2022年8月に行われる文化庁著作権課の教職員著作権講習会についてお話します。
特に今年度は参加対象が広がったり、参加の申し込み方法が変わったりしていますので、詳しくお話しします。
著作権講習会の開催概要
まずは情報が公開されているサイトを紹介します。
著作権課があるのは文部科学省の中の文化庁です。文化庁の著作権のサイトを見ると最近著作権について、話題になった内容が書かれています。一番下「セミナー・シンポジウム」を押すと、今年度の講習会について書かれています。文化庁は様々な人を対象にした著作権の講習会を開いています。
今回ご紹介するのは「教職員・情報通信技術支援員」対象の講習会です。
方式:YouTube live 配信(10月31日までオンデマンド配信)
実施当日に都合が合わない人も参加できます。
内容は、まず第1部は授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の中の人、野方さんのお話です。私のチャンネルの中でもインタビュー動画を公開しています。
授業目的公衆送信補償金等管理協会 理事 野方様×原口直
SARTRASへのインタビュー(全3回)動画
補償金の支払いによりオンライン授業・行事配信が可能となります。
誰が誰に払う?何ができる?SARTRASは法律の専門家??
第1回/第2回/第3回
第2部は私原口直とABJ(漫画の海賊版対策を行っている団体)の伊東敦さんと一緒に対談形式で知的財産権の教育についてお話をします。
漫画の海賊版は子どもたちにもう身近な話題ですし、その被害額や内容を聞くと背筋が凍るような思いがします。一方で海賊版対策にも乗り出しており、著作者を守るための活動が進められていることもわかります。
対象者拡大!申込方法が簡素化!
今回変わったのは申込方法です。
これまでは学校の管理職がまとめて学校ごとに申し込みが必要でしたが、今回は個人で申し込みすることができます。申し込みがしやすくなった上、他の人にも勧めやすいと思います。
対象もこれまで教職員だけだったのが、情報通信技術支援員(ICT支援員)の方も参加いただけます。
著作権の原則・著作物とは…という基本的なところからお話ししますので、文化庁のホームページQRコードからぜひお申し込みください。
オンライン上ではありますが、皆さんにお目にかかれることを楽しみにしています。
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