【音楽授業✕ICT活用✕アプリ】音楽教員の私が音楽アプリを使ってみた②(Blob Opera)

【音楽授業✕ICT活用✕アプリ】音楽教員の私が音楽アプリを使ってみた②(Blob Opera) 一歩先ゆく音楽教育(授業編)
一歩先ゆく音楽教育(授業編)
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子どもたちが端末を1人1台持って、端末を使った授業を考えるようになりました。

「ICT端末を使った授業をしてみたいな」
「ボイスレコーダー・カメラ、YouTubeからもう一歩踏み込みたい」
「ICT教育の実践や書籍でよく聞くアプリを使ってみたい」

と感じている人もいると思います。

 

そこで、音楽科教員の私が音楽アプリを使ってみるという動画をシリーズで紹介します。

ただし、いわゆるハウツーではありません。
使い方や発展のさせ方の解説やノウハウについては他にたくさんの動画が出ています。

今回の動画のポイントは「初見1時間でどこまでできるか?」という点です。
実際に、ハウツー動画も見ずに、画面を見るのも初めてという段階で使用しました。

「小中高校生に使わせてみて、どの程度できるようになるか?」
「教材研究にどれくらい時間がかかりそうか?」
の参考になさってください。

使えそうだなとか、おもしろそうだなと思ったら、製作者や他の人がアップしている解説やハウツー動画をご覧ください。

 

その他の音楽アプリ挑戦動画はこちら
▶音楽と算数とプログラミングをいっしょに学べる学習ソフト「MusicBlocks
▶指でドラムを叩く時代!?「VirtualDrumming

 

 

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Blob Opera

母音と音高に特化した感覚的に合唱を捉えられるアプリです。

 

 

一番高い声種を動かすことで自動で和音がつきます。4声を考えなくて良い点が初心者のハードルを下げてくれます。おもしろいのは、同じ主音でも様々なパターンの和音がつくことです。

ブロブは世界各地の都市で、その土地に由来のある曲を歌ってくれます。パートを抜き出すこともできます。
ロンドンの『ハレルヤ』・ニューヨーク『サマータイム』・ソウル『アリラン』などを聴きました。

聞いた後は作りたくなるのが性です。

ブロブたちに『チューリップ』を歌わせてみましたが、形式的な音楽は苦手なようです。ノートパソコンのタッチパッドを上下左右に動かし、結構練習しましたがなかなかうまくいかない!
細微なコントロールは難しいです。タブレットやスマホ、画面に直接タッチできるパソコンだったら、うまくブロブたちを歌わせられるかもしれません。

パートの役割やハーモニーを可視化できるのは、合唱の導入として使えそうです。

 

 

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参考書籍

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この記事を書いた人
原口直

元東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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