皆さん、こんにちは。一歩先ゆく音楽教育、原口直です。
現在は学校での教育研究の経験と、未来につながる新しい学びについて情報発信しています。
このYouTubeチャンネルでは学び続ける先生と学生さんのために、学校で役立つ情報と提案を発信しています。
この記事は、次のような方に参考として活用頂きたい内容です。
▶高校音楽科の先生が声楽専攻ではない学生さん
▶声楽の先生のレッスンでは表現に特化して学びたい学生さん
▶レッスンの機会が少なかったり、レッスンが短時間で不安な学生さん
▶声楽専攻ではないのに、音大声楽を受験する生徒がいる学校の先生
「大学で音楽を学びたい」と思った時、まず主となる専攻楽器を決めます。
ピアノは得意ではない、管弦打楽器も部活動程度。ならば歌…声楽!でも、課題曲がイタリア語??
音楽大学や教育大学の声楽受験を考えた時、授業では扱わない課題曲(イタリア歌曲)が枷になるのはもったいないです。
私自身は音楽科がある高校だったため、毎週声楽レッスンがありました。
レッスンでは、
・コールユーブンゲン
・コンコーネ
そして、
・イタリア歌曲集1
を全て終えた後はTosti,Bellini,Donaudy等、音大の課題曲を歌っていました。
これはとても恵まれていたのだと、今になって思います。
普通科の高校だったら、受験を決めて初めてイタリア歌曲に取り組むでしょう。
また、高校の音楽の先生が必ずしも声楽専攻とは限りません。
そこで、声楽のレッスンに臨む前に最低限身につけて欲しいイタリア歌曲のリズム読みと音取りの動画と再生リストを作りました。
(再生リストはこちら>https://www.youtube.com/playlist?list=PLYEJWxp5gKZSwlGTIcGNiaof79s9gQvNg)
2. Vergin, tutto amor (Durante)
3. Nel cor più non mi sento (Paisiello)
4. Sento nel core (Alessandro Scarlatti)
5. Caro laccio, dolce nodo (Gasparini)
6. Sebben, crudele (Caldara)
7. Già il sole dal Gange (Alessandro Scarlatti)
8. Se tu della mia morte (Alessandro Scarlatti)
9. Per la gloria d’adorarvi (Bononcini)
10. Caro mio ben (Giordani)
声楽を課題曲であきらめる人が少なくなりますように…
音楽家によるすばらしい演奏はCDや配信、YouTubeに音源があります。また、レッスンしてくださる先生に教えていただきましょう。
ここでは…
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