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【戦う覚悟ある?】趣味の音楽・仕事の音楽はこんなに大きく違う

音楽教育ch.(雑談編)
音楽教育ch.(雑談編)
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皆さん、こんにちは。一歩先ゆく音楽教育、原口直です。

現在は学校での教育研究の経験と、未来につながる新しい学びについて情報発信しています。
このYouTubeチャンネルでは学び続ける先生と学生さんのために、学校で役立つ情報と提案を発信しています。

 

ありがたいことに音楽が好きという人は世の中にたくさんいます。

音楽を「聴くのが好き」「歌うのが好き」「演奏するのが好き」はたまた「音楽を創るのが好き」「聞かせることが好き」いろいろな要素の音楽が好きがあると思います。実際に日本の吹奏楽人口は500万人とも言われていますし、カラオケにいたっては3000万人の愛好者がいると調査もあります。

 

 

音楽が好きという人が多いのはとても嬉しいですが、音楽を仕事にしているとなると少し様子が違います。趣味として音楽をする人は多くても、仕事として音楽を使っている人はなかなか周りにいないのではないでしょうか。実際に音楽大学を出ているからといって全員が音楽家、アーティストや演奏家になれるわけでは残念ながらありません。

音楽科教員も音楽を仕事としている1人だと思いますが、今日はその趣味と仕事としての音楽の違いについて話をします。音楽の趣味仕事の違いを知ることで進路選択に役に立ったり、教員の立場で言うと進路指導に役に立つと思います

 

この動画のほかには、

進路指導音楽高校や音楽大学に行きたいという子どもが現れたらどうするか。例えばピアノを習っているという子どもの言葉に騙されてはいけませんという話を「音楽高校・音楽大学を志望する生徒がいる場合の進路指導の留意」でしています。

 

それから他の動画には、

教員という仕事のイメージと現実。子供が思っている先生のイメージ。その実際はどうなのかという話も「教員という仕事の現実をお話しますー子どもの持つ教員という職業イメージとのギャップは!?」で解説しています。

 

興味のある方は是非そちらもご覧ください

 

 

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趣味の音楽にはお金を払う/仕事の音楽からはお金を貰う

趣味としての音楽は演奏会を聴きに行く時も、また自分が演奏者として歌う時にもお金を払う立場です。

実際に社会人の合唱団に所属をしていた時には、月会費・楽譜代に加えて演奏会があるときはチケット代や衣装、それから遠征する場合はその交通費や宿泊費。時には先生へ謝礼、日々の交通費など色々なお金がかかっていました。趣味としての音楽は場合によってはお金がかかるかもしれません。

 

合唱コンクール対策にもなる合唱指導のポイントについては「10分で理解する合唱指導の3つのポイント」と「合唱指導にYouTubeを活用しよう!」のなかでお話しています。

 

一方、仕事としての音楽はお金をいただく立場です。ですので当然そこには責任が伴います。

どういった責任かというと例えば自己管理、体調管理や自分のコンディションを最高にすること。また依頼されたことに答えるというのも大事です。それから音楽の品質も担保しなければいけません。それから依頼をいただいて音楽をしていますので、自分の好き嫌いとはまた違う音楽をしなければならない時もあると思います。

自分がやりたい音楽ではなく相手の求める音楽をする。これが仕事としての音楽です。

 

 

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趣味の音楽では戦わない/仕事の音楽では戦う

音楽を趣味とした場合は戦う必要はありません。

演奏会や合唱祭などで演奏した際、自分がもらって嬉しいものは例えば拍手をいただくことだったり、よかったねという言葉だったり、またそこに足を運んでくださったり、チケットを買ってくださったりということです。

またそういったことがなかったとしても、自己満足…自分が楽しかったと思えればいい。それが趣味です。もちろん趣味としての合唱でコンクールなどに出ていることもあると思います。アマチュア団体のコンクールの考え方については近日他の動画であげたいと思います。

 

