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記事紹介:「都市vs地方」生まれによる教育格差の深刻度

ニュース解説
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教育の機会均等――。社会的地位や性別、居住地などに縛られず、教育を受ける機会を平等に保障するというこの考え方は、憲法および教育基本法に明示されている。しかし現実には、親の所得を含む社会経済的地位によって、教育の機会均等を享受することが難しい子どもたちがいる。

 

長く東京で学び働いていた時、またその後も、旅行や移住で地方を色々まわっています。
地方を旅していると、

「平等」とは何か?

とたびたび考え込んでしまうのです。
これは実際に見ないとわからない。触れないとわからない。

 

中央が学校に対して要請すること…例えば「休校要請」は、
東京の都会のど真ん中にある学校と、地方の畑のど真ん中にある学校とで「同じ要請」でいいのでしょうか。

 

 

都市、地方と一口に言っても、どこで線を引くのかという問題はある。
しかし、三大都市圏別・人口規模別のどちらで見ても都市部が有利な傾向に変わりはない。

 

地方の子どもたちは、学校カリキュラムでは学ばない・都市では学べない「大切なこと」を知っているように思えるのです。

たとえば、

背丈よりも高く雪が降ったらどう遊ぶか?
いつ、どの野菜や魚を食べたらおいしいか?
気温が氷点下10度を下回ったときに、どのような服を着ていれば死なないか?

 

これらを知っている地方の子どもたちが、都市の子どもより不幸だとは思えません。

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この記事を書いた人
原口直

東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー/公立中学校音楽科教員

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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