皆さん、こんにちは。一歩先ゆく音楽教育、原口直です。
現在は学校での教育研究の経験と、未来につながる新しい学びについて情報発信しています。
このYouTubeチャンネルでは学び続ける先生と学生さんのために、学校で役立つ情報と提案を発信しています。
教員として音楽科教員として、やはり日々のコンディション(体調)はベストに整えておきたいものです。教員の仕事は体力勝負そして知力勝負でもあり、精神力の勝負でもあります。そして授業や部活動は肉体労働です。
そういった中で日々健康でベストな状態でいるために気をつけていたことがあります。
特に音楽科は音楽科目としてもそうですが、音楽家としてのパフォーマンスをすることもあり、体調は万全にしておくことが必要です。私がどんなことに気をつけていたのか3つご紹介します。
この記事は、次のようなことを知りたい方に是非ご覧頂きたい内容です。
▶「教員としてまた音楽家として気をつけることはなに?」ということを知りたい方
▶「プロとして気をつけておきたいことは何か?」ということを知りたい方
この動画のほかには、
健康診断…学校で用意されている項目だけではない、オプションの健康診断を行っていたという話。また体の健康だけではなく、心の健康も大事だという話をしています。
仕事はもちろん生活も充実させるために、時間の使い方で私が考えていた事。また、ライフを充実させるために大切な、趣味や余暇の考え方・時間の取り方についてお話をしています。
併せてご覧下さい。
喉を守るため烏龍茶を飲みすぎない
音楽家にとっては「ウーロン茶が喉によくない」というのは定説です。教員はどの教科でもどの校種でも声は大きく、また長い時間しゃべり続けます。ウーロン茶は天敵です。
なぜウーロン茶はいけないのか?ウーロン茶といえば中華料理で出てきますよね。中華料理は油の多い料理が多いです。つまり油の多い料理の油分を流すため・分解するために必要なのがウーロン茶の成分なのです。油を分解するということは飲むとさらにのどが乾いてしまって、また飲む。そしてのどが渇くという悪循環になってしまうのです。
ウーロン茶を飲むのは少量は良いと思いますけれども、歌を歌う日、また授業が多い、長くしゃべる時間があるという場合には控えた方がいいと思います。
授業はもちろん、学級の活動の中でも大きな声を出し続けるというのは教員にとってはよくあることです。ウーロン茶の飲み方についてよく気をつけましょう。
マスクで喉を守る
のどを守るためには乾燥の戦いが必須です。夏はクーラーで乾燥、冬は湿度が低下して乾燥。つまり1年中乾燥をしているという状態です。
2020年からは日常的に外でもマスクをするようになりましたが、私はもっと前から冬は特にマスクを着けていました。マスクは冬は必需品でしたけれども、例えばホテルに宿泊する時やクーラーが効いているところに長い時間いる場合には年がら年中マスクを着けていました。
最近は設置されているところが多いですが、以前は加湿器がないようなホテルもありましたので、それはとても困ります。加湿器があったとしても、私はビジネスホテルなどに宿泊する時にはバスタブにお湯を張って寝る。それからバスタオルを枕元に吊り下げて寝る。それから水の入ったコップも枕元に置いておくなどといった工夫を人一倍気を付けていました。
乾燥からのどが痛くなり、そこから風邪をひいたりということもあります。音楽科にとって声はとても大事なものですので私はマスクを冬も夏もしていました。ウイルスとの戦いがあってもなくても、乾燥との戦いでマスク必需品です。
睡眠時間を確保する
歌う前・授業前は睡眠が大事です。学校での授業や学活は激しい運動だと私は思います。その中で睡眠はとても大事です。睡眠は喉はもちろんのこと身体にとっても大切ですし、心を休めるためにも大事なことです。また頭の中を整理するといったそういった効果もあるので、睡眠をきちんと取ることはとても大事なことです。
理想は6時間から8時間と言われています。睡眠をきちんと取ることで心も体も安定します。睡眠時間を削らないようになるべくしたいものです。
最近は「睡眠の質」という言葉が流行っていますね。書籍『スタンフォード式最高の睡眠』という本がとても売れていて、睡眠の質について話題になっています。どういった睡眠をとればいいのかということも考えてみるといいかもしれません。
まとめ:音楽教員が最高のパフォーマンスを維持するための3つの心がけ
授業や学級。自分がベストなパフォーマンスができること。そして、激しい運動・肉体労働ですので、そういったことに打ち勝つために心・体の健康はとても大事なことです。日常のささいなことから気をつけてみてください。
このサイトの記事の内容は動画と同じです。
動画「音楽教員が最高のパフォーマンスを維持するための3つの心がけ」も是非ご覧ください。
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