【指導教員がおすすめ】教員を目指す学生のやるべきこと3選

【指導教員がおすすめ】教員を目指す学生のやるべきこと3選 一歩先ゆく音楽教育(教育実習編)
一歩先ゆく音楽教育(教育実習編)
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中学校音楽の教育実習ガイドを公開中!

【中学校音楽の教育実習生・実習生を受け入れる指導教員の先生へ】
指導教員経験を踏まえて、実習前から実習後までの中学校音楽の教育実習のポイントを網羅的に紹介。

【科目問わず全ての教育実習生へ】
STEP2「教育実習中の心得」・STEP6「教育実習が終わったら」では、指導教員へのお礼状や実習校でのマナーなど実践的知識を紹介。

中学校音楽の教育実習ガイド(実習前から実習後までのポイントを解説)

音楽教員歴10年の原口直です。

今日は学生の時にすべきことについて話をします

大学生のとき自分の目の前のことで手いっぱいだと思います。私もそうでした。日々の授業やレッスン・サークルやアルバイト目の前にあることが全てでとても大変なように思っています。

その当時、大人からは借金をしてでも苦労しろとか、旅に出ろとか言われてその時は「え?」思っていましたが、今だったら大きい声でそれを言いたいです。大人になると「やっとけばよかった」があったと思うことがあるのです。

大学生の時間がないというのもわかります。大人はもっと時間がないです。

 

その違いは何かというと、

「大学生の時間がない」は自己プロデュースの時間がないだと思います
自分で授業を考えたりレッスンの練習をしたり、アルバイトやサークルを入れる。自分でそうしているんです。
「教員の時間がない」は他の力・他の影響によるものが多いのです
例えば部活とか家庭とかそういったものです。

 

この動画では教員になってからやっておけば良かったということをお話しますが、大人になってからでも習い事はできます。その内容は他の動画「教員に習い事をおすすめしたい理由と選び方とは?【社会人の自己研鑽】」をご覧下さい。

 

 

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借金してでも旅行に行くべき!

月並みですが旅行は行っておいたほうがいい。借金してでも行っておいたほうがいい。
それを声を大にして言いたいです。世界一周とかバックパックとかヒッチハイクとか、そんな大規模なことでなくていいですし、お金をかける必要もありません。

お金がないと工夫をしますよね。
例えば新幹線がダメなら18きっぷを使おうとか。ホテルがダメならユースホステルや民泊をしようとか。名物のものが食べられないなら地元スーパーに行こう、市場に行こうというふうになります。それも楽しいんです。

ぜひ旅行…海外でなくてもいいです。国内もたくさん良いところがありますし、たくさんの音楽や文化があります。ぜひ旅行を今のうちにしておいてください。

 

新学習指導要領で扱うこととなっている和楽器。私は旅先で和太鼓・和太鼓のある文化・和太鼓を扱う人に触れて刺激を受けてきました。音楽の授業の中でも人気のあった和太鼓の授業実践例を「【新学習指導要領の和楽器指導のヒントに】中学校音楽科における和太鼓の授業実践例を紹介」で紹介しています。

 

 

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(音楽教員を目指すなら)異文化の音楽に触れるべき!

自分が今までやってこなかったような知りもしなかったような音楽の分野を今のうちに開拓しておくことがいいと思います。

私の場合は西洋音楽をずーっと高校3年生まで何の疑問も持たずに行ってきましたが、大学では太鼓は楽器に出会って自分の人生観・音楽観がガラッと変わりましたし、教育に進む一つのきっかけとなりました。

やっておけば良かったなぁと思うのはJ-POP・ポピュラー音楽・ビジネス音楽について、大学の頃にもっと関心を持って知っておけばよかったなと思います。この後悔によって一度就職をするという決断に至ります。
異文化の音楽を知ったり触れたりすることで自分の主とする音楽の見直しや再構築にもつながります

 

教育実習で音楽教員を目指すことを決めたにも関わらず、民間企業勤務を経て教員を目指すというキャリアを選んだ理由は「視聴者からの質問に回答①〜教育実習で音楽教員を目指したのに民間企業に就職したのはなぜ?」でお話しました。

 

ぜひ異文化の音楽、これは外国に限らなくていいですし和楽器に限らなくてもいいです。何か1つでもいいですのでぜひ関わってみるといいと思います。

 

 

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動画の撮影や編集スキルを身につけるべき!

私がやらなくて後悔したことがこれです。
もっと早くに動画の編集や撮影、またそれを共有することを知っておけば、授業がもっともっと楽しく効率的になったのではないかなと今でも思います。

今は機材が安くなったりアプリがとても使いやすくなったりしていて、自分で動画の編集や撮影をできる状態です。ぜひ頭の柔らか今のうちにこの技術を身に付けておくことをおすすめします。

 

 

 

 

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まとめ:【指導教員がおすすめ】教員を目指す学生のやるべきこと3選

大人になると時間がない誰もがいうことです。

 

 

私にはまだまだ身につけたいことたくさんあります。私は身につけたいことをリストにしていてまだ諦めていません。例えば、

釣り、ショートスキー、ロードバイク、金管楽器、ウクレレ、食品衛生管理者、素潜り、大型バイク、大型トラック、ネイチャーガイド、英会話、髪を切る技術、知財検定、タイ古式マッサージ、ゴルフ、ビートルズ

これらは身につけたいと思っています。

 

逆に大学を卒業してからでも身につけられたこともあります。

パン作り、焼き菓子作り、和菓子作り、スターバックスのコーヒーマスター、シュノーケリング、アクセサリー作り、LINEスタンプ作り、循環呼吸、本を出すこと、合唱で日本一になること

これは教員になってからでも身につけられたことです。

ぜひ今の学生できること早めの方がいいこともあります。
大学生…学生の頃の時間を有効に使ってさまざまな物を身につけて下さい。

 

記事の内容は動画と同じです。
動画「【指導教員がおすすめ】教員を目指す学生のやるべきこと3選」も是非ご覧ください。

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この記事を書いた人
原口直

元東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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