「保護者のみなさんと学習や教育に関する様々な迷いや悩みを共有し、よりよい選択を共に考えるメディア」である『朝日新聞EduA』に、ポピュラー音楽と学校の音楽について取材を受けた内容が掲載されました。
皆さん、
現在の音楽の教科書にはポピュラー音楽が何曲、何割、どんな曲が載っていると思いますか?
また、自分ならどの曲をどのような理由で掲載しますか?
記事では生活や社会の中の音楽にどのように向き合うかを話しています。
ポピュラー音楽の魅力と危うさから、自分で音楽を選び取ることの大切さを伝えられたらと思います。
昭和世代の私も少なからず尾崎豊さん、ブルーハーツさんに心を動かされた一人です。『うっせぇわ』をどう聴くか、子どもにどうやって伝えるか、考えてみましょう。
現在、中学校の教科書「ポピュラー音楽のジャンル」というページには、ももクロやXが載っているんですよ!「ポピュラー音楽と私」はというと…
・聴きもしないのにポピュラー音楽を下に見ていた西洋音楽傾倒時代(~高校)
・「唱歌は校門を出でず」という言葉に衝撃を受けた音楽科教育開眼時代(大学)
・教員になる前に子どもが好む音楽を知る渦中潜入時代(芸能プロダクション)
そして、最終的に公開研究会でポピュラー音楽を扱うところまで行きつきました。
公開研究会では指導助言者として矢野利裕さんをお招きしました。音楽に関するライターでありながら、国語科の教員でもあるため学校現場のことをわかった上で助言いただきました。
私の音楽授業では、常時活動や教材としてもポピュラー音楽を積極的に取り入れていました。
高校までの私なら「教科書に、ももクロ?授業にポピュラー音楽??許さん!」と言っていたでしょうが、今なら納得です。ポピュラー音楽を教材にしたいという方にもぜひお読みいただきたいです。
関連してYouTubeでは「ポピュラー音楽を教材にした音楽の授業のやり方」の動画において、教材化は二の次で手始めにポピュラー音楽の知り方からお話ししています。
聴き方のわかる音楽科教員だからこそ知ってほしい生活や社会の中のポピュラー音楽を1から説明しています。こちらも併せてご覧ください。
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