これからの教師の養成、採用などはどうあるべきなのか。萩生田光一文科相へのインタビュー記事です。
1つひとつの項目に対する言及は短いですが、様々な内容について触れています。
・教職課程や大学の教育学部のあり方
・教育実習制度
・教員免許制度、免許更新制度の見直し
・外部人材の登用
・わいせつ教員排除
教育実習に関しては「数週間の教育実習では短いのでは」という指摘がされています。
また、教育実習における課題では『就職活動との並行が難しいという点』があると、私は考えています。
教育実習の段階(大学4年6月)で、主要企業の就職活動の時期が終わっていることが多いです。
つまり、教員の魅力を伝える最大のチャンスである教育実習をする前に、「一般企業への就職か教職か」を選ばなければならないということです。そして、教採に落ちた場合は就活の扉はもう閉じられている。これは学生にとっても、採用する側にとっても良くありません。
以前は教員という職業が人気で「企業と教員を天びんにかけるなんてありえない。教員一択!」と教員採用側は考えていたため、このようなスケジュールだったのだと察します。
あぐらをかくのをやめて、就活と並行できるように実習のスケジュールを考えるべきだと思います。
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