皆さん、こんにちは。一歩先ゆく音楽教育、原口直です。
現在は学校での教育研究の経験と、未来につながる新しい学びについて情報発信しています。
このYouTubeチャンネルでは学び続ける先生と学生さんのために、学校で役立つ情報と提案を発信しています。
これまで様々な
直前にすべきこと:「【短時間で習得できる】教員におすすめの学校で役立つ知識・技能3選」
学生のうちにすべきこと:「【指導教員がおすすめ】教員を目指す学生のやるべきこと3選」
を話してきましたが、本当に言いたいこと・言いにくかったけど言いたいことをこの動画では話します。
教員同士でもなかなか話題にあげにくい…あげなかった、しかし私は知っておいた方がいいと思ったことをお話しします。
この動画の他には、
パソコンのスキルの中からは厳選した1つお話ししています。
何を誰にいつ渡すのかという話をしています。
あわせて直前にご覧ください。
婦人科検診を受診しましょう
学校で行われる職員に対しての検診の中には、婦人科は入っていません。婦人科は自分で申し込む必要があります。婦人科とは乳がんや子宮頸部がんなどの検診です。自分で探して調べて、自分で申し込みをしていかなければいけません。
申し込みの方法は大きく2つあります。「①自治体検診」「②自費検診」、この2つです。
自治体での検診について
私がいた世田谷区の話をします。
乳がんについては世田谷区では40歳以上で検診を受けることができます。1回1,000円です。
また子宮頸部がんについては20歳から39歳までは毎年。40歳以上は隔年で1回800円で受けられます。
自費検診の場合
乳がんの場合マンモグラフィーかエコーか。またその両方を受けることもできますが、マンモグラフィーは8,000円、エコー(超音波)は4,000円となっています。
それから子宮頸部がんの場合は5,000円という自治体とは価格が全く変わってきますけれども、福利厚生で何割か割引になることもありますので調べてみて、自分で婦人科を受けてみることをお勧めします。
私は婦人科検診をこのように受診しました
私の場合は、35歳から自費で婦人科検診を行っていました。
お値段は少々張りますが、スケジュールが取りやすい・学校のスケジュールの中で行きやすいということ。それから毎年同じところに行っていましたので、データが蓄積されて比較できるということ。そういったメリットを考慮して、自費の婦人科検診に行っていました。
男性の場合も前立腺がんの検診があるようです。これも普通の検診には入っていないです。
自治体は60歳以上で1回だけ600円で受けることができるようです。自費の場合も2,000円から5,000円で受けられるようですので、こういった性別別の検診についてはぜひ検討して、どういった考えや目的を持って、何歳から、いくらかけるのかということを考えてみてください。
女性教員の脱毛の話(宿泊行事・プール指導…)
これも教員間で話したことはありません。しかし大事なことだと私は思っています。
まず教員はプール指導があるという場合があります。プール指導…小学校の場合は全員です。中学校の場合は保健体育の先生や担当の先生が行います。また教員には宿泊もありますので、この脱毛は大事だなと思います。これもそれぞれの方の考え方がありますので1つの例として聞いてください。
私は社会人になって、まとまったお金が手に入れられるようになってから脱毛をしていました。ワキとヒザ下、ヒジ下です。この頃は15年前でしたので、友達や家族はもちろん、職場の人と情報を共有することなんて考えられない時代でした。
また値段も高かったですし、タブー視されていたのではないかなと思っています。今は電車やCMなどでも多く打ち出されているように、安いですしちょっとオープンな考え方になったのかなと思います。
自分の考えに則って、体とお財布と相談しながら脱毛を考えてみてください。
女性教員の生理の話(プール指導・コンクール・学校行事と被らないか…)
これも教員の中で情報を共有したこと、相談したことは一度もなかったです。養護の先生に対しても、です。しかし教員は知っておくべき情報だと思いますので、ここにあげました。
教員にはプール指導や宿泊、また行事などがあります。行事は入学式や卒業式・コンクールなど、1日がとても大事だという時があります。
生理については生理用品の知識を付けておくことも大事だと思いますけれども、生理をずらすということができるということを知ったのは私はずいぶん遅くになってからです。
ここでは「性教育YouTuberシオリーヌさん」の動画「【受験生必見】大事な日に生理をカブらせたくない時の生理日移動について」を参考にした「生理日移動」についてお話をします。詳しくはシオリーヌさんの動画や様々な情報をきちんと身に付けて下さい。
ここではシオリーヌさんの動画の中で話されていたことをかいつまんでお話しをします。
まず生理日をずらすことについてはピル(中用量ピル)というのを使用するそうです。
生理を「①早める方法」と「②遅くする方法」、この2つがあるそうです。
生理日を早める方法
ずらしたい生理の1つ前の生理が始まってから5日目で中用量ピルを飲み始めます。1日1錠10日間飲んで止めます。その止めたあと2~3日後で次の生理が始まります。
つまり4週間後に来る生理が2~3週間後に来る。つまり早められるという方法です。
生理を遅らせるという方法
ずらしたい生理の来る予定の5日前からピルを飲み始めます。1日1錠そのずらしたい予定が終わるまで…例えば宿泊行事が終わるまで、入学式・卒業式・コンクールが終わるまで飲み続けます。
そしてピルを飲むのを止めてから…つまり大事な日が終わってから2~3日後に生理が来ます。これが遅らせる方法です。
「①早める」「②遅らせる」…2つの方法ですが、婦人科では「①早める」ということを勧められるそうです。
理由としてはピルによる副作用があることがあるということです。大事な日にその副作用が出ては困りますので、早めるという方法が勧められるようです。
ではこの中用量ピルをどこで手に入れるかというと、婦人科の処方で手に入れることができます。
生理を早めたい場合は、前の生理が大事になってきますので、ずらしたいその日の1ヶ月以上前に婦人科にかかる必要があるようです。
また最近ではスマルナというオンライン診療が受けられるという方法もあるようです。郵送で中用量ピルが来られてくるようですので、学校の先生でなかなか婦人科には…という場合はそういった方法を使ってもいいと思います。
私が教員生活で困ったことは?
私はこれらの方法を知らなくて1番困ったのが登山です。1番生理が重い日に山に登らなければならず、トイレには何時間も行けず、頂上にもトイレがなく、本当に苦労しました。早くから知っておけばよかったなと思います。
またこういった内容は生理が来る…つまり中学生の女子にも知っておいて欲しいことです。自分の知識として知っておいて、何かあった時に選択肢の1つとして持っておく。それだけでもいいと思います。
使う/使わないは置いておいても選択肢として持っておくだけでも、随分安心できるのではないでしょうか。
まとめ:女性教員のための大事な自分自身の身体のこと【迷ったけれどやっぱり知って欲しい】
様々な「直前に知っておいて欲しいこと、すべきこと」というのはありますけれども、この内容については動画にするか話すかとても悩みました。先生同士で話したこともないですし、実態がどうなのかもわかりません。
しかし一教員であった私が在職中に知っておけばよかったなと思ったことですので、素直にあげることにしました。誰かの役に立てばうれしいです。
記事の内容は動画と同じです。
動画「女性教員のための大事な自分自身の身体のこと【迷ったけれどやっぱり知って欲しい】」も是非ご覧ください。
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