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教員のための夏休みの準備(学校の先生は何をしてるのか?)

教員のための夏休みの準備。先生は学校のこと・プライベート・自己研鑽に忙しい! 一歩先ゆく音楽教育(授業準備編)
一歩先ゆく音楽教育(授業準備編)
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音楽教員歴10年の原口直です。

いよいよ始まる夏休み。生徒にとってはうれしい夏休み。受験生にとってはちょっと苦しい夏休み…かもしれません。では、先生にとっては夏休みはどのようなものでしょうか。

先生が考える夏休みの準備。3つに分けてお話しします。

 

 

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先生のための夏休み準備【学校のこと】

まずは出勤がマストとなる日を確定しましょう。三者面談、二者面談といった面談の日程は必ず先に決めます。それ以外には会議や日直といった学校の業務があります。それから、部活動やその大会、研修といったものは学校に関する出勤日です。

また、学校に行かなくても出張もマストです。出張をどこにするのか、研修をどのようなものを受けるか。これを先に決めて動静表に書きます。

 

部活動は、忙しかったり伝統を重んじたりといった自分のコントロールしえないことで悩んだりすることがあります。「音楽教員のための部活動の持ちかた(負担を減らすための工夫とは?)」では、どのような点に注意して部活動を持てばいいのかを話しています。

 

 

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先生のための夏休み準備【プライベートのこと】

帰省や介護といったものから、旅行。

それから夏休み特有のものとしてはお祭りがあります。夏休みのお盆の時期、8月上旬には全国各地で色々なお祭りが行われます。私は和太鼓を中心にお祭りが大好きなので、お祭りに合わせて旅行をしていました。お祭りの日程のチェックも必要です。

 

学習指導要領の改訂に伴って、和太鼓だけではなく、お箏や三味線・篠笛といったさまざまな教材教具を使った指導方法の書籍等がたくさん出ています。「【新学習指導要領の和楽器指導のヒントに】中学校音楽科における和太鼓の授業実践例を紹介」では私がやっていた和太鼓の授業を紹介しています。

 

それから野球。これも見逃せません。野球の日程は早いうちに出ていますので、観戦するのもマストです。

 

 

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先生のための夏休み準備【学びのこと】

研修を受ける必要がある…初任者研修や10年目研修などがあります。他にも任意で受けられる研修もあります。音楽に関すること、学校に関すること…生活指導や学級経営、学校運営といった研修もあります。

 

 

それから、私は自分に課した宿題がありました。それは休みの日でも1日1本映画を観ること。習い事を入れること。図書館に行くことです。映画を観ることで教材につながればいいなと思っていましたし、単に教養を深めるために観ていました。

また、習い事は後ほど動画にしますが、習い事を探して音楽や教育に関すること・全く関係ないことを身につける期間としていました

 

夏休み期間中は研修が多い時期です。たくさんある研修のうち、どのように探せばいいのか/受講すればいいのかを「教員のための技能向上に役立つ研修の見つけ方」でお話ししました。

 

それから、図書館。公共図書館もいいですが大学の図書館や劇場についている図書館も長期休みにしか行けないので、長期休みの期間に図書館に行こうと決めておくといいです。図書館によっては予約が必要な場合もありますので、こういったことをきちんと調べて日程を決めて勉強しに行くといいです。

 

おすすめは国立劇場の図書館、東京都の場合は教職員研修センターにある図書館、文部科学省の中にある情報ひろばです。

 

 

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まとめ:教員のための夏休みの準備(学校の先生は何をしてるのか?)

バランスよく決めて、動静表に書きましょう。決められた休暇をしっかりとれるように調整をして、いい夏休みを過ごせるよう準備をしましょう。

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
「教員のための夏休みの準備(学校の先生は何をしてるのか?)」の動画をご覧ください。

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この記事を書いた人
原口直

東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー/公立中学校音楽科教員

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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