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小学校教員免許取得のための戦略:授業選択、スケジュール管理、効果的な学習法【小免取得への道②】

一歩先ゆく音楽教育(スキルアップ編)
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皆さん、こんにちは。

今回は、小学校教員免許取得における重要な3ステップ、「授業の選び方」「スケジュールの組み方」「学習の仕方」について深掘りしていきます。
なお、これらの情報は、2023年度の明星大学教育学部教育学科科目等履修生としての受講経験をもとにしています。

教員免許の取得は、ただ学ぶだけではなく、どの科目を選択し、どのように時間を配分し、どのように学習を進めるかが重要です。このプロセスを通じて、効率的かつ効果的に免許取得に近づくことができます。特に通信制大学を利用する場合、自己管理が成功の鍵となります。

本シリーズは、その第二弾として、具体的な授業選択の指針、学習計画の立て方、そして学習方法について、実体験をもとにご紹介します。これから小学校の先生を目指す皆さんにとって、スムーズな免許取得への道標となれば幸いです。

 

 

 

 

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授業の選び方

授業の選び方について詳しくお話しします。前の記事「時間&費用をクリア!通信制で実現する小学校教員の夢【小免取得への道①】」で触れた「要件」を踏まえ、授業を選んでいく際のポイントを解説します。要件を満たすことで、隣接校種の免許が取得可能になります。

 

最低習得単位数と教科選択の基準

まず最初に、小学校教員免許取得に必要な「最低習得単位数」についてです。この単位数は自治体によって異なるため、必ず確認をしてから授業を選んでいってください。

具体的には、「各教科の指導法に関する科目10単位(5科目)」をどのように選んだかという点について説明します。小学校の教科は国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図工、家庭、体育、そして英語があります。これらの中から、私は音楽科の免許を持っているため、音楽を除外し、必要な5科目を選びました。この選択には条件があり、中学校の免許を持っている教科以外を選んでくださいという規定があります。

 

現職教員のアドバイスを活かした科目選択

授業を選ぶ際、私は国語、社会、算数、理科、英語といった基本的な5教科を最初に選びました。
そして、現職の小学校の先生に相談した結果、「体育を絶対取っといた方がいい」とのアドバイスを受け、体育を選択しました。私は運動が苦手でしたが、体育を学ぶことで学級経営に活かせると聞き、この教科を選びました。

次に、道徳・生徒指導/進路指導・教育相談から2単位を取る必要があります。
これも自治体によって異なりますが、私はこれら全てを選びました。特に道徳は中学校で教科化されており、小学校での扱い方や新しい取り組みを知りたかったためです。また、生徒指導や進路指導についても時代に応じた最新の情報を学ぶことができます。

以上が授業の選び方についてです。選んだ授業は最終的に6科目12単位となりました。

 

 

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スケジュールの組み方:効率的な学習計画の立て方

スケジュールの組み方は、学習を始める前に、そして大切な「スケジュール」を先に決めることから始まります。ここでは3つの段階でスケジュールを組む方法をご紹介します。

 

第1段階:レポート課題の一覧を作成

学習を始める前に、最も重要なのが「レポート課題の一覧」を作成することです。この一覧作成は、受験の過去問題に当たるようなものであり、どんな課題が出されるかを事前に把握しておくことが不可欠です。

「受験をするならまずは過去問から!」とよく言われますが、これは高校受験、大学受験、中学受験、さらには資格試験においても同様です。過去のレポート課題を通じて、どのような質問がされるか、どのような内容が求められるかを理解し、それに対応する準備をすることで、学習効率を大幅に向上させることができます。

ゴールを知ってからスタートするこのアプローチは、学習の流れを明確にし、科目・教科ごとに効果的な学習計画を立てる上で非常に重要です。この段階でレポートの課題をチェックしておくことで、具体的な学習目標を設定し、その目標に向かって効率的に進めることが可能になります。

 

第2段階:難易度を設定

この段階では、9科目それぞれの難易度を自分なりの基準で設定しました。自分レベルで1から4の間で評価します。この評価をする理由は、5段階だと中間の3を選んでしまう可能性が高いため、明確な差別化を図るためです。科目ごとの現在の自分の知識や技能を評価することは重要です。

また、学習に取り組む態度も同時に評価します。たとえば、英語教育には特に興味があり、「小学生にはどのように英語を教えるのか」と考えるとモチベーションが高まります。反対に、体育は苦手であまり乗り気ではありませんでしたが、学習を進めるうちにその楽しさを感じるようになりました。

さらに、学習者としてだけでなく、将来指導者としての視点も持ち合わせる必要があります。例えば、数学・算数は学習者としては苦手でしたが、指導者として学ぶ過程で非常に面白いと感じるようになりました。このように、各科目に対する自分のスタンスを明確にすることで、効率的な学習計画を立てることができます。

 

第3段階:〆切を確認する

スケジュールの組み方の最終段階は、試験日とレポートの締切日をしっかり確認し、それに基づいて計画を立てることです。試験は毎月行われているため、その試験を申し込むためにはレポートを先に提出しておく必要があります。試験の日程を決めたら、レポートの提出締切も自動的に決まります。

