音楽教員歴10年の原口直です。
毎年新しい生徒が百余人、入ってきます。そして、その後ろには保護者の方がいらっしゃいますし、出入りする業者の方もいらっしゃいます。教員という仕事はたくさんの人と日々かかわっています。
その中で身についてしまった職業病…人の見方について話します。
身だしなみ(靴・時計・服装)から人となりを判断する
人を見る時、まず見た目・身だしなみに目が行きます。持っている物や付けている物、服装が高い安いということではありません。
靴・時計・かばん・服装などその人の見た目から色々なことを判断したり推測したりしてしまいます。
私の場合は、その人の身だしなみを見て、音楽のジャンルで分けるクセがあります。
例えば「この人はロックが好きそうだな」「フォークソングが好きそうだな」「フルート吹きそうだな」とか、そういう風に見てしまうのです。
これは職業病だと思います。他にも髪型やメイクなどを見ても、その人を判断・推測することができます。
視線・眼力から人となりを判断する
人と話す時に私はじっと人の目を見て話しますが、そうした時に相手がどのようにしてくるかを見てしまいます。
私に負けじとじっと見る人もいますし、眼力に負けてそらしてしまう人もいます。それから、なかなか目が合わない人もいます。逆に私と同じように、目力でじっと見てくる人もいます。それは子どもも大人も同じです。
人を見る時に、その人がどこを見ているか、また、どのように見ているかことに注目してしまうのも一つの職業病だと思います。
声・口ぐせから人となりを判断する
その人がどのような声をもっているかということは、否が応でも気になってしまいます。
私は絶対音感がありませんが、その人の声の高い低い・抑揚。それから途中でひっくり返ってしまったり、息継ぎ…吸ったり吐いたり止めたりが気になります。
それから、口ぐせや話しの組み立て方にも注目をしてしまいます。
「この人は話を筋道を立てて話せる人だな」「同じことを言葉を変えて何度も言っているな」こういったことを判断してしまいます。
これも子ども大人関わらず、分析してしまう職業病かもしれません。
まとめ:教員あるある?教員の職業病②見た目・外見から人を見分ける教員のワザとは?
人を覚えるのも教員の大事な仕事です。
生徒や保護者の皆さんは先生を1人覚えればいいだけですが、先生側としては生徒は覚えられても、保護者の方はなかなか覚えることは難しいです。
しかし、向こうは知っていると思って話しかけてくださるので失礼のないように、その人を覚えるためにも人を見るという視点を鍛えておくのはいいと思います。
それから人の見方は他の業種・企業でも役に立つのではないかと思います。
人を覚えるコツ・人を見るポイント。これはぜひ覚えておいてください。
ブログ記事の内容は動画と同じです。
動画「教員あるある?教員の職業病②見た目・外見から人を見分ける教員のワザとは?」も是非ご覧ください。
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