【こちらをクリック】教員・学校のための著作権研修のご案内しております

【教員を目指す人へ】音楽教育・音楽学・作曲などを専攻する教育実習生に送るアドバイス

【教員を目指す人へ】音楽教育・音楽学・作曲などを専攻する教育実習生に送るアドバイス 一歩先ゆく音楽教育(教育実習編)
一歩先ゆく音楽教育(教育実習編)
本サイトはアフィリエイトプログラム等による収益を得ています
PR

中学校音楽の教育実習ガイドを公開中!

【中学校音楽の教育実習生・実習生を受け入れる指導教員の先生へ】
指導教員経験を踏まえて、実習前から実習後までの中学校音楽の教育実習のポイントを網羅的に紹介。

【科目問わず全ての教育実習生へ】
STEP2「教育実習中の心得」・STEP6「教育実習が終わったら」では、指導教員へのお礼状や実習校でのマナーなど実践的知識を紹介。

中学校音楽の教育実習ガイド(実習前から実習後までのポイントを解説)

音楽教員歴10年の原口直です。

普段楽器や歌に向かうよりも机に向かうことが多い学生さんたちに、教育実習の時にはどのような点に気をつけたらいいのかその特徴を話します。

 

 

PR

教育実習における合唱(歌唱)指導について

教育実習では合唱指導が入る場合があります。その際、歌もピアノもあまり自信がないという人もいるかもしれませんが、ぜひ自信をもって取り組んでください。

歌については普段声楽専攻の人が周りにいて、独唱や合唱を聴いているので自信を失くしてしまうかもしれませんが、生徒よりはもちろんうまいのです。努力をして、自信をもって生徒の前で歌ってほしいです。
自信がないと思ってしまうと必ず行動や顔に出てしまいます。そしてそれを、生徒は察知してしまいます。自分なりに努力して自信をもって歌ってください。

 

学校種・学年・先生の専攻は不問の合唱コンクール対策として、合唱指導において大切なこと3点を「10分で理解する合唱指導の3つのポイント」で紹介しています。

 

 

PR

教育実習で専攻・研究内容を語りすぎない!

特に鑑賞の授業においては、自分の専攻したこと研究したことを授業に活かそうという人が多いです。その際、熱がこもるあまり語りすぎてしまうことがあります。

 

10分で理解する音楽鑑賞授業の3つのコツ【定番曲「魔王」のチェックポイントも紹介】」では、鑑賞授業の基礎を話しました。鑑賞の授業をこれから作る人にはヒントになりますし、すでにある人には見直すきっかけや見直すヒントになると思います。

 

特に気をつけなければいけないのは、ワークシートや板書・パワーポイントの作り方です。
文字をたくさん使いすぎずに、「不親切なワークシート」「不親切なパワーポイント」を作って欲しいと思います。ワークシート・板書・パワーポイントの作り方や使い方は他で動画を作っています。そちらもご参照ください。

 

音楽教員のためのワークシート・板書・パワーポイントの作り方については以下でお話しています。
音楽教員のためのワークシートの作り方
音楽教員のための板書の仕方
音楽教員のためのパワポの使い方
音楽教員のための板書とパワポの使い分け

 

好きなことだとどうしても語り過ぎてしまうのですが、1つの授業で教えることは1つか多くても2つと思ってください。

学習指導案を作った時に、自分のしゃべりと生徒の活動が50分の授業のうち半々くらいであるかというのが一つの目安です。自分が語りすぎてしまうチョーク&トークの形にならないように、生徒が活動する…生徒が考えたり、話し合ったり、意見を発表したりするという時間がきちんと授業の中で確保されているかということを意識して、指導案を作ってみてください。

 

 

PR

教育実習中は積極的に生徒の中へ飛びこもう!

普段研究をしていると、どうしても一歩引いて俯瞰で見ようとしたり、分析しようとしたりということがあります。教育実習の期間はいったんその頭を置いて、生徒の中に飛び込んでみましょう。

子どもと同じ目線で、時にハメを外したり、バカなことを言って笑ったりということをしてもいいと思います。研究・分析だけでは身につけられないこと、わからないことが学校にはたくさんあります。ぜひそれを楽しんで過ごしてみてください。

 

子どもの輪の中に飛び込むヒントを知りたい方には次の動画がおすすめです。
教員が生徒と仲良くなる方法【生徒からの質問「何が好き?」に3つの回答を用意するワケ】
少ない授業数での生徒との関わり方、距離の取り方について話をしました。

教員のためのキャラづくり【他人に自分を強く印象付けるためのノウハウ】
どのようなポイントでキャラクターを作ったらいいか、もしくは持っているキャラクターを活かしたらいいか、ということを話しています。

 

 

PR

まとめ:【教員を目指す人へ】音楽教育・音楽学・作曲などを専攻する教育実習生に送るアドバイス

皆さんが今まで身につけてきた技術や知識、視点は教育実習でも必ず活かされます。教育実習で自分の身につけてきたこと、専門性を発揮できるように準備を進めてください。

 

教育実習生のための記事・情報は定期的にこちらのサイトで更新しますので、ぜひご覧ください。

 

ウェブサイトの記事の内容は動画と同じです。
動画「【教員を目指す人へ】音楽教育・音楽学・作曲などを専攻する教育実習生に送るアドバイス」も是非ご覧ください。

ネットや本の情報・専門家への問い合わせでは解決しないことありませんか?
公立・国立の学校現場を知っている経験を生かして、机上の理論と学校現場の皆さんとをつなぎます。現実的に学校での対応が可能な施策を一緒に考えましょう。

▶研修のご依頼・ご相談はこちらの問い合わせページから受け付けています。
▶その他のご相談・ご質問はこちらの問い合わせページから受け付けています。

この記事を書いた人
原口直

東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー/公立中学校音楽科教員

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

原口直をフォローする
PR
原口直をフォローする

コメント