申し込み期間も重要で、「受験日から何日前の何日から何日の間、Web上で申請をしてください」という具体的な指示に従う必要があります。これらの情報は事前に確認し、それに従ってスケジュールを組むことが重要です。

加えて、余裕を持ったスケジュールを計画することが大切です。9科目全てのレポートが一度で通過するとは限らないため、再提出の可能性も考慮に入れておくべきです。同様に、試験も一発で合格するとは限らないため、少し余裕を持ったスケジュールを立てることが望ましいです。

私はGoogleスプレッドシートとGoogleカレンダーを活用して、科目ごとの計画を具体的に落とし込みました。このようにデジタルツールを駆使することで、視覚的にも整理しやすく、計画に沿って進めやすくなります。そして、テキストが届いた時点で、これらの計画に基づいて学習を進めることができるように準備を整えます。

 

そして気をつけたいのが、テキストが届いたら終了までの計画を先に作ってしまうことです。テキストが届いた時点で、すぐに難易度を設定し、試験月を決めて、レポートの〆切を設定し、カレンダーに落とし込むことが大事です。この方法で一気に計画を立てることで、後で「やろう」と思っても手がつかない状態を避けることができます。もちろん、進行に応じて計画は変更する必要があるかもしれませんが、テキストが届いた時点(私の場合は5月でした)で、すでに12月までのスケジュールを組んでしまうことが、非常に重要です。

 

 

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学習の仕方:目標達成に向けた具体的な戦略

学習の進め方について、効果的なアプローチをお話しします。
先ほどのスケジュール設定で説明した通り、学習を始める前に、まずはテキストが届いたらレポートの課題を頭に入れることが最初のステップです。

 

テキストの初期分析

テキストが届いたら、まず目次を確認します。
目次から重要な部分、自分の興味がある部分、苦手な部分、そして既に知っている部分を把握することが大事です。これにより、どこにどの情報が書いてあるかを把握し、効率的に情報を探すことができます。

 

核心内容の確認

テキストが届いたら、最初に行うべきことは、レポート課題に関連する核心部分を確認することです。例えば、レポート課題が「学習指導案を作成しましょう」と指定されている場合、テキストの中で学習指導案の作成に関連するセクションを先に見つけ出して読むことが重要です。

核心を確認した後に、全体を行き来しながら関連する情報を集め、理解を深めていくというアプローチを取ります。学習指導案に必要な情報、例えば学習指導要領の部分や、教科独特の用語などがあれば、それらをテキストの中で探しながら核心の部分をさらに詳細に学びます。

この方法によって、必要な情報を効率的に集め、理解を深めることができます。核心を先に確認し、その後で全体について学ぶことで、より体系的な知識の構築が可能となり、レポート作成や試験に向けての準備がスムーズに進みます。

 

ページごとの詳細な読み込み

核心を確認した後、全体のテキストをページごとに詳細に読み進めていくことが重要です。この段階では、1ページ目から始めて、テキスト全体を通じてどのような情報がどこに書いてあるのか、全体の構造を理解しながら進めます。

特に、レポート課題に関連する情報を中心に、教科書全体を行き来しながら学びを深めていくことが効果的です。例えば、レポート課題が「学習指導案を書く」ことを求めている場合、学習指導案に必要な情報を集めながら、関連する教科の学習要領や特有の用語解説を含むページを特に注意深く読むことが求められます。

このようにテキストを詳細に読むことで、試験やレポート作成時にも迅速に必要な情報にアクセスできるようになります。また、全体を一通り読むことで、試験時にどのページを参照すれば良いかを素早く判断できるようになり、知識の習得だけでなく、情報の検索能力も向上します。

 

ウェブでの追加情報収集

学習の最終段階として、ウェブなどでの追加調査も行います。特定のキーワードやトピックに関して最新の情報や異なる視点を得ることが、深い理解につながります。例えば、「不登校」に関する最新の研究や対策についてオンラインで情報を集め、それを自分の理解やレポートに反映させることができます。

 

以上が学習の進め方です。テキストの活用からウェブでの情報収集に至るまで、これらのステップを踏むことで、学習目標の達成がより確実になります。レポート作成や試験の準備においても、このように体系的にアプローチすることが成功の鍵となるでしょう。

 

 

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まとめ:スケジュール管理の重要性と次のステップ

今日は、授業の選び方、スケジュールの組み方、学習の仕方についてお話ししました。学習そのものも楽しいものですし、難しい部分もありますが、私はスケジュールの組み方が最も重要だと考えています。なぜなら、スケジュールを組む時点でその学習がうまくいくか、また、この単位が取得できるか、はたまた免許が取得できるかというのが変わってくるからです。

1番始めにテキストをもらって、ウキウキワクワクしている時にスケジュールを組んでしまうことが非常に重要です。そして、1年後や何ヶ月後にどのような自分になっていたいかということを確認し、想像しておくことも大切です。

この記事以外にも、時間、お金、要件についてお話しした「時間&費用をクリア!通信制で実現する小学校教員の夢【小免取得への道①】」という記事や、取得後の手続き、どうすればよかったかということについても話していきますので、小学校免許取得に興味がある方はぜひその他の動画や記事もご覧ください。

 

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この記事を書いた人
原口直

東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー/公立中学校音楽科教員

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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