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【一年間の挑戦】小学校教諭二種免許取得までの全過程を大公開!

一歩先ゆく音楽教育(スキルアップ編)
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今回は、通信制大学を通じて小学校教諭二種免許状を取得するまでのプロセスをご紹介します。

既に中高の音楽科教員免許を持つ私(原口直)が、なぜ小学校の免許を目指したのか、その背景にある熱い思いとは?著作権出前授業から芽生えた小学教育への情熱、小中一貫校での貴重な経験から学んだこと、そして免許取得に必要な条件の確認から学習計画の立案に至るまでの詳細なプロセスを、みなさまにお届けします。

小学校教諭を目指す方、または教員としてさらなる資格を追求したい方にとって、この記事が一助となれば幸いです。興味を持ったら、ぜひ最後までお読みください。

 

 

 

 

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免許取得への道のり

私が最近取得した資格は、小学校教諭2種免許状です。日本には、教育の現場に応じた多様な教員免許があります。これには小学校、中学校、高等学校と、それぞれの教育段階に合わせた免許が存在します。そして、これらはさらに一種免許状と二種免許状に区分されており、各都道府県がこれらの免許を発行しています。

 

既に保持している免許

私は以前から、中学校及び高等学校で音楽科を教えるための一種免許状を持っています。これは大学卒業時に東京都教育委員会から発行されたもので、私の教育者としてのキャリアの基盤を形成しています。

既に持っている中学・高校の音楽科教員一種免許を生かし、さらに教育の場を広げるため、小学校教諭の資格取得を目指しました。この新たな挑戦は、教育の可能性を広げる重要な一歩です。

 

文部科学省による教員免許の紹介

文部科学省の公式サイトによると、「普通免許状」には特別免許状や臨時免許状といった種類がありますが、最も一般的なのは普通免許状です。この中にも専修免許状、一種免許状、二種免許状という分類があり、これらの区分は指導可能な範囲に影響を与えません。

 

今回、私が選んだのは通信制大学を通じた二種の小学校免許状の取得です。この選択は、私の既存の免許と経験を生かしつつ、小学校での教育への道を開くためのものでした。

 

 

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小学校免許取得の動機

私が小学校教諭の資格を取得しようと決意したのには、具体的に二つの大きな理由があります。

 

著作権教育とその影響

最初の理由は、さまざまな学校で行った著作権教育に関する出前授業です。小学校からも依頼を受け、教員向け研修や子どもたちへの直接指導の機会がありました。これらの経験から、小学校の学習指導要領や教育方法に関する興味が深まりました。「小学校の学習指導要領が魅力的で、実践が楽しい」と感じ、小学生への教育アプローチについて深く考えるようになりました。

中学校や高等学校とは異なる、小学校や小学生という新しい環境での教育に対して、どのように教えるべきか、その方法に興味を持ち始めました。

 

著作権については、大人と子どもに知識経験の差はありません。むしろ子どもの方が知っているかもしれません。大人も子どもも、共に学べる著作権出前授業についてはこちらをご覧ください。

 

小中一貫校での経験

二つ目の理由は、私が教鞭をとった小中一貫校での勤務経験です。そこでは7年生から9年生(中学1年生から3年生相当)を教えていましたが、同じ校舎に小学1年生から6年生もいました。この環境で、小学生の日々の様子や小学校の先生方の教育方法を間近で見る機会が多くありました。

小学生の無邪気な反応や先生方の臨機応変な対応を見て、「小学校の先生は素晴らしい、教育がもっと面白くなりそう」と感じました。中学生とは異なる小学生へのアプローチ方法や、日々発生する様々な出来事への対処方法を見て、初等教育、特に小学校での教育に深い興味を持つようになりました。

 

これらの経験が、私が小学校教諭免許を取得する大きな動機となりました。

 

 

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免許取得の具体的なプロセス

大学選びのプロセス

小学校教諭免許の取得旅路は、まず適切な大学の選定から始まりました。多種多様な大学の中から、私のニーズに合った教育機関を見つけ出すことが第一歩でした。特に、働きながらでも学べる柔軟性を提供する「通信制の大学」に焦点を当て、その選択肢と可能性について徹底的に調査しました。

日常の義務と教育をバランス良く組み合わせるため、通信制教育の道を探求しました。「通信制で取得可能な小学校教諭免許はどういったものか?」「通信教育のみで完結するプログラムは存在するのか?」これらの疑問に答えを求めることから全てが始まりました。

 

免許取得の要件確認

免許取得へ向けた次の段階は、要件の確認でした。既に保持している中学校および高等学校の教員免許が、小学校教諭免許取得にどのように役立つのかを深掘りしました。加えて、10年間の中学校教師としてのキャリアが、この新たな挑戦にどう影響するのかを分析しました。

小学校教諭免許を取得するために必要な資格、経験、学習内容について詳細に調査しました。これは、効率的かつ効果的に学習計画を立てるための重要なステップでした。

 

取得へ向けた動き出し

このようにして、私の小学校教諭免許取得への道は去年の4月に正式にスタートしました。通信制大学の選択から、免許取得に必要な要件の確認に至るまで、それぞれのステップは、私にとって新たな教育の旅への扉を開くものでした。

 

 

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まとめと次回予告

今回の動画「【一年間の挑戦】小学校教諭二種免許取得までの全過程を大公開!」では、小学校免許の種類、取得の動機、そして具体的な取得プロセスについて紹介しました。次回は、免許取得までの具体的な時間と費用、必要な要件、学習の進め方、そして取得後の手続きについて深掘りしていきます。

 

 

小学校免許に興味がある方、または教員免許取得のプロセスについてもっと知りたい方は、ぜひ引き続きご覧ください。

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この記事を書いた人
原口直

東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー/公立中学校音楽科教員

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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