一方、仕事として音楽をする場合は戦う必要があります。

どういうことかというと、その歌や楽器そのポジションをめぐってオーディションに勝ち抜く必要があったり、コンクールで良い成績を上げたり上位に優勝したりする必要があります。また教員採用試験だって音楽で戦って音楽の先生というイスを争っているわけです。仕事として音楽をするには音楽で勝たなければいけないのです。

 

教員採用試験から教諭が全てではない!教員を目指すとは?」「【貴重なスキル・経験を獲得!】大卒→非常勤講師を経て教員になった体験談をお話します」でも紹介していますが、教員を目指す道は、教員採用試験の受験→卒業後に教員という道だけではありません。

 

とてもシビアなことですが、実際に音楽で隣の人に勝たなければそのイスは自分の物にはなりません。音楽を仕事にするというのはそういうことです

 

 

音楽が楽しいかどうか

私はずっと小さい時から音楽に触れてきて「音楽が楽しい」と思ったので続けてこられましたし、「音楽が楽しい」と思って自分を成長させてきました。しかし、高校3年生大学受験の時には「音楽が楽しくない」と思ったことがあったのも事実。音楽が楽しいだけではなく闘うものになった時に苦しさを感じていました。

 

例えばソルフェージュ。私は聴音や新曲視唱がとっても苦手だったのでレッスンを受けていました。学校の授業の中にもあったのですがそれでは足りず、自宅に先生を招いてほとんど毎日ソルフェージュのレッスンをしていました。さらに自分でCDなどの教材を買って、それで調音の練習をしたということもありました。さすがに受験前、ソルフェージを授業、学校と家でのレッスンとその後に自分での自己学習。そのときはつらかったです。

それから私は主専攻が声楽でしたので、歌の練習ももちろんしました。受験前になるとその学校が指定する自由曲・課題曲といった決められた曲を練習する必要があります。何度も何度も練習をしてより良い演奏を目指したり、発音の練習をしたりコールユーブンゲンと言って声楽の基礎になるような練習を毎日毎日して、暗譜しなければいけないとかそういったことに追われていました。

 

音楽家・音楽科、両方とも「オンガクカ」と発音する単語ですが1文字違いが大違いという話を「【教育実習シリーズ】中学校の音楽の授業とは」の中で解説していますので、そちらも参考になさってください。

 

もちろん初めは楽しいのですがだんだんだんだん辛くなってきたり、同じ曲を歌う他の人と自分を比べたり、そういったことに陥ってきました。その時は歌うことが苦しくなったという時もありました。もちろん音楽のプロでも楽しくてやっている人もいると思います。

趣味で音楽をしている人は音楽が楽しくてやっていると思いますけれども、仕事が音楽なるとそういった苦しさも考えていかなければいけません。もちろんその苦しさの後には楽しさも待っているのですが、その過程の中で苦しさを乗り越えていく必要がある。これが仕事としての音楽です。

 

 

まとめ:【戦う覚悟ある?】趣味の音楽・仕事の音楽はこんなに大きく違う

今日は音楽趣味と仕事の違いについて話しました。

音楽の道に進むかどうかその進路を迷っている人もいるかもしれません。音楽を習ったその先に何があるのか、音楽の職業・仕事であることもありますし、それが趣味になってももちろんいいと思います。また全然違うことをするというところにたどり着いたとしても、音楽をしていた時に培った力、それは必ず生かされると思います。音楽の道の先に何があるかぜひ考えてみてください。

また最近では、音楽大学を出て音楽家演奏家になるというのだけが道ではないという書籍も出ています。『「音大卒」の戦い方』という本にあるように、音楽大学を出たことで一般企業などでも生かせる力があるというのも証明されています。

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音楽を趣味とするか仕事とするか、自分が何を重視するか、音楽の何が好きかということをよく考えて検討してみてください。

 

ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「【戦う覚悟ある?】趣味の音楽・仕事の音楽はこんなに大きく違う」も是非ご覧ください。

この記事を書いた人
原口直

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。

東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導、進路指導、新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。Google認定教育者

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