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【合格への道】音楽教員が挑むGoogle認定教育者(レベル1)試験 part3:トレーニング所感

【合格への道】音楽教員が挑むGoogle認定教育者(レベル1)試験 part3:トレーニング所感 一歩先ゆく音楽教育(スキルアップ編)
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原口先生
原口先生

Google認定教育者って何!??それ欲しい!

と思ったその日からトレーニング、試験、そして合格。

2020年9月23日から10月10日までの18日間のリアルな道のりを話します。

 

 

 

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得意なユニットと不得意なユニット

13のユニットをトレーニングして、理解が早いもの・遅いものが如実に分かれました。トレーニングまでにどれくらいGoogleを触ってきたか、使ってきたかによって理解がまったく違うのです。

例えば、

毎日のように使っている
・Gmail
・YouTube

はお手のものですが、

 

・Googleクラスルーム
・Googleサイト
はナニコレ?

でした。

これは個人によって差が出るところです。Googleを普段どれくらい使っているかによって、トレーニングにかかる時間も理解度も変わってきます。

 

 

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進化するGoogle Earth

また、あることは知っていたけど「こんな便利だったの?」のダントツ1位は、

Google Earth

 

Google Earthができた2001年に、住んだことのある町や北極を見て「なにこれ、すごーい」と思った…そこで記憶が止まっていました。それから十余年でGoogle Earthは驚きの進化を遂げていて、機能のひとつである「Voyager」なんて、一日中見ていられます。

 

 

トレーニング中であることを忘れて、Voyagerに誘われるまま世界中の隈研吾さんの建築をめぐったり、ハクトウワシのライブ映像を見てたりしたら、あっという間に時間が…

「授業でなら、こう使ったな」というアイディアもたくさん出てきました。

 

 

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基礎トレーニングにかかった時間

上記の事項をふまえて、トレーニングにかかった時間はこちらです。

繰り返しになりますが、既知事項や使用頻度、Google Earth(ユニット10)にハマるかどうかで、かかる時間は異なります。参考程度にしてくださいね。

 

基礎トレーニング全ユニット
Googleの設定時間 755分(12時間35分)
実際にかかった時間 385分(6時間25分)

約半分ほどの時間でトレーニングを終えました。早ければいいというわけでは、もちろんありません。理解していることが大事です。

 

私のGoogle認定教育者試験に突破するための学習の方法の特徴としては、

 

■どのユニットも順番通りに、そして
■Gmail、YouTubeなど予め知っていたことも丁寧に取り組みました。
■反面、知らないプロダクトについての追いトレーニングは最小限にとどめました。わからなくなったら、すぐにYouTubeやヘルプに助けを求め、課題と長く向き合うのではなく周りを頼りました。

 

 

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GIGAスクール構想への夢と焦り

こんな風になったらいいなという教室の姿。子どもとのコミュニケーション手段。授業の運び方。ユニットの中には、ドラえもんのような世界が展開されていきます。しかし、これをもうすでに実践している学校が世界にあると考えると、とても焦ります。

「日本の学校は」と括ることはできませんが、少なくとも私が勤務した学校では程遠い内容ばかりです。国内にペーパーレスに近い学校や、端末やプロダクトを使いこなしている学校はどれくらいあるのでしょうか。

GIGAスクール構想が実現して、2021年度には99%近い学校に端末が配布されたら実現するのでしょうか。もしくは、されても…???

 

 

PISAの国際的な調査等で出る「日本のデジタル教育の遅れ

もし、レッスンで実践例を話すような先生のやり方が世界の大半だとしたら、日本は本当に遅れているのかもしれません。見慣れたこのグラフが改めて刺さります。

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この記事を書いた人
原口直

東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー/公立中学校音楽科教員

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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