子どもたちが端末を1人1台持って、端末を使った授業を考えるようになりました。
「ICT端末を使った授業をしてみたいな」
「ボイスレコーダー・カメラ、YouTubeからもう一歩踏み込みたい」
「ICT教育の実践や書籍でよく聞くアプリを使ってみたい」
と感じている人もいると思います。
そこで、音楽科教員の私が音楽アプリを使ってみるという動画をシリーズで出します。
ただし、いわゆるハウツーではありません。
使い方や発展のさせ方の解説やノウハウ動画は、それぞれ製作者含めてたくさんの動画が出ています。
今回の動画のポイントは「初見1時間でどこまでできる?」という点です。
画面を見るのも初めてという段階で、実際に私はハウツー動画も観ていません。
「小中高校生に使わせてみて、どの程度できるようになるか?」
「教材研究にどれくらい時間がかかりそうか?」
の参考になさってください。
使えそうだなとか、おもしろそうだなと思ったら、製作者や他の人がアップしている解説やハウツー動画をご覧ください。
Blob Opera
母音と音高に特化した、感覚的に合唱を捉えられるアプリです。
一番高い声種を動かすことで自動で和音がつきます。4声を考えなくていいのは初心者にはハードルが低いです。おもしろいのは、同じ主音でも様々なパターンの和音がつくことです。
ブロブは世界各地の都市で、その土地に由来のある曲を歌ってくれます。パートを抜き出すこともできます。
ロンドンの『ハレルヤ』・ニューヨーク『サマータイム』・ソウル『アリラン』などを聴きました。
聞いた後は作りたくなるのが性です。
ブロブたちに『チューリップ』を歌わせてみましたが、形式的な音楽は苦手なようです。ノートパソコンのタッチパッドを上下左右に動かし、結構練習しましたがなかなかうまくいかない!
細微なコントロールは難しいです。タブレットやスマホ、画面に直接タッチできるパソコンだったら、うまくブロブたちを歌わせられるかもしれません。
パートの役割やハーモニーを可視化できるのは、合唱の導入として使えそうです。
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