に指導する必要があります。

具体的には、「働き方改革」。自分の実習生時代は寝る暇がなかった、夜遅くまで残っていたとかありますが、考え方としては古いです。

私は自分の実習生たちには、「私は定時に帰るので、それまでに実習日誌を出したり、指導を終えるようにしてください」と言いました。実習生よりも先に帰れませんので私のリミットを先に伝えておきました。また、教科ごとに実習生が集まっていますので、音楽科はやることはやって他の教科よりも誰よりも先に帰ろうと宣言していました。

もちろん次の日に授業があったり、その日にたくさんの授業がある時には時間を超えることもありましたが、それを声高に言っておくことが大事ですし、「この精神を持って教員になった時に活かしてほしい」「働き方改革は当たり前だ」と話していました。

 

「働き方改革」に関連する話は以下の記事も参考になると思います。
音楽教員のためのスケジュール管理
音楽教員のためのワークライフバランス
音楽教員のための時間の使い方

 

ICT機器もそうです。機器の扱い方、それに伴う著作権や情報モラルも教えておく必要があります。

 

 

それから、これからの日本、社会、教育がめざすものについても話をしておくといいと思います。現行の学習指導要領は長くても10年です。その先を見すえて話を教育実習生にする。未来版にすることが大事です。

 

 

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教育実習生から最新の知識・技能を教わる

実習生は大学から来ますので、最新の知識を持っています。そして、怖いものがありませんので新しい挑戦をしてくれます。これらがとても自分の刺激になっていました。

学校にずっといますし、なかなか外に出る機会もなく、誰かと授業を比べることもできない中で、実習生が外から来てくれるのはとてもうれしいことですし、こちらが学ぶことがたくさんあります。また、自分の専攻でないものを学ぶのもとてもいいです。

それから、技能…ICT技術も大学生の方がよほどわかっていることもあります。「それどうやってやるの?」と聞くこともよくありました。二十歳前後の若者から学べる機会と思えば、教育実習生が来ることはとても楽しいです。

 

 

現役教員の背中を見せて教える

「学校の先生は大変だ」「人気がない」よく言われることです。しかし「こんなに楽しいんだよ」とか「大変だけどやりがいがあるんだよ」と背中で見せるのが大事だと思います。

指導は大変だけどやりがいがありそうだなとか、研究は大変だけど成長できそうだなとか、働き方改革は前進していそうだな、ブラックと言われているけど色々な取り組みがされているのだな。こういうことは報道だけではわかりません。実際に現場にいる教員の背中を見て学んでほしいと思っています。

なので、生徒指導をしたり、働き方改革を推進するとか言葉だけではなく背中で見せる=態度や行動で見せるのが一番いいと思います。

 

 

まとめ:教員のための教育実習生の指導方法

毎年来る教育実習生に対して、私の方もだんだんブラッシュアップしてきました。

始めに受け入れた時に反省を次の年に活かす。これを毎年行っていました。実習生は毎年変わります。専攻もキャラクターも全然違う学生たちばかりです。とても刺激を受けますし、実習生を受け入れるのは大変だけど、とても楽しかったです。教育実習生が来た時にウェルカムの態勢でいることが大切だと思います。

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「教員のための教育実習生の指導方法」も是非ご覧ください。

この記事を書いた人
原口直

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。

東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導、進路指導、新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。Google認定教育者

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