教育の機会均等――。社会的地位や性別、居住地などに縛られず、教育を受ける機会を平等に保障するというこの考え方は、憲法および教育基本法に明示されている。しかし現実には、親の所得を含む社会経済的地位によって、教育の機会均等を享受することが難しい子どもたちがいる。
長く東京で学び働いていた時、またその後も、旅行や移住で地方を色々まわっています。
地方を旅していると、
「平等」とは何か?
とたびたび考え込んでしまうのです。
これは実際に見ないとわからない。触れないとわからない。
中央が学校に対して要請すること…例えば「休校要請」は、
東京の都会のど真ん中にある学校と、地方の畑のど真ん中にある学校とで「同じ要請」でいいのでしょうか。
都市、地方と一口に言っても、どこで線を引くのかという問題はある。
しかし、三大都市圏別・人口規模別のどちらで見ても都市部が有利な傾向に変わりはない。
地方の子どもたちは、学校カリキュラムでは学ばない・都市では学べない「大切なこと」を知っているように思えるのです。
たとえば、
背丈よりも高く雪が降ったらどう遊ぶか?
いつ、どの野菜や魚を食べたらおいしいか?
気温が氷点下10度を下回ったときに、どのような服を着ていれば死なないか?
いつ、どの野菜や魚を食べたらおいしいか?
気温が氷点下10度を下回ったときに、どのような服を着ていれば死なないか?
これらを知っている地方の子どもたちが、都市の子どもより不幸だとは思えません。
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